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女性としては、「男を見たら狼と思え」というのは、何も誇張された表現ではなく、当を得た考え方です。そのくらい用心しないと、未婚の間の男と女の関係は、女性のほうが不利だということです。 男は、合コンであろうと婚活パーティであろうと、結婚相手を探している気持ちはあるにしても、男の本音としては、半分以上はベッドインできそうな女性を探しにやってきているものです。 ★ ですから、彼があなたに本気かどうかを知りたいのなら、結婚をしたいそぶりをするだけで、彼の本音は見えてきます。 もし、彼が本気であなたのことを気に入ったのなら、他の男に取られないように、全面的にその女性を囲むはずです。たとえば、お茶代でも食事代でも、男性が全部出すことでしょう。そうしなければ、ケチと思われて、よその男のほうへ行ってしまうのですから。 反対に、結婚をする気がないのなら、ワリカンにしたりするでしょうし、あなたが彼にベタ惚れなら、ひょっとしたらワリカンどころか全部あなたに支払わせるかもしれませんよ。
ところがそれを、ワリカンにする男がいるとしたら、口ではいいことを言っていても、実際はそれほどではないのです。 ワリカンは、男と女が五分五分でつき合うときのルールです。このことを、しっかり知っておくべきです。 だから同じ大学の学生同士であれば、飲みに行ってもワリカンでしょう。また合コンや婚活パーティのあとでも、互いに気が合ったのなら、これもワリカンでしょう。 ワリカンは愛や好意のバランスを見るのに、非常に重要な役割を果たしているのです。
かりに一方的に女性のほうが燃え上がるそぶりを見せたら、彼はワリカンどころか、女性に全部払わせるでしょう。 金だけではありません。下手をすると、女性の部屋に居ついて、いつの間にか同棲ということになるかもしれません。 女性の場合は、かりに両親と同居していたら、自分の収入のほとんどを、おつき合い関連に使うことができます。それこそシーズン毎の着るものから、エステ、化粧品、男性とのワリカン飲食費まで、自分の財布から出させるのです。 ところが男は、そうはいきません。ふつうであれば、両親の許を離れているでしょうし、仕事の勉強費から、仲間同士の飲み代まで支払うとなると、デート代は、できれば女性に出させたいのです。 だから、それほどズルい男でなくても、安上がりで済ませたいと思うのが、ふつうなのです。
問題は、本気で彼が結婚したいと思っているか、です。たとえば、30代で結婚したいと考えている彼だとしたら、20代の半ばで結婚するわけがありません。 ところが女性は、常に「愛」を最優先させます。 「私を愛している」 「愛しているさ」 こういう仲であれば、結婚してくれるもの、と錯覚しがちです。ところが男は、愛を優先するわけではありません。 仕事やほかの理由を優先することは、いくらでもあるのです。その理由が、あなたにとっても「正しい」と思えるものならいいのですが、そうでないこともあります。 ★ このときの彼の本音を探らないと、自分の運命が悪くなるかもしれません。 |
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