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何人かで会話しているときに、ただ聞き役に徹している人がいませんか。 あるいは、まったく話題がないのか、人の言うことにうなずいたり笑ったりするだけの人がいます。もしかしたら、話題がないというよりも、何をしゃべっていいのかわからないのかもしれません。 「わたし、わたし」としゃしゃり出るのも困りものですが、なにごともほどほどが大切なのではないでしょうか。出過ぎない、引っ込みすぎない、ほどよい態度です。 ★とくに男性が女性に魅力を感じ追いかけたくなるのは、会話が上手で、「話す」と「聞く」のバランスがいい女性です。なぜなら、他人に対する配慮と知性を感じさせるからです。 ★ここでは、会話上手で「話す」と「聞く」のバランスの取れた素敵な女性になる方法について、ご紹介しましょう。
会話をするためには、頭の中にはつねにいろいろな楽しい話題や興味深い情報があったほうがいいでしょう。今流行っている音楽や映画のことや、もちろんファッションの情報などにも、詳しいに越したことはありません。 ★ただし、それをひけらかさないことが大切です。 たとえば、誰かが「僕が最近の日本映画について思うことは・・・」などと語り始めたら、会話に加わりながらも、少し身を引いて聞き役に回りましょう。 上手に賛同したり、ときには違う意見を持っているような表情をかわいらしく浮かべるのです。 そして、話し手に「あなたはどうですか?」と質問されたとき、相手を不愉快にさせない自分の意見を言ったり、話の流れに沿った話題を提供するのです。 「能ある鷹は爪を隠す」ということわざを実践するのです。 なかには、こういう人を「いやみな感じ」と思う人がいるかもしれませんが、それは違います。いくらたくさんの話題や情報を持っていても、話すタイミングをわきまえなければ、それが生きてきません。それに、こういう人が、中心になって話している人のことを助けることもたびたびあります。 話が行きづまったり、誰かが鋭く反論し始めたときなど、ずっと黙って聞いていた人が、ひと言意見を言うだけで、その場が落ち着くこともあり得るのです。
そのためにも、自分なりに情報を知り、その情報を自分はどう受けとめるのかということをつねに考えておく必要があります。 新聞や書籍はもちろん、テレビの情報番組などでも広く社会問題を取り上げ、政治、経済の評論家も登場してわかりやすく解説しています。そういうものを意識して取り入れることです。これまで興味がなかったような話題でも、素通りしないで取り入れてみましょう。 ★そしてこれからは、ただ単に暇つぶしのためにそういう情報を目に入れるのではなく、自分の才覚を養うようにすることです。 そして、そこからひとつ二つ話題を取り出して、あなたの別の魅力を見せることです。 自分から話題を提供できるというのは、相手と過ごす時間に魂を入れるようなものです。ぜひ自分でも話題を提供する引き出しをたくさん持っておいて、ときには二人の時間を盛り上げられる女性になりましょう。
★今日から、自分の引き出しをつくることを意識しながら情報に触れるといいでしょう。 街に出たら、その日の街の様子、すれ違う人たちの服装や、どんな荷物を抱えているかなどを観察します。 「不景気だから買い物を控えているのか、ショッピングバッグを持っている人が少なかった」とか、「本屋さんの店頭にはこんな本がたくさん平積みされていた」とか、目に飛び込んでくることはあなたに何かを教えてくれているのです。 今まではそれに気づかなかっただけです。そういうことに気づくようになると、話題の提供者になれるだけでなく、今という時代さえわかってきます。 あなたは自分の引き出しをどれだけ持っていますか。自分の中に引き出しが増えると、「わたし、わたし」とむやみに自己主張したり、しゃしゃり出たりすることが、いかにおろかなことかがわかるはずです。 ★大切なのは、あなたの中に「知性」を磨く引き出しがどれだけあるかということです。 さまざまな情報に触れ、あなたの「知性」をもっともっと養いましょう。彼との時間も、ほかの人たちとの時間も、いっそう豊かなものになるでしょう。 |
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