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好きな彼とデートをしたい女性は、「部屋でふたりっきり」になるよりも、一緒に映画を観たり、ショッピングに行きたいと思っているのでしょう。 ですが、一度肉体関係を持った女性とデートする男性は、デートを楽しむよりも、「性」の妄想のほうが大きくなって、そのことだけを考えているものです。
女性としては、「体だけが目当てだったのか」と思うかもしれませんが、けっしてそんなことはないのです。 もちろん、なかには体だけが目当ての男もいますが、少なくともふたりの仲がよくてデートも順調にいっている場合、彼は体目当ての男性ではないでしょう。むしろ、彼女のいる男性としては、ごくふつうの行動をしているだけです。
たしかに、男性は愛情がなくてもベッドインはできますが、愛情抜きの行為と、好きな女性とする行為とを比べたら、断然に後者のほうが楽しいし、気持ちがいいのです。だから、彼は、デートのたびに求めてくるのです。 ですから、何も不安を感じる必要はありません。「まったく、男ってしょうがないなあ」ぐらいの軽い気持ちで、心の中で彼を笑ってやってください。 また、男性は女性に比べると、いまどんな映画が話題なのか、どんなお店がはやっているのかといった情報に、うといものです。デートのときも彼女をどこに連れて行ってあげればいいかわからない、というのが本当のところです。それで結構、ベッドインする予定しか立てられないのかもしれません。
ここは一つ、デートのプランを女性からリクエストしてみませんか。あなたが行きたいところ、やりたいことを一つずつ、彼に提案するのです。「あのレストランに行こうよ」「映画を観にいかない?」というように。 そうやって次々にいろいろなプランが立てば、きっと男性も楽しいはずで、あなたの体以外への興味も広がっていくでしょう。
たとえ、まだ不安が残っていても、「あなたは私の体が目当てなの?」などとは彼に聞かないことです。そのセリフ、男性のプライドをひどく傷つけてしまいます。 自分は彼女のことが好きだから体の関係を持ちたいのに、「それだけが目当てでしょ」と言われたら、恥ずかしくて自己嫌悪に陥ります。あるいは、自分をそんなふうに思っている女性に対して、言いようのない怒りを覚えて、最悪の場合、別れてしまうことにもなりかねません。 彼の真意を確かめたいのなら、まずは自分の素直な気持ちを伝えることです。 「私の体を求めてくるのはすごくうれしいけど、それだけなのかなってちょっと不安になるときがあるの」 あるいは、1回、ベッドインを断ってみましょう。 「最近、ふたりのことでちょっと不安になっているから」 すると男性は、「え、どうしたの? 俺、何か悪いこと、した?」とうろたえるでしょう。そこで、あなたが不安に感じていることを話すのです。彼は、そのとき初めて「性以外の愛情表現も大切」だと気づくでしょう。 本当は、そんなことにはとっくに気づいてほしいのですが。 なお、1回断ったとき、「なんだよ!」と烈火のごとく怒り出したら、「いいじゃん、いいじゃん、○○ちゃんだって、気持ちいいんでしょ」と言うような男性だったら、一度、ふたりの関係を考え直したほうがいいかもしれません。
★男は好きな女性と一緒にいたらベッドインしたくなる。 ★女性はそんな彼の気持ちを理解しながらも「体以外の愛情表現」を上手におねだりしよう。 |
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