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女性は、振られても昔の彼に執着して、何とかヨリを戻したいと思ってしまうことがあります。これは、女性だけでなく、男性も同じようなものですが。 ただ、ヨリを戻せるかどうかは、ひとえに、どういう別れ方をしたかが問題になるでしょう。 ある女性は、1週間前に彼から別れを告げられたということです。 彼は仕事で悩んでいたらしいのに、その女性も何かと忙しくて彼の話を聞いて上げられなかったということです。そうしたら、その間に彼は相談に乗ってくれた会社の女の子を好きになってしまったということです。
★ヨリを戻せるかどうかは、「別れ方」にかかっていますが、カップルの別れ方には、だいたいのパターンがあります。 憎しみ合って、修羅場のようになるパターンもあれば、「これからも友達でいようね」という感じであっさりと別れるパターンもあるでしょう。 ヨリを戻せる可能性があるのは、後者でしょう。
★恋人に振られたときは、相手が拍子抜けするほど「あっさりと引き下がる」のがポイントです。 たとえば、「君とはやっていけない」と言われたら、「そうなんだ・・・。しょうがないね。今まで、どうもありがとう」と言って、さらっと引き下がることです。 彼のことがまだ好きであれば、ここで、「どうして? 私、悪いところがあったのなら直すから、お願いだから捨てないで」と泣いてすがりたいところでしょう。ですが、そこをぐっとこらえて引き下がるのです。 そして、ひと言。 「ごめん、私にも悪いところがいっぱいあったね。また、機会があったら会おうね」 がいいのです。 逆のケースを考えてみたら分かるように、あなたが男性を振ったとして、「どうしてだ? お願いだ、俺を捨てないでくれ!」といつまでもつきまとう男性と、「そうか・・・僕が悪かったね。でも、今まですごく楽しかったよ」と言う男性と、どちらがいいですか。当然、後者のほうではないでしょうか。 男性も同じで、あまりにもあっさり引き下がられると、「え? ちょっと待ってよ。俺、もしかしたら間違った決断しちゃったかな?」と思うことがあるのです。 そこまでいかなくても、「これだったら、今後も友達として付き合えるかも」と思うことでしょう。 ★とくに男性は、よほどひどいケースでないかぎり、別れた女性のことを嫌いにならないものですから。
★復活のカギは「あっさり引き下がる」ことです。 「恋人がダメなら、じゃあ、友達だったらいい?」と聞かないことです。 きっと相手はそう思っているのですが、先回りして言ったらダメです。
そして、1ヶ月ぐらいたったら、 「最近。調子どう?」 「新たしい彼女、できた?」 というようなメールを、さりげなく出します。 3ヶ月後ぐらいでもいいかもしれません。 このときのポイントは、「短い文面」にすることです。 くれぐれも、 「あれ以来、毎日あなたのことを思っています」 「あなたのことが忘れられません」 という感じの文面はやめることです。 手紙を書くのも、やめたほうがいいでしょう。相手に「重たい」感じを与えてしまい、損です。 ★とにかく、メールで短いやりとりを続けて、徐々に友達モードに持っていきます。
そして、次の段階です。 「たしか、○○のCD、持っていなかったっけ。貸してくれるかな」 「ひさしぶりに、飲みに行こうよ」 こんな具合に、ふたりで会う機会を作るのです。 もっとも、この方法をとったからといって、100パーセントヨリが戻るという保証はありませんが、確率としては、泣いてすがって修羅場を演じて別れるよりも、あっさり引き下がったほうが復活の可能性はグンと高くなる、ということです。 かつて仲がよかったふたりなら、気心も知れているし、何かのはずみで過去の感情がよみがえり、盛り上がることだってあるでしょう。 人間の心というのは、そういうものです。 そうしたら、「また、付き合ってみようか」と軽いノリで言ってみると、案外、うまくいくかもしれません。
★恋人に振られても「引き際はあっさり」を心がけること。 ★修羅場にならなかった別れには、復活する可能性が残っています。 |
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