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「いい子」を演じるのが好きな女性は多く、自ら内面を磨いて「いい子」になろうと努力をしているのでしょう。 たとえば、モテたいから「いい子」になる、ファッションセンスを磨いて男受けを狙いたのでしょうが、あまり、そっちの方向に走ってしまうとダメです。 ★「いい子」がモテないのは、行き着く先がみんな同じになり、つまり「個性がなく、つまらない女の子」になるからです。 これは長女に多いようですが、納得いかないことがあっても「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい!」と言われ続けて、本当は欲しいのに「お姉ちゃんなんだから妹にあげなさい!」と言われ続けて、自分の欲望を抑圧してきたパターンが多いように感じます。
「いい子」は、煩悩を殺した仏様のようです。 ですが、男性と付き合うなかには、食欲、性欲、睡眠欲など煩悩がたくさん潜んでいます。 「お腹すいたね!」と言われて「いや、食欲は煩悩だから食べちゃダメ」、「エッチしたい」と思っても、「煩悩は、はしたないことだからダメ」なんて煩悩を全て捨て払った彼女と、誰が付き合いたいと思いますか。 男性が人間らしいから、付き合っても楽しいわけです。
つまり、メールは返したいとときに返す。電話は出たいときに出て、出たくないときは出ない。かけなおしてもいい気分のときにかけなおす。彼と会うのは、体と心の調子が整っている、心身ともに元気なときだけにする、というものです。 あとは「見たいテレビがあるから」でも、「髪の調子が悪いから」でも、そのときの行きたくない理由を素直に言えばいいでしょう。 当たり前のことですが、彼が悲しそうだったり、ちょっと会えただけで有頂天になってくれたりすると、つい彼の気持ちにつられて主導権を奪われることもにもなりかねませんので、注意が必要です。
たとえば、喧嘩になったとき、過去のことまで持ち出して、物事を複雑にしないということです。何か男性を責めたくなっても、あくまでも単純に、目の前の行動に対してのみ反応する。 たとえば、「この行動が愛情がない感じがしてダメ」「この行動がだらしないからヤダ」というように。 あなたの妄想や想像、ほかの人が言っていたことや、彼のずっと前の行動を全部持ち出しているとわけがわからなくなります。喧嘩しているときは自分と彼のことだけにし、しかも、現時点のことのみに限定することです。 ★ 喧嘩をしても過去の話も未来の話も一切しないこと。 これは仲がいいときでも同じことです。彼が自分が喜ぶようなことをしてくれたら、心のなかでは勘ぐってもいいから、素直に喜んだ反応をする。なのに自分の気持ちで、同じことをしても、喜んだり喜ばなかったりしていると彼が混乱します。 「これをしたら喜ぶ」「これをしたら怒る」「これをしたら悲しむ」「これをしたら楽しそうになる」。これだけ彼女のことをわかっていれば、男性は彼女をコントロールしている優越感にも浸れるし、何かあっても「こうしたら機嫌がなおる!」と思うから、喧嘩になって意地を張り合うことにもなりません。 感動するものを見たら、心のなかで「この番組の演出、やらせじゃないの!?」と思ってもいいから、素直に感動した反応をする。人に褒められたり、心のなかで「お世辞だろ!。もういいよ!」と思っていても、素直に喜んだ反応をすることです。 人間は単純にできていません。だから気持ちを表現する前にいろんなことを考えますが、いつも疑ったり、裏があるんではないかと勘ぐっていたら、「自分のこともそういうふうに勘ぐられるのかな?」と思って、かまえたり気疲れしてしまうものです。 ですが、予想通りの反応をされると、行動した側の警戒心がなくなり、安心感を抱くようになります。
子供っぽさというのかもしれません。 家事ができない、料理ができない、掃除ができない、食べ物を洋服にこぼす、道に迷う、持っていたものは必ず紛失する、話をするとピントがずれる、人と一緒に行動できない。 こういうような行動は、ある意味、努力でカバーできる面もありますが、だいたいは生まれつきのもので、日常生活に困ることが多いでしょう。 ただ、小賢しい知恵はないので、天然っぽいのかもしれませんが、そういう意図しない行動が無邪気さにつながっているものです。 こういう人を見ると、周囲の人たちは「自分がいないと、この人は生きていけない」と思わせてしまうところがあり、そこがプラスに働いているのです。 神様は、子供のような無邪気さを愛すると言われますが、無邪気さには悪意が感じられないからでしょう。 |
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