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★ 女性からすると、好きな彼に世話を焼いて、いろいろとしてあげると、彼からは喜ばれるだろうと思っているかもしれませんが、男心としては彼女から逃げたくなっているものです。 男は、もともと干渉されたくないし、束縛されたくないという心理が働きますので、男の本音としては、いつでも「ほっといてほしい」と思っています。 もちろん、世話好きでうれしがる男もいますが、ほとんどの男性は、結婚しても、自由にさせておいてくれる女性をほしがっています。ここが女性には不思議かもしれません。
まさに男と女では、正反対に性格であり、だからこそおもしろいのです。 たとえばあなたは、自分より格下と思われるタイプの女性に、彼を奪われたことはありませんか? 自分のほうが真剣に彼を愛していたのに、つまらない女に引っかかって、出て行ってしまったというものですが、よく話を聞いてみると、「彼の世話をしすぎ」なのです。
★ 世話をしてくれることは、どの男でもありがたいのですが、その分、時間がとられたり、考えごとが中断します。それが度重なると、次第にイライラしてきます。 さらに、世話を焼かれるうちは、プライバシーにも引っかかってきます。今日は何時に帰るのか、どこに行ってきたのか、となると、自由さが制限されるような気になって男としては「一緒に居たくない女」になっていくのです。 この心理を知っていれば、恋愛中でも、彼に手間ひまのかからない女、を演出すことができるでしょう。 電話、メールで、がんじがらめにしないことです。極力、彼の自由な時間を作ってやれば、むしろ感謝するのです。男の心理を、ときには直接、彼に聞いてもいいでしょう。
「いつも一緒にいたいから、結婚するんじゃないの?」と思っている女性がいるかもしれませんが、それはまったく違います。 いてくれることはありがたいのですが、「ほっといてくれ」というのが、男の本音です。いわば「手間のかからない女」が、男にとって最高の存在といえるでしょう。 こっちから話しかけるまでは黙っている。あるいは、夜も帰ってくるまでは、おとなしく待っていてくれる、つまり、こちらから何か求めるまでは、知らん顔しているような女性でしょうか。 男にとっての憧れのタイプは、こちらから求めるまでは静かにしていてくれて、行為が終わったら、そのまま眠らせてくれる女性です。 すでに、そういう男の身勝手さを経験している人もいるでしょう。これは放出してしまうと、急激に眠りが襲う「男性の性」です。反対に「女性の性」は、ゆっくりと快楽の波が引いていくもので、その間に、彼に寝られてしまっては、がっかりです。 |
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