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男は、つねに女性より上位に立ちたいと思っており、そして女性をしっかりと守ってあげたいと本能的に思っています。 ですから、女性が困ったときには、自分が守って上げられる、助けてあげられると勝手に思い込んでいるのです。 極端な言い方をすれば、女性よりも経験も豊富で、そのうえ知識も豊富で、何かにつけて、男のほうが優れていると考えているのです。 ★ ですから、女性の抱えている問題など、たいしたことはないと高を括っているかもしれません。 何人の女性が取り組んでも解決できないような問題でも、自分が登場すれば一気にまとまるぐらいの思い上がりすら抱いているかもしれません。
★ 少なくともいつも一緒にいる女性のことは何でもわかっている、と錯覚しているのです。 オレに任せれば大丈夫、大丈夫という感じでしょうか。思い上がりもはなはだしいです。 でも、実際に、たいがいの男はそう思っているのです。 交際している女性のことなら何でも知っていて熟知していると思っており、女性の不安も男の自分から見たらたいしたことではないと勝手に思い込んでいるのです。
それで、男性は、常に自分がリードしていると勘違いしているわけですから、どんな不安も問題も男が抱えている問題よりちっぽけだと思っているのです。 ★ ですから、女性の不安を理解できないのではなく、実際には理解できていないのでしょうが、最後の出番は自分がいるから安心だ、というのです。 自分が本気になったら、簡単にケリがつくと過信しているのです。 「君のことは全部わかっている。最後は僕に任せればいい」と。どんな男にも僕は勝てるよ、と。かわいいと思えばそれですむことですが、女性にしてみればそんなことで不安は解消しないでしょう。 でも、安心してください。男は女性の不安というものを理解できていないのです。本当は何もわかっていないのかもしれません。 だから、もうダメとなったら、そのときは男に任せてみましょう。とはいうものの、任せてもたぶん解決しないでしょうが。ただ男は正義感が強い生き物ですから、上手にいえば、かなり動いてはくれるでしょう。 ★ 不安の精神的な部分は任しても無理ですから、体で動き回れる部分を男に任せてみてはいかがでしょうか。 それぐらいなら、大丈夫でしょう。 |
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