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女性にとって、「愛することと愛されること、どちらが幸せなのでしょうか」と問えば、ほとんどの女性は「愛されたい!」と思うのではないでしょうか。 ★「愛されたほうが幸せに感じることができる」と思っているのが現実です。 もちろん、女性の幸せは、「自分から愛したい!」「自分が愛すること」という女性もいると思いますが、これに関してはどちらが正しいという結論はありません。 ある女性は、これまでずっと、自分の手に入らない相手を追いかける恋をしていて、たとえその男性が女性の思いに応えてくれなくても、女性は彼を愛することで、恋愛をしていると実感できたそうです。 ですが、やはり結末は悲しいものになってしまい、男性には、複数の女性がいたあげく、彼女はフラれてしまったということです。 いずれにしても、愛されたいと思いすぎているのは、相手の男性にとっては重いと感じることもありますので、注意が必要です。やはり「愛し愛されつつ」がいいのかもしれません。 ★ここでは、「愛されることの幸せ」と「愛することの幸せ」について、検証してみましょう。
そんな女性に、ある日、別の男性がアプローチしました。追いかける恋を続けてきた彼女は、簡単に手に入ってしまう恋愛にすごく戸惑いましたが、彼を受け入れてみることにしたのです。 そして、経験したのは、彼の家に、自分の歯ブラシを置き忘れても怒られないという新たな衝撃です。今までは、相手の家に自分の痕跡を残すことはタブーとされていました。 これまでのクセで、「忘れていっちゃって、ゴメン!」と、とっさに謝ってしまった彼女に、彼は「なんで謝るの? 置いたままでいいじゃないか」と笑っていました。このとき彼女のなかに生まれていた感情は、「好き」という情熱よりも、居心地のよい安心感だったそうです。
また、別の女性はこう言います。 「本気で好きになれる人に出会えるだけでも、ものすごくラッキーなこと。誰かを猛烈に好きになること自体が奇跡のようで、なかなかできないんだから。誰かを好きになれるだけで幸せだよ。たとえそれがどんな結果になろうとも、間違いなく幸せだと思う」
さあ、どちらが本当に幸せなんでしょうか。 ★もしかすると、どちらも幸せだし、どちらも幸せでないかもしれません。 まるで謎かけのようですが、このテーマに答えはありません。これは、本当に人それぞれで受け止め方が変わってしまうからです。 報われない、追いかける愛に疲れていた女性は、その反動で愛されることを選びます。ですが、彼女の傷が癒えて、再び恋をするパワーを取り戻したとき、それでもまだ愛されることを望んでいるかどうかは、誰にもわかりません。 独立心が旺盛な自由な女性ならば、相手の過剰な独占欲を嫌がるからです。 愛し、愛されることが一番幸せなのは、誰もが知っています。 ですが、両者が常に同じレベルで愛情を注ぎ続けるというのは、なかなか難しいことでもあります。 ある時期は男性が女性のほうを強く愛し、また別のときは、男性が女性のほうから深く愛されているかもしれません。
結局は、自分自身、どういう状況が一番満たされていると感じるか、ということなのだと思います。 「愛されていれば幸せ」なのか、「愛していれば幸せ」なのか。 あなたは、どちらにより共感しますか。 これは、女性たちの永遠のテーマでもあるでしょう。 |
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