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ケンカをしている時には、「彼にとって自分は特別な存在」と思わないことが重要です。なぜなら、「私は彼に愛されている、特別な女性」という甘えがあると、ケンカが余計にこじれるからです。 彼の何気ないひと言に対しても、「冷たい」「言い方がキツい」「やさしさがない」と被害者意識を持ってしまうのです。 「恋人なら大目に見てくれるはずじゃない?」 「私の気持ちをわかってくれない」 「私のこと、ホントは好きじゃないの?」 と不満ばかりが生まれ、彼の主張を素直に受け止められなくなります。 ですが、大抵の場合、恋人同士のケンカには被害者も加害者もありません。
では、どのように対処すればケンカは上手に解決するのでしょうか。 ここで、仕事中にトラブルが生じた時に、どう対応しているかを思い出してみてください。相手に対して甘えはまったく持たず、あらゆる要因を客観的に分析してもっとも適当な解決策を考えるはずです。 恋人のケンカも、これと同じ姿勢で臨みましょう。主観は忘れて、ふたりのケンカの内容を客観的に振り返ってみるのです。 「ケンカのきっかけは何だったんだろう」 「どうしてケンカに発展したんだろう」 「お互いの意見や気持ちが食い違っている部分はどこだろう」 と、順序立てて考えていくうちに、最適な解決法が浮かび上がってくるはずです。 「今は感情のぶつけ合いになっているから、話し合ってもラチがあかないな」という判断でもかまいません。
いい対処法が見つからなければ、いったん話し合いを止め、後日冷静になった時にもう一度考えましょう。 男性の中には「男性はケンカの結論を求め、女性はケンカで感情を爆発させたがる」と考えている人もいます。つまり、女性はケンカをすると感情にまかせて泣いた怒ったりして、理性的には解決できないと決めつけているのです。 こう思われるのは、女性としてしゃくではありませんか。 職場でのトラブルをすみやかに解決するときのように、冷静になり、客観的な視点からきちんと結論を導き出しましょう。 そのためには、まず、彼への甘えをなくすことが第一です。 |
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