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夜の営みは、二人が満足して終わるのが基本であり、どちらか一方だけが満足して終わるようだと、相手はストレスだけが残ってしまいます。 ふたりの愛情を確かめる行為が逆にストレスになるようでは、なんのための営みか分からなくなります。 ★ここでは、「男の性」も「女の性」もお互いに理解し合うことから始まることについてご紹介しましょう。
男も女もどちらもが満足するには、今、相手が何を考えどう思っているのか共有できている関係であることが大切です。 相手のことを理解していれば、自然と次の行動が分かってきて共通の流れというものができてきます。 相手を飽きさせないためにも目新しいことにチャレンジしたい気持ちは分かりますが、毎回それではどちらも疲れてしまうのが本音でしょう。 どちらかだけが満足して終わってしまうということも考えられます。
結婚し始めはお互いの生活習慣も分からないことだらけで、少しずつ探りながら、ふたりでの新たな生活が始まります。 毎日を過ごすうちにふたりの生活の流れが自然とできあがり、それによってリラックスして生活することができます。 ルールを作らなくても、どちらかが料理をしている間にもう一人のほうがゴミだしをするなど、いつの間にか暗黙のルールができているからスムーズに生活できています。 ルールを厳しく決めたり、毎日することが変わったりするとお互い生活に慣れることができません。 リズムは人間にとって大切なもので、毎回リズムが違うと精神的ストレスがたまってしまいます。自然な流れがあるから生活のリズムに乗ることができるのです。
夜の営みも同じで、肩をマッサージしてあげたり、部屋の照明を暗めにしてムードを作ったり、いろいろなパターンがあるでしょう。でも、二人の間にそういう約束ごとができあがると、気持ちにも余裕が出てきます。 急な、突然の欲求でも、そのときにはなんとも言えない興奮を与えてくれますが、一種、動物的な行為です。それはそれで、お互いが満足できれば問題ありません。 好みは人によってさまざまでしょうが、やはり「美しい手順」を基本にすることが大切ではないでしょうか。 心穏やかな営みもまた、静かな夜を深めて優しい眠りへと導いてくれることでしょう。 それこそが、ふたりいっしょに気持ちよくなれる営みだと思います。 |
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