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どんなカップルでも、つき合い始めの頃は、彼や彼女のちょっとした仕草や言葉にも新鮮味を感じ、それだけで興奮したり、可愛く思ったりするものです。あるいは彼を頼もしく感じることもあるでしょう。 男も女も、ふとしたことがきっかけで、好きな気持ちが冷めてしまったり、あるいは、ちょっとした些細な仕草や言動で惚れ直して、「やはり彼女を選んでよかった」とか「彼に決めてよかった」と思う瞬間があったりします。 ★そう思わせる瞬間というのは、日頃の女磨きの結果から自然に出ることです。好きな彼を手放さないためにも、あなたとつき合った頃を思い出しながら、彼の心を惹きつけた点をチェックしてみましょう。
★仕事で疲れきって帰ってくる彼に笑顔を見せ、美味しい料理を食べさせてあげて、スタミナをつけて明日気持ちよく送り出してあげれば、女性の役割は100パーセントこなしているのです。そんな彼女を見て彼は選んでよかったと惚れ直すのです。 今の時代の女性に必要なのは、やはり家事をこなす能力ではないでしょうか。 基本的に女性は、いい男と結婚して支えていくのが任務ですから、自分がいいところに就職して男と競争する必要はないのです。 今は、可愛い女性が男性社会に出て、働いて自立するのは非常に難しい時代であり、まして男でも就職するのに困難な大企業に入社できる確率は非常に低いです。それよりも、その大きな企業に就職した男と結婚すれば、それが女の子の合格になるのです。 部屋がきれいに片付いていて、洗濯物もちゃんと洗って、美味しい料理を作っている女性に、男は文句など言いません。それよりも、女性の可愛らしさがたまらなくて、「こいつのためなら、死に物狂いで働いて楽をさせてやろう」という気持ちになるのです。 それは理屈ではないのです。 一見、女が男に従うことで、負けたように思われるかもしれませんが、結果的には、女が男に従うことで、男は女のために命を賭けて働くのです。「柔よく剛を制す」というように、女性は男に黙って従うことで、男を思い通りに働かせることになるのです。 これが天地の法則です。これを知らない女は、夫が疲れきって帰っているのに、「今日は、あなたが料理をする番よ」とか「お風呂掃除をしておいてね」などと平気で言うのです。 明らかに男を対等に扱っているのですが、こういう家庭は天地が逆転しているといって、幸せな家庭が築けず、何かと家庭内でのトラブルが絶えないのです。 「あたし家事なんかできない」 「お母さんの手伝いなんかしたことがない」 「得意料理もなし」 とおおっぴらに口にする女性は、いい男には相手にされないのです。 言うまでもなく、仕事もしない男は性的な欲望しかないから、家事ができなくても口説いてくるでしょうが、いい男は女の体が目的ではないのです。 仕事のフォローをしてくれる「かわいい女性」を求めているのです。 陰と陽の関係をしっかり勉強しておきましょう。
★お弁当でも女が彼のために愛情を込めて作ったものは、たとえ昼ごろになって冷えていても、店屋で注文する弁当よりも美味しいものです。この違いは彼女の愛情が込められているからです。 母となり、妻となり、また子の親となることを考えますと、食事とかお弁当のみに限らず、妻の愛情は非常に大切なことです。 たとえ結婚前であっても、一生懸命、料理を作っている彼女の姿は、男にとってはかわいくいじらしく、抱きしめたいという気持ちにさせられ、彼女を選んでよかったと思う瞬間でもあります。 女性の料理は下手でも良いので、彼のために愛情をこめた料理をしてあげほしい。下手なのは、そんなに問題ではないのです。一流シェフではないのですから、旨い料理が作れなくてもよく、「いつもは上手にいくのに、今回は失敗しちゃった」といえば、怒る男などいないはずです。料理を作っているエプロン姿はかわいくて、それだけで満足してしまう男もいるぐらいです。 下手なのではなく、料理を最初から作ろうとしない女性は、いい妻になる資格はありません。