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男と女が二人だけしか知らないような同じ秘密や隠し事を持てば、何か妖しい魅力を感じ、急に親しくなってしまう効果があります。とくに、職場内での不倫とか浮気など反社会的な行為をし、二人だけの隠れた秘密を持ってしまうと、高揚感やスリルで心拍数も上がり胸がドキドキしてきます。 ★秘密の共有する数は多いほど、誰にもしゃべることのできない事柄が増えて、ますますそのことが脳裏に焼きつくため、相手への意識だけが強まり、より深い親近感が湧き上がってくるのです。
★隠しておきたいことを相手に話すと、「そんな秘密にしておきたいことまで自分に打ち明けてくれたんだ」と思い、愛情を感じてしまうことになります。 恋愛では、ついつい自分を強く見せるとか、大きく見せようとして嘘をついてしまうことがありますが、あまりいい方法ではありません。 人が純粋に誰かを好きになるのは、その人の学歴、スタイル、お金、地位、権力の有無ではなくて、その人といると安心して落ち着いた気持ちになれるかどうか、そして信頼できるかどうかが大きな決め手になっているはずです。 ですから、人から見たら、美女と野獣ではありませんが、チグハグで何でだろうと思ってしまうカップルがいっぱいいますが、当事者同士にとってみると、その人の短所や欠点など大した問題ではないのです。やはり一緒にいるだけで気持ちが落ち着くのでしょう。 要するに、肩肘張らずに、自分の欠点や弱い部分、あるいはコンプレックスなどを素直に相手に話したほうが、逆に好感度が高まるということです。人は、相手が弱みを見せたり泣き言を言ったりすると、情にもろくなり、何とか守ってやりたいとか、助け舟を出したいという気持ちになります。 とくに女性が自分の弱みをさらけ出したりすると、男としては放っておけず、守ってやりたい、支えてやりたいという父性本能が働きます。女性だって、男が弱みを見せると、やはり母性本能が働いて、自分が守ってあげないと、この人はどうなるかわからないと心配になるはずです。 好きな人には、恥ずかしいから、あまり積極的に話したくないものがあるはずです。たとえば、「少年時代は両親が離婚して貧しかった」「容姿やスタイルにコンプレックスがある」「学歴がない」などです。 でも、それを聞いた人は、「そんな秘密にしておきたいことまで自分に打ち明けてくれたんだ」と思うと、愛情を感じてしまうでしょう。 このように秘密を打ち明けて、二人の共有の隠し事にしてしまえば、相手の親密感が強まり愛情にまで発展する可能性が高まりますので、仲良くなりたい人がいれば、そういう恋愛テクニックを活用するのもいいでしょう。 |
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