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もし、あなたが彼を好きだということを彼が知っていれば、あなたの優しさや支える行為は、あなたのエゴになってしまいます。
たとえば、あなたが彼の恋愛対象内なら、次のようなシナリオになるでしょう。 「俺は彼女のことを気に入っていた。でも、俺の思いはなかなか彼女には伝わらない。あるとき彼女は楽しく振る舞い、あるとき彼女はとてもそっけない。彼女は俺を好きなのだろうか? 分からない。俺が電話をしても話し中だったり、繋がらないことがある。でも、一緒にいると楽しそうだ。数ヶ月たったあるとき、彼女をデートに誘い、勇気を出して告白した。彼女は笑顔で俺に言った。『ずっとあなたのその言葉を待っていたの』」 という感じです。 ★このシナリオで重要なことは、あなたは彼に好きだと確信させてはいけないということです。「俺を好きなのか? そうでないのか?」と悩ませる必要があります。 そのようなシナリオを書いたら、行動に移ります。あなたの役どころは決まっているのだから、送るメールの内容も頻度も自然と決まるはずです。
★恋愛対象外の女性であれば、まずは日常の会話を足がかりに、なんとか彼と繋がることです。でも強引に繋がれば、彼はあなたの下心に気づいてしまいます。 焦らずチャンスを待ち、知恵を絞ってチャンスを作るのです。 なんとか彼に関わることができれば、彼に「好き好き光線」を出すのではなく、彼の価値観や仕事のつらいところなど、内面的なものに触れることが重要となるでしょう。 あるときは、単に楽しい話をするだけかもしれない。あるときは、あなたに自分の生き方を語る。あるとは彼は、会社の愚痴をこぼすかもしれない。彼がたくさんのことをあなたに話すようにする。あなたはよき友達として、よき理解者として、彼を支える。 ★このとき彼は、あなたが彼を好きだということに気づいていないということが重要です。彼があなたを好きになることがまず先決です。
相手が思わぬ方向にいくことはよくあります。たとえば、 ・ 手に入りそうな距離にいたはずなのに、連絡が全くこなくなる ・ デートで盛り上がるはずが、今日の彼の態度は上の空 ・ パーティーで別の女性とイチャイチャしているなど。また、最初から思い通りにいかないことがあります。 ・ どうしても彼と接点を持てない ・ 彼はいつも隣にいるのに、どうしても会話ができない その場合、あなたは慌ててはいけない。恋というのは、慌ててうまくいくことはほとんどないものです。落ち着いてもう一度、シナリオを書き直す。 もしかしたら、彼には別に恋人がいるかもしれない。もしかしたら、彼にとって恋愛対象外かもしれない。彼の行動がしっくりくるようにシナリオを書き直さないとうまくいかないでしょう。 シナリオは常に書き直しする。シナリオを書く行為は彼を正確に知る行為であり、自分を正確に知る行為でもあります。彼の背後で起きたことの予想も含め、シナリオと彼とあなたの関係にズレが生じなくなったとき、あなたは彼を知ったことになります。 ★そのシナリオが書けるとき、そして、シナリオ通りに行動できるとき、あなたは好きと言わずに相手を好きにさせるコツを身につけることになるのです。 男性によっては、どうしても彼が恋に落ちるシナリオが書けないときがありますが、彼を得たいのなら、それでもシナリオを書くしかありません。 書けないシナリオは基本的にはありませんが、世の中に男性はたくさんいます。男性があなたを好きになるというシナリオを書きやすい男性を選ぶのも大切です。 |
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