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「君はなんて可愛い子なんだ」という男の口説き文句は、容姿がよくて柔順そうで、総合点で合格ラインに達していることを表し、好意的なほめ言葉です。 ですが、女性にとっては、下心があって警戒してしまう人が多く、それよりも、「性格がいい」と言われたほうがうれしいと感じるようです。 ★ここでは、口説き文句でわかる男の本音についてご紹介しましょう。
一見、何気ないセリフのようですが、この答え方によっては、女性の趣味嗜好がわかったり、その答え方のリアクションによっては駆け引きの材料になることもあり、恋の進展には大きな意味を持つものなのです。 ★「休みの日に何をしているの?」という問いかけで、男性が知りたいのは大きく分けて次の二つです。 @ ひとつは、その女性の趣味嗜好をさぐる意図です。 休日は主に趣味や興味のあることをするわけですから、その使い方で彼女が何に興味があって、どんな誘い方をすればもっとも効率的かが分かります。たとえば、「映画をよく観に行くの」と答えたなら、「じゃあ、今度一緒に行こうよ」と言えば話が早いのです。 A もうひとつは、この質問によって、女性の自分に対する関心の程度をさぐる意図です。 「じゃあ、今度一緒に行こう」と誘ったのに、あいまいな返事をされれば、よほど鈍感な人でない限り、「あまり自分に関心がないのだなあ」ということが分かります。 逆にノリノリで行きたいと返されれば、悪い感触でないことが分かります。 この一見、当たり障りのないやりとりを繰り返すことによって、男女はお互いの関心度を探りあい、期待感や危険度を測って脈があるとか、ないとかを判断していくわけです。 これから分かるように、最初のアプローチは男性がするにしても、次のアクションは、女性のリアクションを見て決めますので、恋愛を進展させるか、どうするかは、女性が主導権を握っているのです。 「休みの日は、何してるの?」には、「別に・・」ではなく、「旅行に行くんです」と返せば、「じゃあ、今度一緒に行こうよ」となり、さらに「あー、そうですねー」ではなく、「やったあ!じゃあ、いつにします?」と返せば、恋愛は進展するでしょう。逆に進展させたくないのなら、その反対を返せばいいだけです。 ★ リアクションには駆け引きが大切 女性はあまりウキウキ、ノリノリのリアクションだけ返していると、女性が不利になることも知っておきましょう。それは相手の男性が自分自身を肉体関係の相手として誘ってきているのか、それとも本命として興味を持って接してくれているのかを見抜くことができないからです。 女性は恋愛の初期には、男性を品定めするためにも、間口を大きく広げておく必要があり、そうすることで、多数の男性とめぐり会える確率が高まります。だから、恋愛初期には大きなリアクションで興味を引き、その男性が話に乗ってきたら、今度はわざとそっけなくしたり、無理難題を言って、その男性がどれほど自分に本気であるかを計ればいいのです。 いずれにしても、この言葉自体は、男の口説く文句であるので、相手の男性がよほど生理的に受け付けない場合を除いて、前向きのリアクションを返してみるのがいいでしょう。
男がこういうセリフを吐くシチュエーションとしては、デートが遅くなって、最終電車に間に合わなくなったときではないでしょうか。 行き先としては、ホテルへ直行か、自分の部屋に招き入れるか、あるいは彼女の部屋に上がり込むか、だいたいこういったところでしょう。そのときに、女性の警戒心を解くために男はこういう言葉を使うものです。 男性は女性を獲得しようと、何とかして肉体関係という既成事実をつくろうとし、女性はその男性に弄ばれたり、傷つけられないように、何とかして男性の誠意を試そうとします。 ここに男女の激しい駆け引きが生まれるわけですが、男性はまずこの警戒心を解かなければ、女性獲得という目的は一生果たせないわけです。 ★普通「何もしない」というのは、肉体関係はもちろん、キスも何も一切しないということですが、警戒心を解くという男性の目的は、逆にこれらのことをするためです。 本当に何もする気がないのであれば、そもそも終電がなくなることもなければ、家に行かなくてはならなくなることもないのです。 何らかの形でデートしているわけですから、そこには少なからず、特に男性側には下心があるわけです。 ですから「何もしないから」というのは、あきらかに本意ではないということが分かります。あくまでも女性の警戒心を解くための方便であり、そう言うことで、女性側に受け入れ態勢があるかどうかをさぐるという意図があります。 もし、女性がその気になってベッドインできれば、それでよし。逆に、かたくなに拒まれても、家に上がったり、一晩一緒に過ごすというステップに進みさえすれば、今回はあきらめて、また次のチャンスをねらうこともできます。 そして潔くあきらめることができれば、それはそれで女性にとっては余裕と誠意のアピールとなり、好感度はアップするのですから、どう転んでも男性にとって不利益なことはあまりないはずです。 逆に、本当に正直に「何かしちゃうぞ」と言って女性を口説く場合を考えてみましょう。 これはベッドインしようということと同じ意味ですので、言われて快く思う女性はほとんどいません。それは最初から肉体が目的で、「お前の都合のいい女になるぞ」と宣言しているようなものだからです。もとより、これでは都合のいい女になってくれる女性など皆無となります。 このように、男性は下心があろうとなかろうと、「何もしないから」と言わざるを得ないことが分かります。最終的に、体を許すか許さないかはあなた次第ですが、何もしないという言葉をあてにすること自体が、間違っているということをよく理解しておきましょう。
