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男は今の彼女と会話しているときに、昔付き合っていた彼女のことに対して、話をすることがあるものですが、そのときの何気ない一言に、あなたには言えない男心や恋愛心理が潜んでいます。 好きな彼が、元カノの話に触れたりするのは、楽しい話題ではないでしょうし、しかも、元カノの自慢とか、素晴らしかったところを、得意げに話していたら、腹が立ってくるのではないでしょうか。 鈍感な男は、いくらあなたがイヤな顔をしていても、気づかずに、調子に乗っていくらでもしゃべります。 ここでは、二つの言葉を紹介しましょう。
男は狩人であり、女性をいつも標的のように狙っており、自分の作戦やテクニックで上手く落とせたら、この上なく幸福感に浸るものです。 つまり、男にとって過去の女性遍歴は戦利品みたいなものです。 ですから、男同士の会話では、これまで何人の女性を射止めたかを、自慢げに話をしたりしますが、ほとんどの男性は、自慢話をすることで、勝利の余韻にひたり、その瞬間を思い出すことで快感に満たされるものです。 そして、女性にとっては理解したくないことだと思いますが、男性は同性の仲間から、どれほど魅力ある女性を手に入れたかによって、より高く評価されるのです。
男性は獲得した女性が魅力的であればあるほど、人に話したがりますが、魅力的でなかった女性については、逆に、昔の彼女との写真やつき合った事実などは過去の汚点になるわけです。 もし、彼にとって、あなたがこれまで付き合ってきた女性の中でベストだと思っている場合には、昔の彼女の話など自慢にもならないので、ほとんど話すことはないでしょう。 つまり、昔の彼女の話を聞きもしないのにぺらぺら喋るということは、裏を返すと、前の彼女はあなたよりも魅力的だったというわけです。 ですが、別れてしまったというのは、彼が高望みをして彼女に振られたのです。 ★ そういう彼が、なぜ昔の彼女の話をするのかと言えば、「俺はこんなにいい女と付き合ってきた男だから、自分のほうが偉いんだぞ」と、あなたに優位性を示したいのです。 ですから、男性は、過去の女性のことを喋るときには、十分気をつけましょう。
元カノを褒めるよりも、まだいいかもしれませんが、それでも、前の彼女の話をされると、あなたはイヤな感情を持つはずです。その感情は正しいのです。 なぜなら、この男には、裏の心理が潜んでいるからです。 ★ 「元カノのこんなところがイヤだったから、別れたんだ」などと貶めることは、「オレは前の彼女で満足するような男ではなく、もっと上のレベルを狙える男なんだ」と考えている深層心理が潜んでいます。 前の彼女を振ったのか、振られたのかは分かりませんが、魅力ある女性を基準にして、それよりも自分のほうが、レベルが高いことを示そうとしているのです。 ですから、これは昔の彼女への未練というより、目の前にいる女性、つまり、あなたへのアピールと受け取ったほうがよさそうです。本当に未練が残っているのならば、逆にあえて、その彼女の話題は避けることのほうが多いはずです。 ★ いずれにしても、昔の彼女を褒めても、貶しても、その真意は、「オレは君が思っている以上にモテるのだから、もっと尽くしなさい」と言いたいのです。 たとえ、どんな悪口であったとしても、自分の優位性の主張であることに変わりはないでしょう。 |
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