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元彼からメールやラインで連絡してくる女性はけっこういるようで、彼の心境はどうであれ、女性としては、「今頃になって、なんでだろう?」と、まずは驚いてしまうことでしょう。こんなときに、返事をするべきか、無視すべきか、対応に困るだろうし、今後のつき合い方をどうすべきか悩んでいる人も多いことでしょう。 そういうときに大切なことは、現在、自分が元彼をどう思っているかであり、復縁を望んでいる場合には、元彼からの連絡は絶好のチャンスであり、元彼からの追いすがるような行為は一概に悪いこととは言えません。 ★女性としては、返信するのも良いし、電話で連絡をするのもいいでしょうが、彼の本気度や真剣さを十分検討してから、今後、関わるのがいいかどうか判断しましょう。
★昔の彼女を忘れられない男性は、自分が積極的に別れたという理由ではなく、彼女の浮気や暴言が理由でやむなく別れてしまったような場合は、元彼が独身であるなら、ヨリを戻したい、元の鞘に納まりたいと考えている可能性は高いでしょう。 男性は女性ほど、単純に元彼女の存在を忘れることができないようにできており、今の彼女とうまくいっていないようなときには、つい昔の彼女を思い出して連絡したくなるときがあるものです。 よく言われているように、男は過去の女性をそれぞれ大事なフォルダに入れて別々に残しているため、時間が経過すると、記憶が薄れて未練がなくなるということはないのです。いつまで経っても未練がましいのが男なのです。 ですから、未練があり会いたいと思っている男性は、ちょっとした口実があれば連絡してきます。たとえば、 誕生日や年始のおめでとうメールなどはその代表で、メールで何とか昔の関係を復活させようとしているのです。 女性として気をつけたいのは、曖昧な態度を取らず、イヤならイヤとはっきり返事することです。中途半端な対応をしていると、恋が恨みに変化してストーカー的な行動に出る可能性もあります。 ただ、男性の中には本気で未練があって好きだと思い続けている人もいますので、そこをしっかり見極めることと、自分が今でも元彼を好きなのかどうかを考えて、今後の交際を考えましょう。
★体の関係があって別れた元彼は、新しい彼女に振られたとか失恋したときなどに、欲求不満から元カノの体を無性に欲しがることがあって、そのため連絡してくることがあります。 とくに、遅くなった時間に誘いの連絡があったような場合は、あわよくば昔のような肉体関係を持ちたいと思っている可能性が大きいので、留意すべきです。 別れた理由にもよりますが、「浮気をされて別れた」「一方的に別れを告げられた」というような、中途半端な気持ちで別れを告げられた男性ほど、このような連絡をしてきます。 男の本能としては、いつでも体の関係を持てるような女性をキープし、つき合った女性は、都合のいい女にしたいのです。ですから、下心ありきで体目当ての可能性があるときは、ミエミエの夜のデートの誘いをして、ホテルか自宅などの密室に連れて行こうとするので分かるでしょう。 「元彼に限ってそんなことはありえない!」と思うかもしれませんが、男とはそういうものであり、寂しいから、かわいそうだからと1回でも体を許してしまうと、元彼の心の中に「都合のいい女」のレッテルが貼られてしまいます。 元彼としては、元カノのほうが気心も知って安上がりのデートができて、体もいただけるということから、自分勝手な軽い考えで誘っているケースは少なくありません。その深層心理には下心はあっても恋愛感情は存在していないのです。 口先だけではなく、きちんと誠意を見せてくれる男性を見極めることが大切です。
