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よくテレビドラマで、ホステスさんやキャバ嬢の役を演じている人が、接客シーンで、オーバーなお世辞トークと過剰なボディタッチをしているシーンがありますが、あれなどはかなり誇張した演出です。 あんなにベタベタな演技で、男性の客を虜にすることなどできっこないし、お客からお金を落とさせることには無理があります。 「ボディタッチは、気があるように見えるし、性的なものを連想させるから、とにかく触っとけ!」というテクニックでひっかかる男など、よほどヨボヨボのじいさんか、今までモテたことがないショボショボ男くらいなものでしょう。 ★女性からのボディタッチはハイリスクになりやすいので、十分気をつけましょう。
女性のなかには「私の体をあげる」「やらせてあげる」的な、「上から目線」の女性がいます。 なんでそんなに自信満々なのかと不思議には思えますが、すべての男性は女性がボディタッチをしてベッドインをちらつかせるようなことをすれば、常にうれしがり、常にノリノリで、なんでも言うことを聞かせられると、本気で信じているのです。 ですが、これは絶対にありえません。 男性の好みもあるだろうし、男性からしてみれば、 ★ その女性が危ない相手じゃないだろうか? ★ 逆上したり、ヒステリーになったり、トラブルになったとき、面倒じゃないか? ★ 愛情以外の目的で近づいていないか? などと警戒心が働くものです。 いろいろな条件をクリアして、自分の女候補としてあがってきた女性に対してだけ、心の伴うボディタッチをされるのはうれしいでしょうが・・・。
初対面で、もしくは付き合いはじめで、彼が無条件にあなたのことを大好きだと確信が持てればいいですが、確信も持てないうちからボディタッチをしすぎれば、他人のスペースにどかどか入り込んでくる図々しい女というイメージになって、逆に嫌悪感を抱かれかねません。 いくら草食系男子という言葉が流行ったとしても、それは社会進出を果たして、ガンガン自己主張する女性と比較して、相対的に作り出されたもの。どんな男性でも、しょせん、本質はハンター的な気質を持っているわけです。 ★ だから、付き合いはじめは、とにかく、「受け身」に接するのが一番。 好意を示すのは、彼の目をじっと見て話すのと、彼の話を興味深く聞いているということだけで充分です。 彼がボディタッチをしてきたら、ニコニコしていればいいだけです。女性からボディタッチをするなど蛇足もいいところです。一切する必要はありません。 まだ彼が自分のことを、完全に好きになりきっていないうちから余計なことをすれば、気に入られるかもしれませんが、引かれる可能性も高いです。そんなギャンブルなどする必要などないでしょう。 女の子がボディタッチをすればするほど、安くて軽いイメージになるし、彼に度胸がなくて女性にボディタッチもできないようなら、そんな勇気のない男であれば、後々苦労するでしょう。
★ 相手が自分のことを大好きで離れていかないだろうと確信したあとです。 つまり、付き合いが安定(付き合って最低でも3ヶ月ぐらい経ってから)してからです。 ここから先、男性がいったん自分のことを好きになってからは、うざいと思われようが面倒だと思われようが、何をしても愛情表現の裏返しになるから大丈夫です。
基本的に、女性なら、自分の好きな人とは常に一緒にいたいし、一緒にいるときはなるべく、どこかしら体をくっつけていたいと思うものでしょう。手をつなぐのもいいし、腕か肩がくっついていたらそれでもいいし、ご飯を食べるときも向かい合って座るより隣同士で座りたいと思うものです。 逆にちょっと離れて歩いたり、一緒にいてもちょっと遠くに座られたりすると、「本当は私のこと、好きじゃないのかな?」と思って、勝手にすごく悲しくなったりすることもあるでしょう。 ひたすら「本当に好きでいてくれているのかな?」という不安が募っているわけです。こんなときに肩とか髪とか手とか腰とか、さりげなく触ってくれるとすごくうれしい気持ちにもなるはずです。 逆に、嫌いじゃなくても、なんとも思ってない人に体を触られると、すごくイヤな気持ちになります。セクハラまでいかなくても、背中とか腕をポンって叩かれただけでもかなり気分は悪いものです。 このようにボディタッチやスキンシップは、好きな人と嫌いな人とは、まったく別の感情を持ってしまい、嫌いな人ならセクハラとまで考えてしまいます。 つまり、ボディタッチは両刃の剣ですので、やるなら両思いになってからです。 |
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