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彼に「将来は結婚しよう」とまで言われたのに、1年後には「新しい彼女ができたので別れよう」などと言われたら、どんな女性だってショックで男性恐怖症になってしまうでしょう。 ですが、恋愛に失敗して男性不信になっている女性は、恋がうまくいかなかった理由を「男性のせいにしてる」ということがよくあります。そして「男なんて・・・」と悪態をついているうちに、ますます恋のデフレ・スパイラルに落ち込んでしまっているのです。 「男なんて」「しょせん男って」というような男性に対するネガティブな感情は、そもそも女性なら誰の中にもあります。極端な「男嫌い」は別として、「男なんて」という軽い男性不信は、みんな持っているものなのです。 いずれにせよ、男性に対するネガティブな感情を心の中に抱えたままだと、たとえそれが小さなものであっても、恋愛をするうえではちょっと不自由かもしれません。 ★「男なんて」という気持ちは、口に出さなくても相手の男性には伝わります。そうなると、男性だってあまり言い気分ではありません。 それで、恋がうまくいくと思いますか?
★男性不信は体の中から早く消し去ってしまったほうが得です。そのためのトレーニングをしませんか。 まず「男なんて・・」というセリフを五つ紙に書いて、「・・・」の部分にあなた自身が思うものをあてはめてみましょう。 「男なんて、浮気をするものである」「男なんて、うそつきである」などというように。 そして、それを一つひとつ、たとえば「男なんて、浮気をするものである」⇒「浮気をする人もいれば、しない人もいる」という具合に書き換えていくのです。 ★心理学では、前者を非合理的信念、後者を合理的信念と呼ぶそうです。 なぜかと言えば、すべての男性が浮気をするわけではありませんから。 この作業を進めていくと、最初は非合理的信念に縛られていたのが、次第に合理的信念のほうに「なるほど、そうよね」とうなずけるようになります。 そうなったらしめたものです。男性を見るときに、これまでは「男なんて薄情者!」と思っていたのに、「薄情な人もいれば、そうじゃない男もいる・・たしかにそうだわ」と思えるようになるのです。 そうしていくうちに、男性不信は薄れていくでしょう。
★「男なんて・・」のひと言は、自分で音運を下げているようなもの。 ★「浮気をする人もいれば、そうでない人もいる」と合理的に考えると、心に余裕が出る。 |
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