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女心は秋の空といわれるように、女性の感情は安定せず、喜怒哀楽は激しくて、直感的で気分屋な一面があります。 だから、男性にとっては、女性が急に泣き出したり、起こったり、ヒステリー状態になると、手が付けれなくなってうろたえてしまうこともあるはずです。 たとえ、肉体関係のある彼氏や彼女の関係であったとしても、彼女に対して、うっかり横柄な態度を取ったり、気遣いのない言動を繰り返していると簡単に嫌われてしまうことだってあります。 ★ここでは、女性がそっけない態度を取る理由を知って、自分の言動や態度に落ち度がないように細心の注意を払いましょう。
★男性と女性の大きな違いは、何と言っても生理があるかどうかではないでしょうか。 女性の生理には周期があり、ホルモンの分泌量で精神的に少なからず波ができ、感情の起伏が大きくなる時期があります。 その周期には、妊娠しやすい時期と妊娠しにくい時期があり、子どもを作りやすい時期は男性を受け入れやすい精神的状態になっていますが、子どもができにくい時期には、イライラが募ったり腹痛があったりと、気持ちもブルーになり、ヒステリーを起こしたりすることもあります。 そして、生理が終わると、女性ホルモンの分泌も旺盛になりノリノリで愉快でハッピーな気分になって、能天気な言動が増えます。そういう時期には、無意識で何も考えずに男性からの誘いや口説きに乗ってしまうこともあります。 逆に体の受け入れ態勢ができていない子どもができにくい状態のときは、彼氏や夫であっても、近づかれただけで鬱陶しく感じイライラしてしまいます。 男性としては、自分の言動ではなく彼女の体調関係で、突然、無視されたり、ストレス解消で八つ当たりされることもあるということを知ってくといいでしょう。 いきなりシカトされた後、しばらくしたら急にメールで連絡が入ったり優しくなるようだと、生理が理由で突然冷たい態度になったり避けられたりしたと考えられることもあります。 ★生理でストレスが溜まっているときに、告白したり追いかけるようなことをすると、ヒステリーを起こされた勢いで振られることもありますので、女性に対する接し方扱い方には生理の周期を知っておくといいでしょう。
★一般的に恋愛関係が進展しないカップルは、会話が途切れたり、話す話題がなくなり、沈黙が続いています。そんなとき、女性は、「一緒にデートしていても退屈でつまらない、面白くない」という理由だけで、突然不機嫌になって帰ってしまうケースがあります。 男性同士の知り合いだと、以心伝心の呼吸で対話がなくても、それほど苦になることはなく、それなりの意思疎通は図れますが、女性はコミュニケーションを取る手段が会話であり、とにかく言葉で気持ちを伝えないと、つまらない男というレッテルを貼られます。 ですから、デート中、一緒にいても、会話が続かない、話がつまらない、面白くないと思われると、当然、この人とは意思疎通ができないと判断され、振られるきっかけになります。 また、女性が、「今日のデートでは、彼にすべて任せてしまおう」と決意して臨んだときに、彼のほうが慎重で奥手で、何も手を出してこないし、スキンシップも求めてこなかったら、女性の熱も一気に冷めてしまいます。それは刺激がないからです。 女性が退屈してつまらないと思うのは、その裏には、面白みがなく刺激がないからであり、つまり、女性はいつだってワクワクドキドキ感を求めているのです。 たとえ、イケメンでルックスが良くても、たいした話題もなく、一緒にいても退屈でつまらないと思われてしまうと、やはりそっけない態度になって急に冷たくなったりします。 そういう意味では、容姿がイマイチの不細工男のほうが、男らしさや荒っぽさがあって、すぐにスキンシップを求めたり、下ネタの話をしたりするなど、刺激的に感じることがあるようです。女性としては、行動的なオスの魅力を感じて、意気投合するのです。
★女性の本音としては、「言わなくても察して欲しい」という願望が強く、自分の気持ちをストレートに表現できないぶん、男性が女性の無言のメッセージをいかに正確に読み取るかが大切なのです。 女性の恋愛は、いつもドラマチックな展開を想像しては、ドキドキ感を味わいたいと願っているものであり、その心の奥底には男性に愛されたい、男性に特別扱いされたい、強引なキスをされてみたい、などという願望があるようです。 たとえば、女性が好意を寄せている男性とデートに臨んだようなときには、彼女としてはデートの段取りがすべてイメージされており、その通り運んでもらいたいと思っています。 高級なレストランでワインを傾けながら食事をして、その後は、海辺を手をつないで歩いてみたい、彼からそっと肩を抱いて欲しい、木陰では優しいキスをされたい、自然にボディタッチされたい、ホテルでは優しく抱いて欲しい、などと妄想を抱いています。 そのため、女性は好意を抱く男性に対して、しぐさや態度、行動を通して、自分がして欲しい妄想を何らかのメッセージやサインで伝えようとしています。 そういうときに、空気の読めない鈍感な男性は、女性が出しているサインを見逃して期待を裏切ってしまいます。だから、女性は、自分の欲求が満たされなかったとき、男性に対して大幅なマイナス評価を与え、女性の好感度は一気に下がって急激に冷たくなるのです。
★女性は想像するよりもデリケートで、細かい言動に心を傷つけられてしまいますが、無神経な男性は気遣いないうちに女性を傷つけるようなことを口にしてしまうことが多いです。 特に女性は否定や批判されることに慣れていないため、男性に比べて批判的な言葉や否定的な言葉をぶつけられると、悪口を言われたのと同じような気持ちになり、男性が思う以上にダメージを受けやすいです。 毒舌系や乱暴な言葉遣いは男性が考える以上にマイナス評価になってしまい、急に冷たくなったりそっけない態度になったりするでしょう、 女性と会話するときやデートをするようなときは、常に楽天的になりポジティブな気持ちを共有し、理屈ではなく感情で雰囲気を明るくすることが長くつき合うコツといえます。 「おいしい」「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」などのプラスイメージの言葉を口にするだけで、女性からは一緒にいて楽しい人というイメージができあがります。 会話をしている最中、彼女がたとえ間違ったことを言ったにしても、正論で言い返したりせず、嘘でも煽てたほうが女性は満足します。 また、どんなときでも、女性の欠点やコンプレックスを刺激するような言葉は絶対に使ってはいけないもので、基本的にはNGワードです。
★女性はかまって欲しいと思うとき、男性にかまをかけて試そうとするときがあります。たとえば、本気で思っているのか、本命としての気持ちで愛情を注いでくれているかなどを知りたいときに、かまをかけてくるのです。 具体的には、メールや電話を自分からしなくなったり、急にそっけない態度で接したり、わざと怒ったフリをして黙り込んでみたり、あるいは、他の男性と仲良くして嫉妬心を煽ってみたり、などです。 好意がある男性から注目されたいがために、ちょっとした意地悪な態度や素振りをして、男性がどういうリアクションをするのかを待っているのです。 女性心理としては、ダイレクトに口に出して、して欲しいことを要求するようなことはできませんが、心の内には、「強引に抱かれてみたい」「優しい言葉を耳元で囁いて口説かれたい」などという願望を秘めています。 男性としては、このような複雑な女性心理の機微を理解した上で、願望を満たすような言動や振る舞いをしてあげることです。 女性は基本的に愛情確認が欲しいのですから、プレゼントをしたり、優しい言葉を投げかけるなど、サービス精神を発揮して、「やっぱりこの人は私を大切に思ってくれている」と女性に思わせることが大切です。
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