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カップルで夜の公園を人影の少ないところを散歩していても、彼がキスを迫ったり、肩を抱く素振りすら見せないことがありますね。女性としては、完全に無視された形であり、何か寂しい気持ちを抱いてしまうのも理解できます。 ★男の中には、どんなに親密でいい雰囲気になっていても、彼女に手を出してこない、あるいは手を出せない人がいますが、なかなか複雑な心境が潜んでいる可能性があります。
★彼氏が本当に彼女を愛している場合、彼女は彼にとって宝物であり、かつ神聖なモノでありますので、容易に体に触れてはいけない存在だと思っています。 交際期間が半年以上経過していれば、普通の男性なら、早く肉体関係を持ちたいと焦っているものですが、それでも肉体関係のない神聖な恋愛感情を持っているとすれば、その女性を大切に守っていきたいと考えているのです。 彼氏にとっては、「手を出してこない」のではなく、「手を出せない」とも言えるので、あなたに聖母のようなイメージを抱いてしまっている間は、なかなか状況変化は難しいかもしれません。 普通の男であれば、結婚を前提に長期的に交際したいと考えている本命の相手であっても、初デート時は、性欲を我慢して誠実さをアピールする人もいますが、最後は、デートを数回重ねると、性欲という本能に負けて、ホテルに誘ってしまうものです。でも、これが普通の恋愛関係なのです。 ですから、女性を美化すぎて、手も足も出せないような男は、純粋なような気持ちもしますが、ただ、性欲に淡白なだけかもしれないので、注意が必要です。性欲が淡白なということは、男としての生命力に欠けていることと同じことですので、社会的な出世能力もなければ、お金を稼ぐ能力もないと思っていたほうがいいでしょう。
★会社で大きな仕事を任せられた結果、残業続きで頑張り、心も体もクタクタになって大きなストレスを抱えてしまったような男性は、女性とデートをしていても、極度の眠りに襲われ、女性を抱くような気分にならないことがあります。 適当なストレスなら、逆に性欲が強まることもありますが、疲れが溜まりすぎた場合には、眠気のほうが先にたって、男のイチモツがうんともすんとも言わなくなるのです。 肉体的な疲れでなくても、両親が交通事故で亡くなったとか、身の回りに何か大きな事件が起きたようなときには、精神的ダメージが大きく、性的意欲も弱まります。また、女性に「ちっちゃいのね!」などと言われたときも、一気に縮んでしまうものです。 このようなタイミングで彼氏とデートし、たとえホテルへ行って彼女の体を見たとしても、無反応状態で手を出すこともできません。女性としてはプライドが傷つけられたような気持ちになるかもしれませんが、仕方ないことです。大目に見てあげましょう。
★既婚者や、彼氏持ち、彼女持ちの人は、たとえ自分の気に入るような異性が近づいてきても、簡単には手を出さないか、手が出せない状況であることが多いです。 ただの体目的の肉食系男子なら、彼氏持ちだろうと、旦那持ちであろうと、お構いなく、手を出すでしょうが、普通の男からそれはできません。 できない理由としては、 @ 一つ目は、男の値打ちを下げてしまうからです。 男もある程度の年齢になりますと、地位も経済力もあり、周囲の人もそのように見て、それなりの対応を受けています。そんなときに、その男性が美人でもなく、安っぽい女性と街でも歩いていたら、男性の地位まで推測されて自分の社会的価値を自ら下げてしまうのと同じです。 男性はエッチする相手があまりにも魅力のない女性だと、エッチした男性の能力も低いと思われるということです。魅力の低い相手との浮気で、万一そのうわさが広がると、社会的名ステータスが落ちるだけでなく、出世に影響する事だってあります。 こういうことがあるので、浮気心が旺盛な有能な男でも躊躇するのです。 A 二つ目は、現在、つき合っている女性を手放したくないことです。 つき合っている女性の魅力が自分より圧倒的に上の場合、男としては、必死になってほかの男に取られないように気を配っておく必要があります。油断すれば、すぐに横取りされるのが恋愛の世界です。 こんなときに、ほかの女性と浮気をするような心の余裕などないはずです。 もし、浮気心を起こしたが最後、彼女は自分から離れていってしまうでしょう。
★恋愛に自信を失った男性は、非常に弱気になっているため、何をするにしても「俺から誘っても、また断られるに決まっている」と思い込んでいます。 これまで女性とつき合ったことがないし、ほとんどモテたこともないという男性は、デートの誘いもアプローチも女性に断られ続けてきたのでしょう。 こういう男性は、嫌われたくない一心から、相手との距離を縮めることに消極的で、相手のほうから言い寄ってきても、女性の脈ありサインも読めず、手を出さない可能性が高いです。 受け身で気弱で、女性から鉄板のような脈ありサインを出さない限り、行動に移せないのです。こういう男性は、人の目を気にするばかりで、自分が「こうしたい!」という気持ちより、相手が「どんな風に思うのだろう」と考え過ぎて、自分軸での行動がどれなくなっているのです。 普通、男性が肩を抱いてキスでもしようとしたら、女性なら一度は「ダメよ!」と反応しますが、実際はキスをして欲しい本音では思っていることが多いものです。ですが、自分に自信のない男は、言葉どおり拒否されたと受け取ってしまい、それ以上手を出さなくなります。 こういう男に手を出させたいのなら、女性のほうから「キスしてもいいよ」と言ってあげるぐらいでないと無理かもしれません。
