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男性には父性本能があって、弱い人や子供を見ると守りたくなる心理が働くため、弱々しい女性を見るだけで、放っておけない使命感が湧いてきて、ついつい助けたくなるものです。 ★ 助けたくなる心理は、好意を持つ心理と同じものであるから、男はか弱い女性を見ると、つい好きという感情を抱いてしまうのです。 一方、気が強くてバリバリ働く頼りがいのあるキャリアウーマンも憧れはしますが、そういう女性は自立心が発達しており、男が助ける必要がないため、惚れにくいのです。 か弱くてちょっとダメなところがある可憐な乙女のほうが、男性からアプローチされる確率が高く、恋愛や結婚では大きなアドバンテージがあり、彼氏ができやすいのです。
たとえば電車の中で、なんにもつかまらないで立っているのと、ポールにつかまって立っているのとでは、どちらが男の目に弱そうに見えるでしょうか? いうまでもなくポールにつかまっている女性です。 たったこれだけで、「この女の腕をとっても大丈夫だな」という印象を与えるのです。 もし吊り革にもつかまらないで、背筋もピンと伸ばしていたら、男は女の手をとりにくいし、もし腕をつかんだら、払われそうな不安に襲われます。それでは女としては大損です。 ★ 橋の欄干に身を寄せたり、樹木の幹に背をもたせかけたり・・・。なにかに寄りかかる姿を見せれば、次はおれに寄りかかってくると男は自信を持てるのです。 近頃は強い女性が大股で歩く世の中ですが、男に対しては、最初のうちだけで弱々しげに見せたほうが断然トクでしょう。
女性の助けを求められて逃げたり怒る男は、世界中に一人もいません。もちろん、つき合っている最中の話で、結婚後はわかりませんが、基本的に男は強い性でいたいのです。 ★ そこで女性から手を伸ばしてつかまるふりをしたり、歩くときは少し遅れ気味にすると、男は優越感を持ちます。 一番いいのは、ハイキングのときで、 「待って! 速すぎるよ」 と男に不満を訴えたら、 「ダメだなあ。ほら、しっかりつかまって!」 と手を差し出すでしょう。 ★ この助けを求める言葉やしぐさは、男に「この女は自分が守ってやらなくてはならない」という気分を引き起こすと同時に、「おれがいなくてはダメなんだ」という優越感を与えるだけに、いろいろな場面で使えます。 ベッドインのときも、 「もうダメ。死にそう。死んじゃうわ。許して!」 と、男の助けを求めるジェスチャーを見せれば、どんな男でも大満足です。 自分のオスとしての誇りと自信が、女性によって実証されたからです。どんな場合でも、 「もう終わっちゃったの、つまらない」 などと、男をバカにする態度を見せたら、それはただちに破局です。オスとしての誇りだけは傷つけてはいけません。 |
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