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女性というのは、「悪い男」だと知りつつ、なぜか好きになってしまう人がたくさんいます。 口で、「優しくて真面目で安心感がある男」と素敵な出会いをして結婚したいと言いながら、最後は、悪い男を追い求めて、やっぱりダメ男と付き合ってしまう・・。 これは、女性の心の中に最初から矛盾を抱えているせいかもしれません。 女性は情熱的でいつも刺激を与えてくれそうな男性を夢見ているのに、現実的な結婚となると、思いやりのある良きパパを求めているのです。 この矛盾が「いい男」より「悪い男」に惹かれてしまう原因なのです。 ★なぜ、「悪い男」に惹かれてしまうのか、その理由と見分け方についてご紹介しましょう。
浮気性の癖があったり、性格が乱暴であったり、お金遣いが荒かったり、他人を思いやれる余裕のないような「悪い男」が、女性にモテて人気があり、惹かれています。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の1点目は、種族保存をするためには強い男を関係しなければならないという生物学的なことからです。 男女ともに、種族保存の本能があって、強くてたくましい子孫を残していきたいという欲求がすでにDNAに組み込まれているのです。 この女性の本能に従うと、個性的で体も鍛えられてがっちりしていて、ケンカをしても強く、性的な関係でも女性を満足させられるような強い男性に惹かれるものです。つまり、強い子孫を残すためには、まずは強い体の持ち主が必要なのです。 一方、「いい男」というのは、外見的には理性的で喜怒哀楽も激しくなく、繊細で優しく、真面目にコツコツ働くようなイメージを持っているのでしょうが、明らかに矛盾するでしょう。 こういう「いい男」は、現実的には、ひ弱さがあって、男としての強さを感じさせないところがあります。 ですから、「いい男」を望みながら、刺激のある「悪い男」に惹かれていってしまうのです。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の2点目は、「悪い男」には、危なっかしさ行動が多いため、自分がそばで守ってやらなければという母性本能が強く働くからです。 性格の悪い男とか、やんちゃ坊主といわれるような男は、彼女に迷惑をかけるケースが多いのでしょうが、女性の中には、そういう男を世話し、立ち直らせたいという母性本能に火がついて、ダメな男を魅力的に感じることがあります。 「悪い男」というのは、周囲の迷惑を考えない子供っぽい性格をしていて幼稚なところがあるため、そういう幼稚さに母性本能をくすぐられるのでしょう。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の3点目は、「悪い男」は自分勝手で、好きに遊びまわるようなところがあるため、何とか、更生させてやりたいという気持ちに駆られるからです。 仕事をしないヒモ男、パチンコ屋に通いつめるギャンブル男、借金してまで夜中はキャバクラ通いをしているようなダメ男を見ると、自分が頑張って一生懸命働いている姿を見せると、次第に変わってくるのではないと期待する女性がいます。 自分が真面目な男に育て上げたいと思っているのでしょうが、ダメ男はどこまでいってもダメ男で、簡単に生き方を変えることはありません。 ですが、こういう男に限って、夜のテクニックは刺激的で抜群なため、離れられないのです。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の4点目は、「悪い男」は遊び慣れているだけあって恋愛経験も豊富なため、夜のベッドテクニックが抜群で、刺激がほしいからです。 少し不良っぽい男性は、女性と遊び慣れている人が圧倒的に多いのが特徴で、夜のベッドインのテクニックの上手さだけで、女性を離れなくさせるものを持っています。 「いい男」は女性に気を使いながら、優しい営みになりますが、女性が本当に欲しているのは、ワイルドな営みであって、男と女の情熱的な営みですので、強くてたくましい男性に抱かれたら、イチコロの女性も多いのでしょう。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の5点目は、普段、味わえないようなスリルを感じさせてくれるからです。 女性は、もともと好奇心が強く、刺激を求める気持ちが強いため、どうしても自分で経験できないような男性の世界に憧れてしまうことがあります。 そういう点、悪い男は遊びなれているため、女性をパチンコや競馬に連れて行ってくれたり、夜には、女性同士では絶対いかないようなオカマバーに連れて行ってくれたりすると、普段の女性の生活では味わえないような刺激やスリルを感じることができます。 女性は、自分の知らない非現実的な日常や世界をたくさん見せてくれる男性に惹かれるもので、そういう男に対して、カッコいい男性だと錯覚してしまうのでしょう。