★ずばり言えば、友達止まりで終っているのは、女性のほうに問題があります。男と女は友情や友達関係が成り立つのかという議論がよくされていますが、基本的に男と女が友達になる関係など、男の本能からしたら絶対にありえないことです。 男友達はたくさんいるのに、なかなか恋愛に発展しないし、彼から手を出してこないと悩んでいる女性がいますね。 好きな人と何でも話せるのに、友達みたいな関係の仲良しになってしまう。男性も女性に何でも打ち明けて相談をするだけでなく、ほかの女の話や下ネタさえ平気で話してしまう関係です。 もしかしたら自ら友達以上恋人未満の関係になるような雰囲気や特徴を醸し出している可能性が高いかもしれません。 男は、ハンターであり、女性をモノにしようと虎視眈々と狙っており、隙あらば落としてしまおうと企んでいます。ただ、落としてしまうまでの途中経過としては友達関係のように振る舞うかもしれませんが、それはあくまでモノにするまでです。 ですから、友達関係で終っているのは、女性側のほうが友達関係にしかなりえないように知らず知らず振る舞い、それ以上の関係にならないような雰囲気を彼に自然と与えているのです。
女性のコミュニケーション能力は男性に比べ格段に優れていることと、笑いながら悲しみの涙を流せるぐらい演技力も上手いため、とても男では太刀打ちできません。 男はウソをつくのもヘタで、目の動かし方ひとつ、あるいは話し方ひとつで、浮気をしたことがばれてしまいます。妻に追い詰められたら、絶対に逃れるスベがないのが男なのです。 一方、女性は、演技の達人ですから、好きな人を喜ばせるためには、しぐさから言動、顔の表情、声質まで変えることのできる特技があります。 男が手を出さないのなら、演技力で、女性から仕掛けるのもいいでしょう。 ★基本的に、女性が仕掛けるといっても、女性から誘惑したり、露骨に誘うのではなく、男性から誘いやすいように、しぐさや視線、態度などで「デートをしてもいいですよ」という脈ありサインを出すということです。
男性でも女性でも、日常生活をする上では、なにごとも切り替えることが大切で、仕事中は、仕事モード、アフターファイブは飲み会モード、遊びモード、さらには女性との熱々モードになったりすることが大切です。 ですが、「手を出さない」、「手を出してこない」男性は、切り替えモードが上手くできていないのが原因です。そんな悩みを抱えている女性としては、何とか打開策を講じたいと思がないっているのでしょうが、身近な問題として、二人でいるときの状態に原因があるのかもしれません。 二人っきりでいるとき、会話に沈黙がない、テレビやネット、携帯などが切れている状態がないのかもしれません。 もし、そういう状態であるなら、テレビを見ているときに肩を寄せてみたり、そっと手を握ってみたり、とにかくボディタッチを多くして、ベタベタとくっつくようにイチャイチャすることが大切です。どんな男だって好きな女性から、イチャイチャされて「ウザイなあ」と思う人はいません。内心、喜びでドキドキしているはずです。 ★チャンスがあればボディタッチでイチャイチャするようにしましょう。
自立している、男性を避けている、女性らしさがない、というようなキャリアウーマンタイプは隙のない女性といわれ、男としてはなかなか恋愛対象となりにくく、「ちょっと手を出してみようかな」という気分になれないものです。 ★ですが、無防備で隙のある女性は、何歳になっても男性を惹きつける要素があります。 たとえば、二人で公園の芝生で寝転がってくつろいでいるような場合、女性は無防備になっており、男性としては、少し手を伸ばすだけで、彼女の手を握ることもできるし、顔を近づけることだってできます。 ここまで、迫りやすいタイミングと態勢を女性が取っていれば、普通の男なら、女性の誘惑に乗って、本能が覚醒されムラムラとしてしまうものです。 あるいは、真夏の夜のドライブデートで、静かな場所に駐車して、星空を眺めているようなとき、隣の運転席の彼に楽しそうに微笑んであげれば、彼はきっとキスを求めてくるでしょう。これが隙というものです。 自然体でアンニュイな雰囲気がある女性は、ガードが緩く無防備なところがあるため、男性からアタックされやすく、自然とモテてしまいます。男性の警戒心を解き、「いつでも襲ってきてちょうだい」という雰囲気を見せましょう。
世の中で、テレビの画面がどけだけ進化して鮮明になろうと、あるいは携帯がどれだけ進化して便利になろうと、絶対に変わらないものがあります。 それは、人間では男と女が存在し、生物界ではオスとメスが存在し、お互いが愛し合うことで、子孫を繁栄させる仕組みです。この本能だけは太古の昔から変わっていません。 人間は「動物」であり、恋愛は「本能」のなせるワザなのです。 これが男と女の永遠の真理なのです。 男の本能は、女性を一瞬見た瞬間で、「美味しそうな女かどうか」を見極めており、そこには、女の学歴も収入も関係なく、性格さえも無視されているのです。 ということは、男から手を出させたいのなら、自分が動物のメスとして、どれだけ男の心をとらえて「美味しそうな存在」になっているかを気にしておく必要があります。 男が本能的に求めているのは、賢い女でもないし、理屈の強い女などではなく、「素直で美味しそうに見える女」であり男の本能を覚醒するような女なのです。 ★「美味しそうな存在の女」かどうかは、女にしか醸し出すことのできない、オンナとしての次のような五感が磨かれているかどうかにかかっています。 ★ ルックス・ファッション(視覚) ★ 素肌の美しさ、なめらかさ(触覚) ★ フェロモンを感じさせるようないい匂い(嗅覚) ★ 女らしさを感じさせる優しい言葉遣いや声の音質(聴覚) ★ 性的接触によるキスなど(味覚) こういう五感が磨かれていれば、男の本能は刺激され、あたかも蝶が自然と甘い蜜に吸い寄せられるように、あなたのほうに吸い寄せられるのです。 |
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