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付き合いをしていて、ちょっと彼の様子がおかしいなと薄々感じていたようなとき、ケンカになってしまったり、何か気まずい状態が起きたようなときに、突然、彼から「ごめん、しばらく距離を置きたい」といった言葉が出ることがありますね。 こういう時、自分自身も彼との付き合いに疑問を感じはじめていたとしたら、「ああ、やっぱり彼もそう思っていたのか」とすぐに納得しますから、「距離」はやがて「別れ」につながることになるでしょう。 ここでは、この言葉の裏の心理について探ってみましょう。
この言葉は、完全に別れを決意しているわけでもなく、今後の展開次第では修復の可能性を含んだニュアンスがあり、こう言われた女性としては、非常に戸惑う言葉でもあります。 あなた自身、彼ともっと親密になって距離を近づけたいと思っていた矢先に、急に彼から「距離を置きたい」と切り出されたとしたら、女性としては、なかなか受け入れにくいところがあるでしょう。 「距離って、一体何なの?」 「毎日、連絡をしてはいけないの?」 「1週間に1度ならいいの?」 「本当は、別れたいの?」 などと、いろいろと頭を駆け巡り、最後は「どういうことなの?」と、彼を責めたくなることでしょう。 なぜ、彼は「もう別れよう」ではなく「距離を置きたい」と言うのでしょうか。 その心理について、次のようなケースが考えられます。
彼の本音は、すぐに別れてしまいたいのですが、急に別れ話を切り出すと、彼女が逆上してストーカー的な行動をとるのではないかと不安なため、彼女の気持ちを冷静にして、自然とフェードアウトするようにもっていきたいと考えているケースです。 もし、このようなケースに当てはまるのであれば、彼は周到にあなたへの連絡を極力減らすような試みをしているはずですから、冷静に、最近の彼からの連絡回数などを振り返ってみると分かるでしょう。
@ 彼自身の仕事が忙しくなった 彼が大きな仕事を抱えるようになったため、精神的な余裕がなくなり、彼女のことまで気を配ることができなくなっているような状況が想定されます。 実際に、彼の仕事が忙しいのなら、「頑張ってメール」とか「彼の体を気遣うメール」程度で様子を見ることが大切です。 A 彼のあなたに対する不満がある あなたは彼のためを思って、いろいろな世話を焼こうとしていることが、彼にとっては望んでいなかったこと、あるいは、彼の愛情をいいことにワガママに振舞っていたことなどが原因である場合です。 ★ これら二つの状況は、「別れたい」という積極的な決断ではなく、彼もどうしようかと迷っており、このままでは将来が不安だと感じているのです。 ですから、とりあえず、あなたからの連絡は、1、2ヶ月は絶対に取らないことです。その間に、お互いが冷静になり、やり直せるかどうかも自然と分かるはずです。こんなときに、すぐに連絡を取ろうとするのは、二人の関係が逆にこじれる原因になりますので、注意しましょう。 |
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