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男というのは、最初の印象が良くても何回か会っているうちに、化けの皮がはげていくことが往々にしてあります。あるいは最初に出会った頃は、あまり関心がなかっても、何回か会ううちに、男の良さが分かってくることもあります。 世間では、よく一目惚れで結婚したという話を聞きますが、現実的には、そんなに一目惚れですぐにでも結婚したいという気持ちになることはなく、普通は、好きでも嫌いでもないところから交際が始まり、何回か会っているうちに好きになって結婚したというケースが多いものです。 ですから、「ちょっといい男だから、会ってみてもいいかな」と思える男には、2、3回は会ってみることです。 結果的に、恋愛にまで発展しないことが多いかもしれませんが、なかには恋愛に発展するケースもあるわけですから、恋の芽を残しておくことも大切です。 単に遊び相手として考えているなら、一目惚れで、早く燃えて早く冷めても問題はないでしょうが、これでは大人の恋愛は続きません。 出会ってから好きになるまで時間をじっくりかけ、そして恋愛感情を静かに熟成させたような恋愛なら、大人の恋に変身し、いつまでも相手のことを思いやるホンモノの恋になるのです。 ただ、友だちを介して初めて出会ったようなケースであれば、よほど気の合った相手でない限り、次回にいきなり二人だけで会うのは避けたほうが良いでしょう。 どちらかが話し上手でリーダーを取れるのなら別ですが、普通の関係なら、相手の状況をほとんど把握していないことが多いので、二人だけで会ってすごく盛り上がることなどはほとんどありません。 相手の勤務先は知らないし、趣味や家族のことも何も知らない状況で、話題に困ってしまうのがオチで、逆に沈黙が続いたり、話題の提供に神経をすり減らすなどして、クタクタに疲れ果ててしまうだけです。 それが原因でお互いがギクシャクしてしまうと、育つ恋の芽も育たないうちに終わってしまいます。 できれば、友だち同士で合コンを開催して飲み会に誘うとか、あるいはカラオケに誘うなどして、友だち同士で会う機会を作ると良いでしょう。 こういう場で盛り上がれば、お互いに趣味とか興味の対象などがわかって、次回の話題に行き詰ることもなく、いい交際に発展していくことでしょう。 |
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