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男性は、一言でいうと、神経質で防衛的です。どんなにあけっぴろげに見える男性でも、やはり防衛的なのです。常識とは違っているように見えますが、統計的なデータからしても、「内気さ」は男性のほうが多いのです。 ですから、男性はリラックスできる女性を好みます。つまり、心を許せる女性ほど一緒にいたいと思うのです。
ここで、問題なのですが、あなたは、男性と一緒に散歩するときでも、ベンチに腰をかけるときでもかまいませんが、彼の「右側」にポジションをとるように心がけているでしょうか。 ちょっと、ご自分のデートを思い出してください。 ★もし、右側ならOKなのですが、左側にポジションをとっているようですと、無意識のうちに男性から嫌悪されている可能性があります。 もともと、人間は左側にある自分の心臓を守ろうとする防衛本能を持っています。たとえば、目の前になにかの物体が現れてぶつかりそうになると、たいていの人は自分の心臓を守るような格好をしてしまうのです。 ですから、自分の左側に見知らぬ人がやってくると、なんとなく「気持ち悪さ」を感じやすいわけです。自分のテリトリーに無断で入ってこられたような、なんともいえない気持ちの悪さです。男性は、基本的に防衛的ですので、こういうちょっとしたことにひどく敏感なのです。 もし、あなたと彼との関係が、恋愛初期にあるのであれば、彼をリラックスさせるためにも、「心臓からは遠いところ」、つまり、「彼の右側」に自分のポジションをとって、彼を警戒させないようにしましょう。 何気ない心配りのようですが、男性はこういう配慮をしてくれる女性を、間違いなく好きになるでしょう。 キャバクラなどで、まだ早い段階で店内がすいていると、男性の両側に女性がついてくれることがありますが、たいていの男性は、右側の女性とばかりおしゃべりしようとするのです。女性のかわいらしさ、とかそういう問題ではなく、男性は右側に座ってくれる女性のほうに、心を許しやすいのです。 ただし、彼ともっと親密になりたい、と願うのであれば、ためしに彼の左側に座ってみるのもいいかもしれません。もし、それで彼氏が嫌がらないようなら、彼はあなたに心を許していることが判明します。ちょっと身体を横に向けてしまうなどの素振りをしたら、まだ彼は十分にリラックスできていないのです。あなたは、おとなしく右側に移動するようにしてください。 「胸板がとっても厚いよね。ちょっと触ってもいい?」と何気なく、彼の左胸、つまり、心臓のあたりを触ろうとするのもいいでしょう。「なにすんだよ!」と身体をのけぞらせるようなら、彼はまだあなたへの警戒心を解いていません。「いいよ」と軽く返事をしてくれ、実際に、左胸を触らせてくれるなら、あなたは彼の一番の恋人だということがわかるでしょう。 |
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