★「いい男」より「悪い男」を選んでしまう理由の5点目は、「いい男」は、生活を支えてくれる能力があっても、日常の毎日の生活では刺激がなく退屈してしまうからです。 どんな女性も、優しくて性格もいいし、顔もイケメンで「いい男」なのに。話をしていてもつまらないし、一緒にいても何の刺激もない、ベッドインの行為も淡白という人がいるでしょう。 刺激を欲している女性にとっては、空気みたいな存在である男はつまらないと感じ、本能的に、強くてたくましく、性的にも強く、そのうえ、予測のできないような行動をする男性に惹かれてしまいます。 結婚は別にしても、恋愛は非日常的な行為ですから、刺激のない恋愛は、恋愛とは言えないのかもしれません。
女性の中には、どうしても「悪い男」の危険な香りに引き寄せられてしまう人がいますが、結果的には、不幸になることが目に見えています。 ★ここでは、「悪い男」の見分け方についてご紹介しますので、しっかりチェックされて「悪い男」にだまされないようにしましょう。
付き合っている男性に結婚するつもりがあるのなら、将来のこと、つまり結婚のこと、子供のこと、家庭作りのことなど、いろいろと話すものですが、こういう未来の話がまったく出ないのは、遊び相手と考えています。 将来の結婚の話が出ないにしても、自分の夢を語って、自分の支えになって欲しいなどといわれるものですが、そういう自分の胸のうちに秘めているものを少しも語らないのは、「悪い男」の可能性が大きいので、しっかりチェックしましょう。
これは、普通の形で知り合った関係ではなく、合コンなどに行って、その場で意気投合して付き合うようになった男性によくあるケースです。 仕事のことを聞いても、「何の仕事をしているのか言わない」「仕事の内容がよく分からない」という人は、胡散臭い男であることには間違いないので、まともな職業でないか、あるいは、仕事についていないケースもあるので要注意です。 なかには、女性を落とすために、弁護士だとか税理士などと嘘をつく人もいますが、こういう人は、話している内容から矛盾している点がボロボロ出てきますので、会話のないようを要チェックです。 わからない場合には、彼の友達に聞くのもいいでしょうが、おそらく、彼の友達も同じ程度の人間ですから、聞いても無駄かも知れません。 いずれにしても、仕事の内容が分からないのであれば、絶対に付き合わないことです。
「悪い男」の中には、浮気癖があって、何人もの女性と関係している人がいます。 「悪い男」は話題が豊富で話も上手く、女性の気持ちをつかむのも上手いですから、誘われたら、すぐに付き合いたくなるかもしれませんが、彼の女性遍歴をしっかり調べてから付き合うことです。 「悪い男」は簡単に前の女性のことを話すようなヘマはしないため、聞き出すのは難しいでしょうから、彼の女性に対する態度や言動、普段の行動はどうしているのかなどを観察するといいでしょう。 ですから、女性関係の多い男は、「女性への褒め言葉が多い」、「やたらスキンシップをしたがる」、「夜に連絡が取れない」、「彼の友達に遊び人が多い」などの特徴がありますので、しっかりチェックしましょう。
女性を不幸にする「悪い男」の中には、気前よく、仲間の飲み代を奢ったり、高級品を身に付けたりする人がいますが、自分の稼いだ所得内なら、他人がとやかく言うことではないでしょうが、見栄を張りたいだけのために、借金までする男がいます。 こういうお金の使い方しかできない男は、いずれ、収入以上の債務を抱えることになって、二人の関係を否応なく終わらせてしまいますので、しっかり見分けることが大切です。 見分け方としては、「ギャンブルによく行っている」「友だちと飲みに行ってもよく奢っている」「高級時計を付けている」「外車に乗っている」「趣味に多額の金を注ぎ込んでいる」などの特徴があれば、金遣いは荒いと見ていいでしょう。
「類は友を呼ぶ法則」があるように、男性のことを知りたければ、まず、男性がつるんでいる友人関係を見れば、だいたい分かるものです。 女性好きの遊び人の友だちが周囲に多いと、彼も遊び人の仲間でしょう。 ギャンブル好きの友だちが多いと、彼もギャンブル好きのはずです。 どんなに「悪い男」でも、女性を落とすときには、善人ぶった顔をして、優しく声をかけてくるため、その場で見抜くことは難しいでしょうが、彼の友だち関係を見れば、一目瞭然です。 悪い友だちと付き合っていれば、彼も友人からかなりの影響を受けているのは間違いなく、結果的に、厄介ごとが持ち込まれることが多くなるはずです。 彼は、友だちの鏡だということを知っておきましょう。 |
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