ただ、結婚すれば、美味しい料理を出してあげるように努力する必要があります。 女性の本質は、温かさ、優しさ、しとやかさ、大きな包容力などでありますが、恋愛中のカップルの関係では、彼女は彼氏を大きく包み込まなければなりません。 「包む」ということは愛の働きであります。 昔から母のことを「おふくろさん」と言っていますが、この「おふくろ」も夫や子どもを包み込む愛の働きから言われているものです。 夫が会社に出勤するときには、夫をどういう服装で包むかも考えなければならないのです。始終、夫の服装に注意し、ワイシャツの襟足が汚れていないか、靴下の親指のところが破れていないか、シャツのボタンはとれていないかなどに注意して、いつも清潔でサッパリしたものを着せてあげなければなりません。 女性の本質は母性であり、その愛児を母乳で育てるように、家庭にあっては食事を整えるのを天分としています。その天分があるからこそ、炊事の分担を自然とまかせられているのであり、その食事を美味しく作るかどうかが、夫が仕事から勇んで帰るかどうかの問題ともなるのです。 妻が美味しくない料理を毎日出していたら、夫としても急いで帰ろうという気持ちが薄れますが、美味しい料理を毎日出されていると、帰るときには妻の顔が思い出されるとともに、妻の手料理を楽しめることも連想されます。 ですから、夫を家庭に引きとめておけるかどうかも、妻の手料理の美味しさにかかっていると言っても過言ではありません。
★恋愛でも、女性が素直に男に甘えられるような「かわいさ」があれば、結婚してでも、二人の恋愛は死ぬまで変わらないし、可愛く甘えられるたびに、彼女に選んでよかったと心の中で思うでしょう。 彼が帰ってきて疲れていると言ったら、優しくマッサージをしながら、彼を優しく抱いてあげればいいのです。彼が抱きたいといえば、また抱かれればいいのです。 子どもの頃は、あんなに女の子らしく可愛く優しかった君が、大人になるに連れて社会と勇ましく戦う戦士のような険しい顔になってしまったのか。あの優しさをどこへ置き忘れてしまったのだろう。男と女が平等であるなどという、ゆがんだ学校の教育など、信じなくていいのです。愛される可愛い女性は強くなくていいのです。 もう、暗い夜道も強がってひとりで歩かなくてもいいのです。強い彼に寄り添っていればいいのです。自分でマンションなど買おうと考えずに、家は、仕事のできる優秀な彼に建ててもらえばいいのです。彼女が素直に甘えることは、甘やかされていることにはなりません。 そんな素直で女性らしい甘えた姿を見れば、男は、あなたの本来の自然で美しい心を守るために、世の中と戦う決意をするのです。男とはそういう生き物です。 男性が社会と懸命に戦っている間に、女性は家を守り、子どもを育てるのです。すると、子どもは、父親の威厳のある背中と美しい心根のある母親を見て、立派な人間になるのです。それが今はどうでしょう。 かつて鶴田浩二さんが歌っていた「傷だらけの人生」の歌詞の一節に「右を向いても 左を見ても、ばかと阿呆のからみあい、どこに男の夢がある、好いた惚れたと獣ごっこがまかり通る世の中でございます」というのがありましたが、男と女の恋愛も汚れたものになっています。 結婚しても、2,3年で離婚するケースが増えており、長続きしないのです。結婚とは、男と女が精神的に成長するための道場であり、夫婦げんかもあり、愛し合うこともあり、労り合うこともあって、そのなかで、夫婦としてのあり方を学んでいくものです。 そして、最後に、夫婦道を極め、死ぬ間際に夫婦としての免許皆伝が天から授けられ、「あなたがいたからこそ、私は人生を100倍楽しませてもらいましたよ」と言って、楽しい想い出のみを心にいっぱい詰め込んで天寿が全うするものです。 それが、女性が素直にならず、男がそれに怒らず、お互いが成長しようという努力をしなくなり、真剣に話し合うこともないまま、離婚というパターンです。 今日から甘え上手になりましょう。
