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別れても好きな彼と友だちになって再出発する方法


何年か付き合っている男女がいて、男性のほうから別れを告げたが、女性はまだ彼のことを思っていたとします。それから半年後のある日、二人は偶然エレベーターで、しかも二人で、出会ってしまい、男性のほうが「元気だった?」と聞いたとします。

★ここでは、別れても好きな彼と友だちになって再出発する方法についてご紹介します。




友だちとして出直したいのなら、どう答える?


女性のあなたならどう答えるでしょうか?
@ 『元気よ』
A 『元気なわけないじゃない』
B 『わからない(さあね)』
C 『あんたなんかに関係ないでしょ』

このうち、どの答えがベストだと思いますか。
もちろん、
もっとも多い答えは@の「元気よ」です。
ただし、そのニュアンスはさまざまです。静かに微笑んでの「元気よ」と、何で会っちゃったのかしら的な、ぞんざいな態度の「元気よ」とでは大きな開きがあります。

次に多い回答が、AかBです。
「元気なわけないじゃない」は、男性は鈍感だからこちらの気持ちをわからせるという理由があります。ただし、イヤ味たっぷりにではなく、軽くかわいく言います。
この答えがバカッぽいことは知っていますが、復活をかけるならこれしかないでしょう。あるいは、ただ泣いちゃうとか・・・。

Cの「あんたなんかに関係ないでしょ!」は、多くの人が「もしかしたら言っちゃうかもという答え。バカヤロウの変形です。

いずれにしても、この「関係ないでしょ」か、Bの「わからない」を言われたら、男性としては困るのではないでしょうか。

友だちとして出直したいのなら「元気よ」です


考えてみれば、男と女が別れた後、今まで世界で一番近かった人が一番遠い存在になってしまうのは辛いものです。一度は好きになった人だし、人間として嫌いなわけではなく、恋人として最終的にうまくいかなかっただけなので、かたちは違っても、いいからそばにいてほしい。そう考える女性は多いはずです。

ちょっとだけ特別な特別な友だちになって、たまにはいろいろ語り合いたいのですが、どうすれば友だちとして二人は再出発できるのでしょう。



二人が対等に再出発できるテクニック


再出発できる要素をとりあえずあげると、こうです。

どちらから去ったとしても、
★ 相手をズタズタに傷つけてしまう別れ方ではなかったこと。
★ 人間としても相手を認めているし、趣味が合ったり話が合ったりすること。
★ 今の幸せ度合いにおいて、二人は対等であること。

このような要素を前提として、もと恋人を親友にするには女性の出方が大事です。早い話、けっこう高度なテクニックがいるのです。

タイミングの問題


男性は、この恋を終わりにしようと決めて別れても、次の女性に目が入っても、前の女性を完全に嫌いになることはありません。

時がたつと「ああ、ちょっといい女だったな」などと思い出します。もしかしたら、次の女性ともマンネリの時期に入っているかもしれません。その頃を見計らって、たぶん、
別れてから数ヶ月から2年後に、女性から電話をします。

できることなら、女性も心が平穏になっていることが望ましい。相手の言動に惑わされないからです。仮にまだ少し心が残っていても、「友だちでいくんだ」と決め、そのように演じる。演じられなければ、友だちは無理です。

電話のしかたがポイント


まず、イベントの日は避ける。
彼の誕生日、クリスマスイブ前、バレンタインデー、二人が出会った日などに電話してはいけません。深夜の電話もやめたほうがいい。

イベント日や夜中には、別の女性と一緒かもしれないし、重くなってしまいます。深夜の電話はウェットすぎます。「淋しい私」を見せるとダメなのです。

で、
どうでもいい時間にフラッと電話する。それもそっけなく、
「今、近くにいるのよ。元気? ランチでもどお? あ、そう。じゃ、また」と切る。何が何でも会う約束を、などと考えず、とりあえず軽く話すだけでいいのです。

何しろそれが長い第二ラウンドの始まりだからです。何で焦る必要がありましょう。ただし、その電話に男性が黙ってしまったり、いかにも迷惑そうに答えたりすれば、とりあえずすぐ切り上げて、もう数ヶ月待ってみることです。

会うときのポイント


さて、いよいよ会うことになったとします。
そのとき、
あなたは恋人時代とは打って変わった面を出すことです。

恋の終わりというのは、たいていの女性は疑心暗鬼になったり、しつこかったり、相手を責めたりというマイナスの面が強いはずで、だから別れがきたわけだから、そのイメージを逆転しておきます。

基本的に、明るくサバサバしているのがいい。

男性にとって、彼女は友人として付き合いやすい女になっているという印象を残すことです。相手の気を引こうとか頑張ろうとか、ましてや頼ろうとしてはダメです。

また、「今日からお友だちになりましょう」と宣言する必要もありません。

男とはすごく身勝手な生き物だから、ベタッとこられるのはイヤだけど、かといってカッチリお友だちラインで線を引かれる関係はつまらないし、男として面白くありません。

自分の都合に合わせて、周りにいろいろな女の人がいてほしいと考えている男性が多いですから、そこのところは頭にきますが、「私もその一人でいいわ」くらいに構えていたほうがうまくいくでしょう。

久しぶりに会ったときは、間違っても昔の別れ話など持ち出してはダメです。
ところが、女の人はよくこれをしてしまいます。復活させようと考えてなくても、
「あのとき本当はどう考えていたの?」ということを知りたいのです。
なぜか。自分を納得させたいからです。自分の人生に、フラれるなどというマイナスを残したくないし、もしかしたらそれをプラスに転じたいからこそ、「友だち」というかたちにもっていこうとするのかもしれません。


友人として再出発ができないケース


まずは、男性側に事情があるでしょう。それに、友人として付き合い直すといっても、恋愛時代、自分が直面した面倒くささ(相手の時間や性格に合わせる)を再現してしまいそうで、それは避けたいと考えている場合です。

次に現在の自分のコンディション。好きな女の人にはいいところを見せたいというタイプだったら、さえない自分は見てほしくないというのが男のプライドでしょう。

だから、友人としての再スタートには、男と女両者の、余裕のレベルが近いことが絶対条件になるかもしれません。男性が仕事もプライベートも順調に満ち足りていたら、普通の情のある人なら、まず昔の恋人からの友人の誘いには応じるでしょう。

いずれにしても、なかなか思うようには事が運ばない元恋人から友人への転用で、絶対うまくいくケースとしては二つあります。
自分が片想いしていた人と、片想いされていた人とはすごくいい友人になるということです。



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