★昔、彼女と別れたときには、精神的に子どもであり、かつ経済力もなかったが、現在は精神的にも成長しているし、経済的基盤もしっかりしているということをアピールし、かつての恋人だったときのように振り向かせたいという心理が働いています。 男性は本能として、強い自分を見せると、女性は手に入ると思っているし、昔の彼女だって振り向かせることができるという幻想を抱いています。その強さとは、昔なら武勇伝だったかもしれませんが、現在では、会社での出世や地位の向上、経済的余裕などでしょう。 ですから、男性は、未練が残っている女性に対しては、成長して変化した自分をアピールすることで、元カノも自分の魅力を再認識し振り向いてくれるだろうと期待するのです。 いずれにしても、彼に、「出世して偉くなったのね」とか「お金持ちになったのね」などと軽い気持ちで返事をすると、元彼は、またヨリが戻るかもしれないと勘違いして、あとあとトラブルの原因になったりします。 気がないのであれば、返事は一切出さないことです。
★もともと彼と彼女の関係だったわけですから、恋愛感情が薄れたとしても、お互いの趣味や価値観などに共通点があったはずです。ですから、別れた後、彼女の人間的魅力や彼女との思い出などがよみがえり、今後も大切な友人としてつき合っていきたいという気持ちが強まって連絡した可能性があります。 確かに恋人同士でなくても、異性の男友だち、女友だちとしてつき合っている人がいて、一緒に飲みに行ったり、 あるいは男女グループで旅行に行くような男女の関係もあります。また、お互いの良き理解者であることから、恋愛や悩みごとの相談に乗って、助言やアドバイスをし合っているケースだってあります。 ですが、男と女の関係になっていたカップルが、別れた後も、友だち関係を維持するのは現実的に難しいし、女性側としてはなかなか受け入れにくい場合もあるはずです。 たとえ友だち関係を受け入れたとしても、恋人関係だった頃のことを思い出してしまうことと、同時に別れた原因も思い出されるわけですから、女性としては気持ちが釈然としないはずです。 ですから、別れた原因が今でも許せないのなら、友だち関係に戻らないほうがいいでしょう。許せるような気持ちがあるなら、お互いに恋愛感情抜きでつき合えるように心がけることが大切です。
★すっきりした別れ方をしなかったような場合、執着心の強い男は、嫉妬心も人一倍強いため、恨みを持っていたり、敵対心を持つことがあり、それが高じて嫌がらせのため元カノに連絡することがあります。 前向きのポジティブな男なら、「もっと立派な男になって見返して、もっといい女をモノにしてみせる」という男磨きのモチベーションになるでしょうが、心の狭い男は、逆の行動に出てストーカー的になることがあります。 また、突然、「素晴らしい彼女と結婚して、今幸せにしているけど、君は今、どうしている?」などと、元カノに必要のない報告をしてくる男性は、元カノに嫉妬心を与えて別れたことを後悔させたいという気持ちが働いています。 男性の中には、過去につき合った女性に捨てられたような場合、「過去のつき合っていた女性は価値がなかった」と思いたいため、元カノを見下すような態度を取ったり、あるいは元カノより上の立場でいたいという心理が働く傾向があります。 そういう、嫉妬心の強い男性は、相手にしないのが一番ですが、エスカレートしてストーカーのようになる危険性もあるので、ひとりで悩まず誰かに相談しながら、早めに対策を講じましょう。
★男性というのは、どうしても昔の彼女と現在の彼女を比較してしまうもので、特に、今つき合っている彼女と上手くいっていないと、元カノの存在を思い出し、「彼女は良かったなあ」と、ふと頭に浮かび、連絡したくなるケースがあります。 男性は、新しい恋人とうまくいっているときは、過去の女性を思い出すことはありませんが、今の恋が破綻したようなときには、昔の彼女を思い出し、「彼女は今も自分をずっと愛してくれている」と錯覚する人がいるのです。 元彼が今も彼女ができずに寂しい日々を送っているとき、元カノが新しい彼とアツアツで結婚も間近いなどという噂を耳にすると、元彼は、嫉妬心というより、過去に元カノを独占していたという心理から連絡して可能性が考えられます。 もし、元彼に少しでも未練があるのなら、彼から、「元気している、俺はちょっと落ち込んでいるけど・・」などという連絡があれば、復縁のチャンスかもしれません。元彼の相談に乗りながら、復縁を目指すのもいいでしょう。 |
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