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女性の中には、「自分の友達に彼氏を奪われてしまった」という経験がある人もいるのではないでしょうか。 友達の彼女は「彼からアプローチしてきた」と言うかもしれませんが、彼と友達のふたりから裏切られたという思いは強くて、ショックを受けることでしょう。 信頼していた彼と友人に一度に裏切られたのです。驚き、怒り、悲しみ、恨みといった感情が一度に押し寄せ、もう二度と人を信じられない気持ちになってしまうかもしれません。 ★ですが、新しい恋に一歩踏み出すためには、友達に彼氏を奪われたとしても、許してあげることも大切です。
★あなたが新しい恋に一歩踏み出すためには、ふたりを許してあげることです。 「なぜ? 絶対に許せるわけありません」と反論されるでしょうが、許さなければいけないのです。 なぜなら、結局それが「自分のため」だからです。 ふたりを恨めば恨むほど、傷つくのは自分です。 なぜなら、「恨み」というのは自分の心の中だけで起きている感情で、いくら恨んでも彼も親友も傷つきません。それどころか、次第に自分の心の中の「恨み」はどんどん大きく、強くなっていきます。 つまり、ふたりを恨めば恨むほど、自分で「恨み」という毒を飲んでいるようなものです。 こういう状況に立たされると、きっと、ふたりに恨みつらみを並べ立てたり手紙を書いたり、電話やメールで悪態をついたり、周囲の人にふたりの悪口を言いふらしたくなるものです。そのくらいしないと、気がおさまらないでしょう。 ですが、そこまでしても、けっして気持ちはおさまらないはずです。逆に、恨みが増幅するだけでしょう。 ★つらいけれども、恨みの気持ちを手放し許すことです。つまり、それは過ぎ去ったこととして振り返らないことです。そうしないと、恋の痛手から立ち直る方法はないのです。 たとえ彼に裏切られても、それであなたの価値や魅力が下がるわけではないのですから。
人間というのは、いろいろな出来事を経験することによって、自分の中に信念が生まれます。そしてそれは、よくも悪くもそれから先の人生に影響を及ぼします。 とくに、トラウマになるようなショッキングな出来事によって生まれた信念は、とても強く、深く人生に影響します。 今回のように、友達に裏切られたケースなら、「二度と人を信じてはいけない」「人間は仲がいいようなことを言っていても、結局裏切るもの」といったネガティブな信念が、心の奥深いところに根付いて、一生、尾を引くでしょう。 すると、今後、どんなに素敵な男性と出会っても、「どうせまた、裏切られる」という信念があるから、その人との恋愛に踏み切れません。あるいは、彼がいくら褒めてくれても、「何か裏があるに違いない」と思ってしまうかもしれません。そうやって、恋の芽を自分の手で摘み取ってしまうのです。 恋だけではありません。仕事をしていても友達と会っていても、「しょせん人間なんて・・・」という信念が頭をもたげてくるので、きっとうまくいかなくなります。そんなことになったら、あなたの人生は真っ暗ではありませんか。 そうならないためにも、許してあげることです。
★たとえ彼に裏切られても、それであなたの価値や魅力が下がるわけではない。 ★もっと素敵な出会いのために、恨みの気持ちは一日も早く手放そう。 |
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