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人間は言葉を使える唯一の生き物ですが、悪い言葉、汚い言葉を使うと、不幸な恋愛を引き起こすことになり、美しい言葉、あるいは男を本気にさせるのは、自分が幸せになる「言葉」を持っている女性は、自分の魅力を高め、いい男性を引き寄せることになるのです。 ★ですから、本気にさせる女性としては、自分が幸せになる「言葉」を持っているのです。 日々何気なく使っていた言葉に、もっともっと注意を向け、自分の魅力アップに役立ててください。これは恋愛だけでなく仕事、勉強、そのほかあらゆることに好影響をもたらしてくれるでしょう。 人が心を平静に保てるのは、驚きや喜びや怒りという感情を、言葉にして口から吐き出しているからではないでしょうか。もし言葉がなかったら、感情をもてあまして爆発してしまうかもしれません。 人は、心の中に積もっているさまざまな思いを、一つひとつ言葉にできる才能を持っています。言葉は、人間にとって大切な財産です。それと同時に危険なものでもあります。なぜかというと、言葉は、その人のエネルギーが姿を変えたものだからです。 ★ここでは、男性を本気にさせるような幸せになる言葉を、どのように見つけたらいいのかをご紹介しましょう。
三島由紀夫の『金閣寺』という小説に、とても好きな一行があります。「雪は私たちを少年らしい気持ちにさせる」というものです。 そのとおりなのです。とくに雪の少ない場所に生きている人間は、ちらちら降ってくるわずかな雪を見ただけでも、懐かしく心温まる情景をイメージするものです。 大人になって恋愛や仕事、人間関係でさまざまな闘いを続けていて、ときに自分を忘れてしまいそうになったとき、空から舞い降りてくる雪を見ると、時間が過去へと戻っていきます。 そして思うのです。こんな生き方は間違っていないだろうか。はたして今の恋愛は、自分のためになるのだろうか。誰かを犠牲にして満足していたのではないか、と。 ★ですから、小説などを読んでいるときに、気になった言葉をメモされるといいでしょう。 それを書き留める言葉ノートのようなものをつくってみてください。あなたのこれからの恋愛や人生を美しく彩るような言葉が、いくつも刻まれることでしょう。
★また、日記を書くかわりに、「わたし格言のノート」をつくってみるのはいいでしょう。 人間関係では、日々さまざまなことがあります。たとえば、いやな人と仕事をして、「どうしてあの人はわたしが意図したことをわかってくれないのだろうか」と感じた日には、こんな格言が出てくるかもしれません。 「あの人は、私を理解する前に、課長の笑顔、気にしている」 家に入ってお風呂に入って、気持ちよく伸びをしたあとに、ビールでもウーロン茶でも好きなものを飲みながら、ノートを開いてください。 ゆったり過ごす自分の時間に今日一日を振り返り、あなたの本当の気持ちに向き合って、文字にしてみてください。 ★誰かにだらだら愚痴をこぼすよりも、よっぽど素敵です。 もちろん、一日の中にはいやなことばかりではなく、仕事をほめられたとか、友だちのいいとろこにあらためて気づいたとか、好きな人が話しかけてくれたとか、素敵な出来事だっていっぱいあったはずです。それらを思いつくままに、楽しみながらつづっていくのです。
すると、表現力が豊かになってきます。 ★あなたが気づいたひとつの言葉が、あなたの心を美しく化粧してくれるのです。 「わたし格言」をつくろうとすると、今まで気づかなかったことに目がいき、それをきちんと見つめるようになります。ただ目の前を通り過ぎた事実ではなく、自分の気持ちに触れた出来事を表現するようになるはずです。 毎日楽しみながら表現力を磨くことが、恋愛にもよい影響を及ぼし、必ずそれを素敵なものに変えていくでしょう。 真っ白な一ページを日記という形で埋めていくのは大変かもしれません。ですが、この方法なら、案外ラクではないかと思います。ぜひ挑戦してみましょう。 |
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