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恋愛観は人それぞれとはいえ、男性と女性でも恋愛観はまったく違う特徴があるのは否定できないでしょう。 好きな異性の行動や考え方が、理解できず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 男性は、「なんで、彼女は俺の気持ちを分かってくれないんだ」と悩み、女性は「男って何を考えているのか分からない」と、今も悩んでいるのではないでしょうか。 ★ここでは、男女の恋愛観の違いを解説しますので、少しでも相手の気持ちを理解して親密度を高める一助にしていただければ幸いです。
★男性は、本能的に一目ぼれしやすいように創られているため、好きと思ってしまうと、瞬間湯沸かし器のように、一気に燃え上がってしまいます。 ですから、好きと思った瞬間が恋愛感情のピークかもしれません。 なぜ、こういうことになるのかと言えば、男性は種族保存の本能があるため、燃え上がるのが遅くなれば、他の男性に女性を取られてしまうからです。ですから、早く燃えて一気に子作りをしようという気持ちになるのです。
★女性の恋愛観というか、「好き」という感情は、一度、目が合ったぐらいではなかなか芽生えることがありません。 これも男性と同じく、種族保存の本能に関係しており、女性は最良の種を残したいと考えているから、すぐには好きにならないように創られているのです。相手が最良の種かどうかを見極める必要性から、すぐには燃え上がらないのです。 ただ、何度も誘われていくうちに男性の良さを発見して、この人なら間違いないという気持ちになれば、「好き」という感情が一気に高まりをみせます。 こういう男と女の本能があるため、女性が燃え上がる頃には、男性は冷めているミスマッチが生じてしまうのです。
★男性は女性に比べて、言葉に出して気持ちを伝えることが苦手で、女性に愛情を求めるのも、好きという言葉ではなく、直接的な愛の行動です。 ですから、女性がいくら好きだと彼に言ったとしても、彼がホテルへ誘って断るようだと彼女の愛情に疑いを持つでしょう。 男性は、彼女が愛してくれているなら、愛情のわかる行為、行動が欲しいのです。
★女性の好意を伝えるためには、一度の告白よりも、毎日、「愛している」「好きだよ」という言葉を何回も耳元で囁いてくれる男性のほうに、大きく愛情が傾くものです。 男性は相手の愛情行為で好きという気持ちが高まりますが、女性は愛情好意よりも言葉で「好きだよ」と何回も言われるほうが、愛情が高まるのです。
★男性の女性に対する許容範囲、つまりストライクゾーンは、かなり広いとされています。 これも子孫繁栄の本能があるため、好き嫌いというような贅沢を言っていたら、自分の子孫が残らなくなるからです。 ですから、男は女性の選り好みをせず、10人の女性がいたら、8人までは、なんの問題もなく体の関係を持てるでしょう。 男の性的欲求が高まると、本来なら、好きな女性の10のレベルが、3程度のレベルの女性まで下がってしまい、許容範囲が広がるのです。
一方、女性は優秀な種を残したいという本能があるため、どんな男性でも受け入れることはできず、自分が好きだと思った男性しか受け入れないようにできているようです。 ★つまり、男性を受け入れるストライクゾーンが、かなり狭いということです。 それだけ、男性を選ぶ基準が高く、「容姿」だけで決めることはなく、相手の人物とか、相手の仕事、収入などが満足できないと、受け入れることは難しいのです。
★恋愛心理学では、男性は女性を評価する基準として「加点方式」を用いると言われていますが、要するに、加点方式とは、はじめに0点からスタートして、相手の良かったところや長所に目を向けて、いいところを見つける度に加点していく方法です。 たとえば、「優しさがある」や「気遣いができる」「怒ったりしない」など相手のいいところを見て、点数をどんどん上げていくことで、「好き」という気持ちが増えていくというものです。 最初の基準が「自分を受け入れてくれる」という最低ラインからスタートしていますので、女性の良いところを見つけるたびに、好感度が上がっていくということになります。
★一方、恋愛心理学での女性の恋愛観は、減点方式と言います 恋愛心理学での減点方式とは、はじめに100点からスタートして相手の良くなかったところや短所に目を向けて、相手の悪いところや嫌なところを見つける度に、減点していく方法です。 たとえば、減点方式は、「空気が読めない」「話がかみ合わない」「服装にセンスがない」「お店の人に横柄になる」など相手の嫌なところを見て、どんどん点数が下がることで、好感度も下がっていくというものです。 これは、女性の結婚観でも同じことが言えます。 新婚当初は、旦那さんのことを最高のパートナーだと思っていても、日が経つにつれ「家事を手伝ってくれない」「休日もダラダラしている」「脱いだ服を片づけない」など、どんどん不満が溜まり、減点されていきます。 こうなると、「好き」という感情を減少し、愚痴が多くなるということです。 |
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