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男は、女性の前では偉そうにしたいし、尊敬もしてもらいたいと思っており、女性より優位に立ちたがります。 逆に言えば、男は、女性を守ってやりたいという父性本能があるため、一人では何もできないような弱々しい雰囲気を見せるだけで、「俺がいないとダメなんだ」と勝手に思い込みます。そして、男心に火がつき、恋にも仕事にも頑張る意欲が湧いてくるのです。
要するに、男は攻撃性を本性としているので、あなたは彼に勇気を与えるようにしなければなりません。 彼の攻撃意欲をそぐような言葉をいったら、その関係はうまくいかなくなることを、覚悟しなければなりません。 彼と別れたり、離婚することになる原因は、実に単純です。 彼の意欲をそぐ言葉を、女性が連発したに違いありません。 「今日は、あそこのカレーを食べに行こうか」と彼が言ったとします。 こんなことは大した問題ではありません。 ところがこれに対して「えーっ? またあのカレー、どこがおいしいの、あれが」と女性が答えたとしたら、男は攻撃本能を崩されて、単にカレーの問題ではなく、すべてに対してやる気を喪失してしまうのです。 女性には、この気持ちを理解できません。 まずいカレーをまずい、といっただけですから、彼を傷つけたとはまったく思ってもいないのです。 また男も、そんなことで深く傷ついたと言えば「バカみたい」と軽蔑されそうで、口が裂けても言いません。 しかし現実は攻撃性、リーダー性を失うのですから、ときに「もうやっていけないな」となるのです。 ★ この微妙ですが根本的な男の本質というものを忘れないようにしましょう。 これがわかれば、もう一回ぐらい、まずいカレーを付き合ってやってもいい、と思えるようになるでしょう。 別に食べものの問題ではありません。政治の話、経済の話でも、大したことでなければ、 「そうなのね。そういうことなのか?」と、彼の意見に同調してやりましょう。もちろん、いつも同調する必要はありませんが、議論するときには、飲んだ席とか雑談の場ではなく、真剣に二人で討論するときにやるべきです。 あとは彼に花を持たせましょう。 |
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