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第一印象だけでは、人の性格や心理まで把握することは難しいですが、しぐさはその人の潜在意識の表れですから、性格だけでなく心理さえも把握することができます。 たとえば、腕組みをしたまま会話をする人がいますが、これは見た感じだけでも分かるように、相手に対する拒否反応を示しているのです。あるいは、話しているときに、手を口に当てたりする人がいますが、これなどは何か秘密があるので「話してはダメ」と自分に言い聞かせているようなものです。 ★ここでは、しぐさから性格や心理を考察して、「気になる彼の気持ち」を探ってみましょう。
気持ちをあまりオープンにしていないことを示しています。 「頭が良くて知的な男だと思われたい」「中身のない男だとは思われたくない」といった心理もあるのでしょう。 話しているうち、彼が腕組みをはずしたのなら、それはあなたに心を開いたサインです。
本心が顔に出ているのではないか、ということを気にしています。 顔を触るのは、「本心を見透かされたくない」という防御の姿勢です。 何か気がかりなことがあるものの、そのことを人には話したくないと思っている可能性もあります。
適度な緊張感を保っています。 あなたに特別な好意があるかどうかはわかりませんが、間違いなく敬意は払っています。 一対一で会ったときも姿勢よくしているのなら、あなたとはまじめに付き合っていきたいというサインかもしれません。
向かい合って座っているとき、足を組んで身を乗り出すような姿勢なら、彼はあなたの話に興味を持って聞いています。 彼と並んで座っているとき、彼が外側の足を上にして組み、身体ごとあなたに向いているなら、彼はあなたともっと親密になりたい気持ちでいます。 しかし、あなた側の足を上に組み、身体を外に向けているなら、気持ちはあなたに向いていないでしょう。
背もたれに腕を回し、足を組んで、少しふんぞりかえった姿勢は、自分を大きく見せたいときの態度です。 「頼りがいのある男に見られたい」という気持ちの表れと見ることもできます。「あなたが頼りよ」とおだてれば、何でもやってくれそうです。 ふたりで並んで座っているとき、あなたの肩に腕を回すような感じで、背もたれに腕を伸ばしている彼には、「これが自分の彼女だ」と、周りの人に示したい真理も働いています。
パーティや合コンのとき、話し相手にじっと視線を向けるのではなく、周囲に視線を泳がせている人がいます。 そういう人は、本能的にその場にいる人たちのつながりや、誰がどんな立場や役割を担っているのかを読み取ろうとしているのです。それは社会的な本能です。 もし、彼がそういうしぐさを見せたなら、きっと仕事で幅広い人脈をつくり、会社や組織で自分の立場や役割をうまくこなしていけるでしょう。
初対面のときなど、一瞬にして相手の頭のてっぺんから足の先まで見下ろすように眺める人がいます。このような目の動きをする彼は、外見で人を判断しがちなタイプと見て間違いありません。 彼は、自分も外見で判断されると思っているので、人前に出るときは見た目を機にします。とくに女性の前では見栄を張り、格好をつけがちです。 根は悪い人ではないので、あなたからは普通にフレンドリーに接しましょう。 |
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