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何とか友だち関係を脱し、恋人関係に昇格したいのですが、今後の作戦として、どういう会話を心がけたら良いのでしょうか。 【出題】 @ 小さい頃、色も黒く髪も短かったから、よく男の子に間違えられてねえ A 昨日のテレビのお笑い番組見た B あなたは、キャリアウーマンと子育てのできる主婦、どっちがいい C 親睦旅行で北海道へ行く計画をしているんだって 【出題の検証】 @は、子どもの頃の懐かしい話ですが、こういう話はお互いに子どもの頃に戻った記憶がふつふつと蘇り、そしてふたりの思い出話が交錯して、小さい頃から一緒に遊んでいたような錯覚を抱くため、お互いが非常に身近な存在に思えてきます。 男女のカップルが深い恋愛に近づくためには、どうしても一線を越えなければならない山があるといわれていますが、何の差し障りもないような話をしているだけでは、いつまでも他人行儀で、恋人としての親近感は深まりません。 これは、性的な関係になるということではなく、恋愛関係でさらに心的関係を深めていくためには、プライベートの部分に踏み込んだ話題が大切であるということです。 プライベートはお互いに秘密の部分に触れるため、気を許した関係でないと嫌がりますが、逆にこの話題で盛り上がるようであれば、二人の関係は一気に縮まるでしょう。 そういう点からいきますと、@の会話は正解といえます。 AとCについては、表面的でありきたりの話題ですので、これでは男女の関係が深まることはないでしょう。 Bについては、やっと友だち関係から恋人関係になりかけたところですので、この時点で、こういう話題を提供すると、男性の心は冷え切ってくるでしょう。なぜなら、つき合って間もないのに、結婚を暗に迫っているように感じられるからです。 もちろん、ふたりの関係が親密で、結婚を切り出すのも時間の問題であるところまできているのなら、この会話も成立するでしょうが、現時点の親密度では、やはり控えたほうが良いでしょう。 |
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