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ある心理学者が、かわいらしい少女の写真を選び、同じ写真を2枚焼き増しして、一方は、わずかに「ひとみ」だけが大きく見えるように修正したのです。そして、この2枚の写真を並べて、「どちらの少女が魅力的でしょうか?」と多くの男性にたずねてみました。 すると、ほとんどの男性が、ひとみを大きく修正したほうを「こちらがいいな」と答えたというのです。同じ顔であっても、ひとみが大きいほうが男性の気を引くのに効果的だったわけです。 小さな子供は、えてしてかわいいものです。あのクリクリした黒目がかわいいからですが、私たちは「ひとみ」の大きな人間を好んでしまう心理傾向があるといえるでしょう。
★これからわかることは、男性の心をぎゅっとつかむときにも利用できるのです。 つまり、「ひとみをできるだけ大きく見せる」演出をすればいいのです。 そのためには、照明ではなくロウソクなど弱い光で部屋を明るくしてあるレストラン、薄暗がりのカラオケの個室、夜の公園などがロケーションとしては最適です。暗い場所にいるときほど、瞳孔が開いて、瞳が大きくなるからです。 別に難しいテクニックではありません。人間の生理的な反応として、暗いところにいるほど、ひとみは大きくなってしまうわけで、そのため、男性の気持ちをひきつけるときには、暗いところにいたほうがいいのです。 風俗に足しげく通っている男性によりますと、薄暗い店内で見る女性の顔は、本当にゾクゾクするほど、みんなかわいらしく見えるといいます。店外デートといって、その女性を連れ出すと、「なぁんだ」というくらいのレベルの女性だそうですが、照明を暗くした店内では天使のように見えるそうです。 昔の人は、女性が実力以上に美しく見える状況に「夜目、遠目、笠の内」と言っています。このうち、夜目と笠の内のほうは暗がりができるのですから、ひとみが大きく見える効果があったわけで、その意味では、科学的な心理法則にもかなっているわけです。 もし、あなたの彼氏があなたに飽きてしまった、という素振りが見られるなら、暗がりに連れて行って、あなたの魅力をもう一度感じさせるようにしましょう。 都会では、夜でも明るいので、ちょっと難しいかもしれませんが、「部屋の明かりを消して、たまには夜の星でも眺めましょうよ」と切り出すのもいい作戦です。ともかく、ほんのりと顔が見える程度の暗さにしたところで、あなたの顔を彼氏に見せてやるわけです。きっと彼氏は、あなたにドキリとして、新鮮な恋愛感情を抱いてくれるでしょう。 男性の心をつなぎとめておくのは、暗がりです。たとえ明るいところでエッチをするのが好きでも、ベッドルームの照明は暗くしておいたほうがいいのかもしれません。 |
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