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女性の中には、「今の彼は絶対に浮気をしていると思うんだけど、どうしたらいい?」と悩んでいる人がいます。 どうして、彼が浮気をしているのが分かったのかといえば、彼のケータイを見てしまったというものです。こういう状況で、彼に浮気を認めさせるようなことを主張しても、彼は逆に「勝手に人のケータイを見るなんて!」と言って逆切れしてしまうのがオチです。 ★付き合っている彼のケータイを見るかどうかという議論は、テレビや雑誌などでよくやっていますが、ここでは、ケータイを見ることの是非ではなく、浮気の事実を男性に突きつけて、「浮気をしていることを認めろ」とヒステリックに迫る行為が、いい結果をもたらすかどうかについて検証してみましょう。
★浮気を認めさせようとするのは、相手が認めた段階で、別れる覚悟ができている場合のみです。 モテる男性は、こういったときに、女性の心理状態を逆手に取ります。 「追求するならするで別にいいけど、じゃあもし俺が浮気を認めたら、お前は俺と別れる気はあるのか?」 こう切り返されると、残念ながらもはや女性の負けです。別れる決心がつかず悔し涙を流すか、勢いにまかせてタンカを切ってしまい、別れるハメになるか・・・。 相手の男性と別れる気がないのなら、浮気を追及してはいれません。 そもそも、男性はどんなに滑稽な状況でも、浮気を認めたりはしないでしょう。 口に生クリームがべっとりついているのに、「ケーキを食べていない」と言い張っている子供と一緒です。 「浮気をしたあなたが悪い!」 「ケータイを見たお前が悪い!」 議論すら、まったく噛み合っていないのです。 では、どのように対処したらいいのでしょう。
★どんなに浮気を確信していても、最初は男性に逃げ口を用意します。 浮気を疑っているような雰囲気は出さず、あくまでも自然に話しかけることです。 「ねえねえ、このあいだ、駅前で私の友だちに会ったでしょう」 「えっ、いや会わないけど」 「いや、会ってるよ。女性と一緒だったって言ってた。職場の人?」
★このときも、明るく聞いてください。この時点で、男性はすでに動揺していますが、そこを追及してはいけません。 ちなみに、もちろんこの情報は嘘です。男性は本当に身に覚えがないのでしょうが、浮気相手を思い出し、不自然なリアクションになると思います。 「いや、本当にわからない。職場の女性となんか、絶対に歩かないし」 「ふうん・・・。じゃあ、見間違いなのかな」 この日はまずこれで終わりです。その後も変わらぬ態度で接してください。
★もしその後も、まだ浮気の気配を感じるようであれば、今度は自分が相手を見かけたと言ってみます。 ケータイをチェックした際、浮気の場所に見当がついているのなら、それを利用します。 「このあいだ、公園にいたよね。実は私はそこにいたんだ。一緒にいた人、誰?」 このときも笑顔。相手はやはり必死に否定するでしょう。だんだん感情的になってきて、「絶対嘘だ!」「じゃあ、俺がどんな服着てたか言ってみろ!」などと反論するかもしれません。 それに対しても、「私も友だちと一緒だったから、服の色なんて覚えてないのよ。でも、間違いなくあなただったと思う」と、とぼけ続けてください。
★この時点でさすがに男性も、女性が浮気の件を遠まわしに追及しているということに気づきます。嘘だと分かっていて、自分に言っているのだと。 ですが、浮気は事実ですから、やはりドキドキしているはずです。 確信犯的に嘘の目撃談をする女性に対し、「今度は彼女、何を言い出すんだろう」と、そんな不安も襲ってきます。
★絶対に気がついているのに浮気を追及せず、毎日をニコニコ過ごしている姿に、女性の意図が読めず、怖いような気持ちになるのです。 こうした心理的プレッシャーは、浮気を追及するよりも効果的です。 これでしばらくおとなしくなってくれればいいのですが、それでもまだ、浮気をやめなかったら・・・。 そろそろ、相手が浮気を認めた時点で別れるかどうかを、本気で考えるタイミングかもしれません。
★男性とは単純な生き物です。女性は嘘などすぐに見抜きますが、それでも、彼らは基本的に認めません。 ホテルの浮気現場に踏み込んだ奥さんが、 「あなた、何してるのよ!」と言ったところ、 「な、何って・・・・マッサージだろ! 見て分からないのか!」 旦那さんはそう答えたという話も聞きます。 ここまでくると、もう逆に笑ってしまいそうです。 「あ、マッサージなんだ」って。 その奥さんも何だか拍子抜けしてしまい、 「・・・もういいから、早く着替えて」と、その場でだんなさんを待っていたそうです。 浮気を許すわけではありませんが、男性にとって浮気心というのは、本能的にインプットされたようなものです。 そんな生き物として生まれてきた以上、一度や二度の浮気は、水に流すくらいの覚悟と寛容さがないと、結婚生活は難しいかもしれません。 |
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