★女性も、マッサージやエステに通って、ツボを知っている人が多いと思いますが、ベッドでは、彼の頭皮から顔面、そして、肩、背中、足裏とツボを押してあげたら、もう、あなたから離れる彼はいないし、その至福の瞬間にこそ、彼女を選んでよかったとしみじも思うものです。 特に、ベッドでのふたりの愛の遊戯が終わった後に、部屋を薄暗い間接照明にして、静かにバスタオルをひき、アロマ・オイルで丁寧にマッサージをしてあげるたら、愛する彼は泣いて喜ぶこと間違いありません。 男は好きな女性から、凝り固まった肩や背中、首筋や、頭、そしてむくんだ足腰をマッサージしてもらえたらという願望を常に抱いています。 その証拠に深夜のマッサージ屋さんは、疲れたビジネスマンで満員なのです。これは多くの男は、仕事明けに「カラダの凝りを誰かにほぐしてもらいたい願望」を持っていることのあらわれです。 ここに彼からの愛情をさらに獲得するヒントが隠されているのです。 もし、そのマッサージの最中に彼が眠ってしまったりもするかもしれませんが、そんな時は、怒らずにゆっくり休ませて上げてください。それは彼があなたの前で完全にリラックスした証しでもあるのです。マッサージもとても心地よかったという証なのですよ。 相手のカラダをいつくしむ、という意味でも、ボディコミュニケーションとしてもいいです。そうすることで、疲れたらあなたを思い出し、愛しく思って会いたいという気持ちがいっそう高まります。 さらに、バスルームでシャンプーしてあげるとか、爪切りしてあげるとか、オプションをつけると、他の女との差もはっきり。
★デートの別れ際には、笑顔で、帰っていく彼のことを見送りましょう。振り返って、あなたがまだ見送ってくれていたのがわかれば、とても嬉しく思います。逆に、振り返ってみたらあなたがもういなかったとしたら、がっかりしてしまいます。 別れ際というのは、心をこめて気を遣わないといけません。それほど大切なものなのです。別れ際に気を遣える優しい女性は、愛されて、大切に思われるだけでなく、その見送っている姿を見た瞬間、彼は彼女を選んで本当によかったと思うのです。 デートの別れ際に、素敵な笑顔を向けられると、また会いたくなります。あなたが、もう一度会いたいと思う人に対して、別れ際には細心の注意を払いましょう。それだけで愛されるモテ女性になれるのです。 逆に、もう会いたくない人には別になにもしなくていいです。「さようなら」と言って、一度も振り返りもせずにさっさと駅やタクシーに乗り込んで行けばいいのです。 あなたは、また会いたいなと思う人に対しても、さっさと背をむけて帰ってしまってはいませんか。別れ際というのは、楽しかった一日を締めくくる大切なものなのです。 ここで残念な印象を残すと、せっかくのデートの思い出や余韻も台無しになりかねません。ぜひ、別れ際には最高の笑顔をむけてください。そして振り返って相手の背中を見送るくらいの気遣いはほしいものです。 相手がもしも、あなたと「さようなら」と別れたあと、あなたが帰っていく姿をずっと見送っていたとします。それなのに、あなたが一度も振り返らずさっさと帰っていってしまうと、どうでしょう。もうその男性は、次にあなたを誘う気にはならないでしょう。 レストランで食事をして、お酒もごちそうになり、素敵なデートをしたとします。そのあと、別れ際にあなたがさっさと終電やタクシーに乗り込んで帰ってしまうと、男性はがっかりしてしまいます。 あなたに喜んでほしくて、笑顔がみたくて男性は優しくするのです。 あなたが男性と別れたあと、何度か振り返って最高の笑顔を見せてあげれば、男性は嬉しくなり、そのあと気持ちよく帰ることができるのです。別れ際が気持ち良ければ、その日一日が全部楽しかったように感じ、あなたを愛しく感じるのです。 もしくは、例えば男性が家まで送ってくれたりしたときなら、帰っていく様子を見送ることも大切です。相手を愛しく思う気持ちは、そういうところにあらわれるのです。それは、必ず相手に伝わります。 |
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