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女性と付き合っている男性の中には、女性を束縛したがる男がいるものです。 つねに女性の行動を監視したり、携帯電話のメールや着信履歴をチェックしたり、そのうえ、「ミニスカートはダメ」、「男としゃべるな」「ひとりで外出するな」というひどい束縛男もいるものです。 ★ここでは、束縛したい男にはどう対処すればということで、その束縛する原因と対処方法についてご紹介しましょう。
男性と女性の特性を考えたとき、これまでは「束縛するのは女性」で「束縛されるのが男性」というのが伝統的な考え方でしたが、最近では、立場が逆転しているケースも少なくないようです。 もっとも考えてみれば、恋愛市場においては男性よりも女性のほうが、立場が強いのです。ごく一部のモテる男性は、恋愛市場で圧倒的な力を持ちますが、それ以外のほとんどの男性は女性にモテませんから、けっこう力が弱いのです。 したがって、世の中の多くの男性は、女性と同じように自分に自信が持てなくて、「自分は彼女に本当に愛されているんだろうか」「彼女は浮気していないだろうか」というような不安を抱いて、疑心暗鬼になっているものです。
★人間は、疑心暗鬼になると、相手を束縛しようとするものです。 たとえば、「彼は私のことを愛していないかもしれない」と思うと、彼の言動がいちいち気になるようなものです。それで不安になるから、彼を自分の隣に鎖でつなぐことで安心感を得ようとします。 男性の場合も、これとまったく同じ心理です。 男性としては、女性を愛するあまり束縛するのでしょうが、もし本当に、束縛されるのがイヤなのだとしたら、はっきり言わなければなりません。 「私はあなたのことを好きだけど、こういうことをされるのはイヤ。もし、この束縛が続くのだったら、付き合いを続けるのはむずかしいと思う」 もっとも、いきなりこう宣告すると逆上する男性もいるかもしれないので、注意が必要です。 「メールはどんなにたくさんもらってもうれしいけど、毎日は会えない」 「あなたとの関係も大事だけれど、友達との付き合いも大切にしたい」 「ここまではOKだけど、これ以上はNG」 ★こんなふうにお互いに譲り合える部分を探すといいでしょう。
どういう男性が女性を束縛するタイプなのか、第一印象だけで見極めるのは難しいものです。一見すると「ふつうの男性」が多いし、2〜3ヶ月付き合って段々束縛がエスカレートしてくるという場合もあります。
いちばんいいのは、相手のことを知る人に「彼、束縛するタイプかな?」と聞くことです。あるいは、直接、本人に聞いてみるのもいいかもしれません。 「あなたは恋人から毎日メールがこないと不安になるタイプ?」 「彼女に男友達がいるのは許せないと思う?」 もし、この時点で相手を見極めることができなくて、それでも付き合いが始まったとしたら、「初期段階がとても重要」です。
★最初の段階で、「私はこういう束縛は許すけれど、こういう束縛だったら許さない」と、相手に突きつけるのです。 たとえば、彼に「なんで週末、俺のためにあけておいてくれないんだ」と言われたら、「私にもやりたいことがあるの」、「なんですぐにメールの返事をくれないんだ」と言われたら、「私は、そういうふうに細かくチェックされるの、好きじゃないから」と、ビシッと言わないとダメです。 言い方がきつすぎると思うかもしれませんが、初期段階でこちらの意思をきちんと示しておかないと、相手は「だって、お前のことを好きなんだから、当たり前だろ」と言いながら、束縛をどんどんエスカレートさせてくるのです。 もし、言い方を少しソフトにしたいのなら、「あなたが不安になる気持ちはわかるけれど、私はあなたのことが好きだから、もう少し私のことを信用してくれるとうれしいな」という感じが、いいかもしれません。 それでも、相手の束縛がおさまらないのなら、「これ以上、束縛されたら、付き合いは続けられない」と、毅然として相手に言い渡さなければなりません。
★口では「彼の束縛に耐えられない」と訴えながら、実は無意識レベルでは「束縛されるのが好き」という女性がいます。 自分に自信が持てなくて、「私って愛されていないのかもしれない」「捨てられるんじゃないかしら」という不安を抱いているタイプの女性です。こういう人は、束縛されることによって「私は愛されている」と安心するのです。 つまり、束縛=愛だと思っているのです。 こういう女性は、ふつうの男性を紹介してもダメ。強引で、夜中の2時でも3時でも女性を呼び出すような男性に惹かれてしまうようです。本人にその理由を尋ねると、「それだけ私は彼に愛されていると感じている」のだとか。 もし、そう感じるのなら、自分は「束縛されるのが好きなタイプ」と思って、楽しんでしまうのもいいでしょう。別に、「束縛する男性はダメである」というきまりがあるというわけではないので、本人がそれで幸せを感じるのなら、まったく問題ありません。 ただし、その場合には、「彼の束縛に耐えられない」と悩まないことです。その愛を選んだのは、あなた自身なのですから。
★束縛する男にし「NO!」ときっちり宣言すること。 ★そうでないと、愛という名の束縛がどんどんエスカレートしていきます。 |
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