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男は、女性に「好きだよ」などと簡単に言う人がいますが、なかなか「愛しているよ」とは言えないものです。 そこには、やや微妙なニュアンスが潜んでいるものがあります。 ここでは、男が本気で「キミを愛している」と言ったときの心の心理について検証してみましょう。
「君を愛しているよ」という言葉は、女性にとっては特別な響きを持っており、いい感情を抱かせてくれるのではないでしょうか。 それだけに、男性としては、なかなか口にできないものであり、付き合っている女性に、いつも「愛しているよ」などという男は、信頼できる男ではありません。 この「愛している」にはどのようなニュアンスがあるのかと考えた場合、「愛」という言葉自体は、一般の会話の中や歌謡曲の中でも日常的に使われていますが、その意味合いを追求しますと、微妙に違います。 たとえば、親が子どもに言う「愛してる」と、恋人同士がお互いに交わす「愛してる」などは感情的なレベルでも違います。 また、人類に「許し」を教えるために自分を犠牲にされたイエス・キリストの愛や、貧しい人々に生涯をささげたマザー・テレサのような愛もあります。
ですが、男と女の「愛」に限って言えば、「与えるもの」と「与えられるもの」で成り立っており、一方的に与えるだけの関係は、「恋」というものです。 もし、愛が、与えるだけの意味なら、「愛している」という言葉は誰に言われても、うれしい言葉のはずです。誠意にしろ、プレゼントにしろ、優しさにしろ、与える一方で、見返りを期待しないものなら、もらえばうれしいはずです。 ★ 愛は一方的に与えられるものではない ですが、好きでもない男性から、「愛しているよ」などと耳元で囁かれたら、普通の女性なら寒気がして引いてしまうのではないでしょうか。なぜかと言うと、それは、愛が一方的に与えられるものではないことを知っているからです。 その言葉に応じれば、次のステップとしては、嫌いな相手に肩を抱かれたり、キスをされたり、さらにベッドインまですることにならざるを得ないでしょう。 男性は、そのことを知っており、女性もその顛末を知っているから、簡単には「キミを愛しているよ」などとは言えないのです。 もしも、彼がこの言葉を連発するようであれば、あなたの体を奪うためのテクニックとして使っていることが予想されますので、注意しましょう。 |
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