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別れた彼氏、キライな同僚、好きになれない取引先の社長などから誘われたとき、その誘いを受けるかどうかは、ちょっと悩むところでしょう。こちらは、単なる食事だけだと思っていても、強引にホテルに連れて行かれてしまう、などということもありえないことではありません。 男性には、「食事に付き合ってくれた」という事実があると、そのままホテルもOKだと考えてしまう人が、びっくりするほどたくさんいるのです。したがって、食事だけとか、映画だけなどという男性の誘いも、いったんは疑ってかかったほうがいいでしょう。 さて、なんとなくイヤな感じのする誘いには、どのように拒否すればいいのかを考えてみましょう。 ★その際に役立つテクニックが、「イエス・バット法」です。
たとえば、あなたに気があることがミエミエの同期の男性から、食事に誘われたとしましょう。そんなときは、「うん、わかった。来週の土曜ね」というように、いったんは彼の申し出を受け入れるのです。 「あれ?、断るんじゃないの?」と思うかもしれませんが、誘われたときにいきなり断ると、男性の心をひどく傷つけてしまいます。そこで、受け入れる「素振り」だけは、きちんと見せるのです。 しかし、ここからがミソになるわけですが、あなたは彼と食事に行きたくはありません。そこで、約束をした当日なり、次の日に彼に連絡を入れるわけです。 「ごめん。帰ってから手帳を見たら、その日は都合が悪かったの。また誘ってね」と断りの電話をすればいいでしょう。 とにかく、いったんは「はい(イエス)」と受け入れておいて、その後で理由をつけて「でも(バット)」と断るテクニックなどで、これを「イエス・バット法」と呼ぶわけです。 これは、男性のプライドを傷つけず、あなた自身が恨まれることもありません。約束を守れなかったのは、あくまでも不可抗力なのだとアピールしてください。 ちなみに、デートの誘いを断るときのセリフとしては、「絵画や英会話などのスクールに通っている」とか「寮に住んでいるので門限がうるさい」などの理由であれば、男性は断られても、それほどしつこく誘ってこないでしょう。 男性に誘われたとき、たとえ彼をどれほどキライでも、「あなたと一緒に食事したくないの」といった直接的すぎる拒否をすると、「あの女はひどく性格がゆがんでいる」とか「誰とでも寝る女だ」といったウワサや中傷を流されてしまうかもしれません。その点、男性は、やたらとしつこいところがあるのです。 ★同じ断るにしても、イエス・バット法で断れば、それほど男性は傷つきませんので、ヘンな復讐をされることはないと思います。彼のプライドを傷つけないためにも、誘いを断るときには、注意されてください。 |
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