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男と女の場合でも、かわいい子犬を連れて公園を散歩しているだけで、近づいてくる男性や女性がぐっと増えるといわれています。つまり、子犬を撒き餌に使っているのです。 そういう餌を撒いているる男のレベルは、低いと思わなければなりません。そのことを知っているならいいのですが、世の中には、それを知らずに近寄ってきた男と深くつき合う女性もいるので、注意しないと損です。 ★悪い男は、外車に乗る、高級腕時計をはめる、高級レストランに連れて行くなど、外側を派手にする男が多いようで、中にはおしゃれな服装をして、ただ繁華街を徘徊するだけの男もいます。それも撒き餌の一つです。
★悪い男は、女性を口説くときに、ただ「美しい、きれいだ」というわけではなく、自分の役に立ちそうなところを、重点的に褒めるのが上手いのです。 女性が昼食の弁当で、美味しそうに食べていたら、 「キミは美味しそうに食べるけど、そういう人は料理がうまいらしいね」 こういう女性が喜ぶ口説き文句で、いつの間にか同棲同然となり、女性に食事を作らせるようになります。 では、彼女と結婚するのかと思えば、いつの間にか別れて、また新しい女性の部屋で食事を作ってもらっているのです。 特に服やスタイルに自信のない女性ほど、それ以外の点を褒められると、それによって男を喜ばせてあげたい、と必死になります。 中でも料理は結婚生活と直結しているため、女性はいっそう頑張ってしまうのです。 同じように、編み物を褒められて、彼のためにせっせとセーターを編んだ女性だっています。まるで古い演歌のようですが、このタイプの女性が最近は意外に多くなっているようです。 その証拠に、書店に行くと、パッチワーク、ニッティング、インテリア小物、ミシン縫い、レザークラフトなどの書籍や雑誌が、ぐっと増えています。 みんなが同じブランド品を着たり、持ったりしている時代になると、自分だけのもの、手作りの品がもてはやされるのは当然です。こういった女性の好意を悪用して、タダでセーターやマフラー、手袋などを手に入れる男たちも、現実に存在するのです。 ★女性の心を踏みにじる悪い男たちですが、騙される側にも落ち度はあります。 それは「すぐ信じてしまう」という、大きな欠点です。 しかし、この欠点があるのは、女性だけではありません。あなたの彼は「ネットでラクして大儲け」とか「一ヶ月で一億円、株で丸儲け」といった記事や書籍を信じていませんか? こんな男を恋人にしたら、あなたの貯蓄はたちまちゼロです。悪い男は、大損したといっては悲痛な顔で、あなたに借金を頼むでしょう。 しかし、裏でペロリと舌を出しているかもしれませんよ。
★騙す環境に身を置いている外見や見た目のいい男は、近づくと危ない 最近では、特に教師や警察官の痴漢行為やその他犯罪行為が、新聞沙汰になるケースが多いように思われますが、あれはマスコミが書き立てるために頻繁に起こっているように錯覚しているだけで、その他の職業の人と比較したら、犯罪率は相当低いはずです。 またサラリーマンも会社の名を背負っているため、一般的には安心できる職業でしょう。 ところが、外見のいい男やホストは、もともと女をたらしこむのが仕事のようなもので、いつもそういう環境に身をおいており、女を騙して落とすための与えられた環境が、彼らの性格をつくってしまうのです。 さらに容貌の美しさが、男にとっての「仮面」になりますので、女性が近づくのは危険です。 人間は一つでも仮面らしきものをつけると、悪魔的な気持ちになれるものです。男でいえば口ひげ、つけ眉、サングラス、つけ毛、あるいは整形をすると、それはペルソナといって「役割仮面」をつけたことになります。 よくホストに騙されたという女性がいますが、それは彼らの美しい顔そのものが、役割仮面であることに気づかないからです。 ★この役割仮面は、男の過去を消すことも可能です。 男は、それまで遊んでばかりいたニートであったり、トラック運転手で苦労したり、あるいは暴力団の手先をしていたりした過去を、仮面をかぶることですべて消して、女を楽しませる一人のホストに変身するのです。 しかし、だからといって、それまでの遺伝子や環境がすべて消えるわけではありません。優しい顔をしていても、どこかに凄みが出てしまいます。 あるいはイケメンであっても、言葉遣いが乱暴であったり、ときには性的異常者の場合もありうるのです。危険率は、サラリーマンや教師よりぐんと高くなる、と思ったほうが無難です。 ですから、外見でモテる悪い男というのは、それだけを生きていく武器にしているため、知性や教養に磨きをかけるようなことはありません。女性は十分気をつけましょう。
★悪い男は、女性が騙されていることに気がつかないほどのテクニックがある 三十代のこんな独身女性がいます。 彼女は中年男性の魅力に憧れて、いつか白馬の騎士が、純金の馬車で迎えに来てくれることを夢見ています。 どこで知り合ったのかは知りませんが、「今日は重役クラスの中年男性と夕食に招待された、明日はヒルズの有名社長とデートの約束がある」と、心がうきうきして話しています。 この女性は、深入りしてはダメだと思っていても、いつの間にかホテルに泊まる仲になってしまっているのです。 「彼はいま会社に行きました。朝一番からパソコンに向かい、部下に電話で指示してしましたけれど、それを聞いていてほれました。できる男は、優しくて強いですね」と、知り合いの男性に自慢げに話すのです。 男は女の前で、部下に指示する姿を見せるのが最高の快感であって、それは女性に対し、わざと力を見せつけるためにしている電話です。そんなものに惚れたって、その女性を奥さんにはしてくれるわけではありません。 悪い男は、部下への指示にかぎらず、さまざまな方法で目の前の女性に己の力を見せつけるものです。なぜなら、「これだけの人だったら、すべてを捧げても悔いはないし、安心だ」と女性を錯覚させてしまうからです。 もっと悪い男なら、デート中に、携帯に電話がかかってきたようなフリをして、 「ああ、いや、その一億は現金にしておいたらどう。金庫にしまっておいて」 「えっ? ○○電器の専務から電話? それに慶応大の△△教授も連絡してほしいって?」 と、小さな声で話しをするそうです。 これで大抵の女性は引っかかる、と豪語するようですが、彼女に聞こえるか聞こえないかくらいの小声で話すのがミソのようです。 少しでも条件のいい男を見つけようとすると、こうして騙すような男につかまることもあるものです。 たとえ大会社の社長であろうと、大金持ちの男であろうと、結婚ができないのなら、ホテルに泊まったとしても、女性にプラスになることなどありません。ただ、遊ばれただけの関係です。 悪い男は、女性を弄ぶためなら、あの手この手で女性を手玉に取るぐらいわけがないのです。気をつけましょう。 |
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