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ティッシュペーパーを1枚抜き取り、「このティッシュで好きなことをやってみて」と言ったとき、彼はどう扱うでしょうか。 1枚のティッシュペーパーは薄くてやわらかく破れやすいものです。それをどう扱うかは、その人が自分自身の傷つきやすさや繊細さとどう向き会っているかを表しています。
折りたたむ人は、恋に破れると、傷つくというよりはむしろ、反省する人です。 自分の何が悪かったのか、自分に魅力がなかったのか、相手にふさわしくなかったのかなど、恋がうまくいかなかったのかなど、恋がうまくいかなかった原因をくよくよ考え、しばらく反省する日々を送りそうです。
大胆にビリビリに破った人は、恋に破れると「もうどうにでもなれ」とばかりに自暴自棄になってしまう人です。ムシャクシャして周囲に八つ当たりしたり、ヤケ食いに走ったりします。細かくちぎった人は、いつまでも未練がましく泣いているかもしれません。
恋に破れても平気な顔のできる人でしょう。 本当は自信が打ち砕かれ、自己評価も少し下がっているのに、人前では強がり、自分自身にも「こんなことで落ち込むな」と言い聞かせようとするでしょう。「たかが失恋、傷つかないぞ」と強気にふるまってしまいがちな人です。
恋に破れると、ショックと悲しみから自分の中に引きこもり、自身を悲劇の主人公のように思いがちな人です。そう思うことでますます感情が高ぶり、失った恋は、他の人には体験できないかけがえのないものだったとなつすしみます。そして、傷ついた気持ちを詩などで表現したりもするでしょう。
自分自身の繊細な部分を切り捨て、見ないようにする人です。 失恋ぐらいでは傷つきません、というよりは、「傷つかないぞ」と自分自身に言い聞かせようとします。好きだったはずの相手のことも、「別にたいした男(女)じゃなかった」などと、わざと低めるような言い方をしそうです。
どこか夢見がちな人で、恋に破れても、そんなに深くは落ち込みません。 いつかまた、きっといい恋ができると信じています。過去の辛い体験も、心の中でいつのまにか美化され、なつかしい思い出となっていくようです。ファンタジーのようなやさしくて、奇跡に満ちた恋に憧れる人でしょう。 |
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