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女性の中には、気になっていた男性からデートに誘われて、ウキウキな気分になってもよさそうなのに、心配のタネになる人もいるようです。 理由は、25歳にもなって処女であるので、彼に知れたら嫌われるのではないかと・・・。 いまは、高校時代に初体験をすませてしまう人が多いご時世です。そんな中、二十歳を過ぎて処女だと、「私って、おかしいのかな」と不安になるのは無理もありません。
ですが、大丈夫です。 「処女だから、おかしい」ということはないし、25歳で性体験のない人は、けっして少なくありません。 ですから、性経験がないことを大げさに考えないことです。人間というのは、おもしろいもので、一つのことが気になって悩み始めると、そればかりに意識が集中してしまいます。 たとえば、おでこにポツンとニキビができたとき、周囲の人は別になんとも思っていないのに、自分だけが鏡を見て、しょっちゅうため息をついていた経験、ありませんか。 処女についても、これと同じです。恋愛は、いろいろな要素から成り立っているのに、「私は、まだ処女」ということを気にし始めると、そのことが頭の中でどんどんふくらんで、「処女だから恋愛ができない」と考えてしまうのです。
さらに、人間の心理法則として、「遠ざければ遠ざけるほど、そのことが怖くなる」ということがあります。 たとえば、友達にちょっとキツイひと言を言ってしまって、「悪かったな。あやまらなくちゃ」と思っていても、なんとなく電話もしにくくて、あやまる機会をどんどん逃してしまうことがあります。そして、その友達とは気まずいまま疎遠になってしまった、という感じです。 こんなふうに、「処女である」ということも、時がたてばたつほど心の中でそれが大きな問題になって、「男性に嫌われるかも」という恐怖も大きくなります。すると、「こんな問題、とても克服できない」と思って、よけいに処女であることが重い十字架となってのしかかってくるという悪循環が起こるのです。
では、「処女である」という事実に、どう向き合えばいいのか。 まずは機会があるのなら、とりあえず体験してみればどうでしょう。もちろん、相手は誰でもいいとか、捨て鉢になって見ず知らずの人というのは問題外ですが。 「いいな」と思う人がいて、その人といいムードになったなら、その流れに身をまかせてしまえばいいでしょう。また、「今日は帰りたくないの」とさりげなく、あなたから誘ってみてもいいでしょう。 そうやって、相手に処女であることを知られたら嫌われるかどうか。 もし、そんなことであなたを嫌うような男性には、はっきり言って、誠意がありません。 逆に、あなたのことを本当に好きなら、処女だろうがそうでなかろうが関係ないでしょうし、むしろ「そうだったの!」と感激するはずです。 つまり、ある意味、あなたが処女だと彼に伝えることは、相手の男性の「いい男度」を知るリトマス試験紙なのです。そこで引くような男性なら、こちらが願い下げです。「嫌ってくれて、ありがとう」ですよ。 ですから、好きな人とは一度、怖がらずにベッドインをしてみるといいでしょう。その結果、男性が去って行くなら大いにけっこうですし、そうなったとしても、もはや処女という重い十字架はあなたから取り払われます。いずれにしても、あなたにとってはプラスの結果をもたらすのです。
ただ、一つ覚えておいてほしいのは、それは、自分からわざわざ「私、処女なの」と宣言する必要はないということです。そう言われると、男性はどう対処していいかわからなくなってしまいます。 もし不安なら、いざベッドインというときに、「初めてなの。やさしくしてね」と言うぐらい。そして、何も伝えずにベッドインして、あとから彼に「もしかして?」と聞かれたら、「そうなの」と、さらっと認めることがポイントです。 さらに理由を聞かれたら、「とくに理由はないんだけど、なんとなく機会がなかったの」「行為が嫌いとかそういうのではなくて、趣味に夢中になってたから恋愛が後回しになっちゃって」というふうに答えておけばいいでしょう。 「そこまで思える人と出会えなかったんだ」 これもいいでしょう。すると、「ってことは、『俺って、そこまで思える人』なんだ」と、相手の男性のプライドが満たされて、彼はいい気分になるでしょう。 この問題は、「案ずるより産むがやすし」です。経験がないという事実は、恋愛にプラスになっても、マイナスになることはありません。
★「いいな」と思う人がいて、いいムードになったら、深い関係になってもいいでしょう。 ★「性の経験がない」ことは、あなたが考えているほど大きな問題ではない。 |
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