★彼女の元カレの話を聞きたがるのは、男の嫉妬からでありますか、女性のそれとは違い、征服欲、支配欲に基づいたものです。 男性はより多くの女性、より魅力ある女性に精子をばらまきたいという本能があるので、そのために、もっとも有効な手段は、自分の地位や力を上昇させることだと思っています。 男性はランクが上でなければ女性の心を支配できないことを経験上認識しており、自分のランクが低ければ、自分の元から彼女がいつか去っていくかもしれない危険性があることを承知しているのです。 ですから、女性の心が自分の支配下にあるかどうかをチェックするのは、男性にとっては、自分の種を残すことができるかできないかの命がけの行動なのです。 ★ が聞き出したいことは二つ 「以前はどんな彼とつき合っていたの?」という彼のセリフの意味を整理すると、この質問で男性が聞きだしたいことは二つです。 @ まず、元彼のレベルです。 どんな男だったかを聞いて、彼の社会的地位、経済力、ルックスなどからその男性の魅力レベルを割り出すのです。 このときに重要なのは、女性の魅力のレベルです。彼があなたよりも魅力が上で優位であると感じている場合は、過去の男性に対して自分が勝っているという優越感を得たいがためにこの質問をするのです。 逆に彼があなたを追っかけている場合や対等な場合は、過去の男性のレベルが多少高ければより一層闘争心に火がつき、負けじとその女性を完全に征服しようと燃え上がるし、多少レベルが低ければ「なーんだ」と安心するわけです。 A もうひとつの意味は、現在の女性の気持ちです。 昔の彼のことを話す様子で、現在気持ちが自分に完全に向いているのか、それともまだ多少なりとも未練があるのかどうか、ということを知りたいのです。 あなたが元彼にあまりいい印象がなく、気持ちが離れていれば、自分の支配下に入っているということになり満足しますし、逆に元彼のことをよく言えば、自分の支配下には完全に入っておらず、制服しきれていないことになり、やきもきします。 もしも、元彼のことをよく言ったにもかかわらず、男性のご機嫌がいいようならば、それはあなたが今の彼を追いかける恋愛をしているという証拠で、男性優位のつき合いをしていることになります。この場合、あなたが都合よく扱われている危険性は高いでしょう。
似た言葉に「昔の彼女に似ている」というのもありますが、出会って間もない初対面の場合に使われます。もし、この言葉を初対面で言われたとしたら、あなたは相手の男性から好感をもたれ、一目惚れされたと思って間違いがないでしょう。 ★では、一目惚れはなぜ、起こるのでしょう 一目惚れであろうとなかろうと、まず、人間が恋に落ちるためには、次の三つの条件が必要です。 @ 美しさ 美しさとは、自分が記憶している多くの女性の中で、その人が相手の女性を見て「美しい」と感じるものです。ですから、この美しさは個人差があります。 A 同一化 同一化とは、相手に自分と似ているものを感じ取るとその人に好感を持ち、逆に好意を持つと相手に同調しようとする習性です。 基本的に宗教や文化、価値観、人種などが違うと相手を理解することが困難となることから、同一化を感じない人とは恋に落ちにくいのです。もし、価値観や考え方が違っていたら、自分の意思を伝えるのに苦労をすると、口説くのにも時間がかかりすぎます。 B 緊張感 @とAの二つを感じ取れば、この緊張感が芽生え、恋に落ちるようになるのです。 たとえば、どんなに美人の妹がいても、兄が妹に恋しないのは、近親だからではなく、長年一緒に住んでいて緊張感が芽生えないからです。もし、生まれた時点で、離れ離れに暮らしていたら、恋に落ちる可能性はあるのです。 ★一目惚れは単なる錯覚 人が誰かに惚れるために必要な条件は、まず、相手が手の届く範囲にいて口説くことができるということが重要です。あなたが街の中で、すごくイケメンの男性とすれ違っても、惚れることはないし、一目惚れすることもないでしょう。それは相手が他人だからです。ですから、惚れるというのは、自分の口説ける範囲内の人にしか起こりえない現象と言えます。 そして、相手を見た瞬間、口説けるかもしれないと錯覚したときに、一目惚れということになります。その錯覚が起きるためには、「美しさ」と「同一化」を感じている必要があります。相手との「同一化」が、一目会った瞬間で分かることはありませんが、脳が同一化であると錯覚させているのです。 それは、「初恋の人に似てる」ということで、目の前の女性もきっと価値観や考え方が初恋の女性と同じであろうと脳が錯覚してしまうのです。いずれにしても、この言葉を言われたら、素直に喜んでいいでしょう。 |
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