|
★相手に対する心理的な距離や抵抗は、物理的な距離となって表れます。つまり、あなたとの距離を縮めようとしない人の笑顔は偽りの笑顔です。 ★始発電車に乗り込むと、座席の埋まり方に法則性があることに気づきます。 まず埋まるのは、座席の両端です。これは「他人からできるだけ距離を置きたい」というパーソナルスペース心理の現れです。 両端が埋まってしまった場合、次に座ろうとするのは座席の中央部分です。これも「他人からできるだけ距離を置きたい」という理由です。 この後は、ランダムに座席が埋まっていくのが一般的です。 ただし、このような順で座席が埋まっていくのは、親近感や嫌悪感など特別な感情を持たない他人同士だからであり、心理的に特殊な状態にある場合には、まったく違った座り方になります。 自分ではそれほど親しくないと思っていた女性が、なぜか近くに座ってきたとしましょう。 この場合、相手には次の2種類の心理があることが考えられます。 @ 親しくなりたいという意思表示 パーソナルスペースをあえて侵すことによって、相手にとっての自分の評価を変えさせようとする動きです。この場合は素直に「この人は私に好意があるんだ」と喜んでもいいでしょう。 A 威圧感を与えようとしている 上司やライバル関係にある女性がいきなり近くに座った場合、ぬか喜びは禁物です。 FBIの捜査マニュアルによると、容疑者を尋問する際には90センチほど離れたところから始め、次第に近づいていくそうです。そして最後に、容疑者の膝を両足で挟み込むまで距離を縮めます。 こうすることによって容疑者に威圧感を与えて、自白を促すわけですが、他の場所が空いているにもかかわらず、あえて近くに座ろうとする女性にも同じ心理が伺えます。 ちなみにこの場合、最初に座っていた人の体が反り身になる傾向が見られます。これは深層心理で自分自身をガードしようとしている表れです。 |
|
||||
Copyright (C)2015. 男心がわかる恋愛心理学講座.All rights reserved. |