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手は自由に動かせる部分で、無意識に癖が出てしまう場所でもあります。 そのため、自分が思っている以上に心理状態が素直に表れてきます。 人それぞれ個性があるので、そのクセの心理状態を見抜くことができれば、役に立つと思います。 足は手の動きや表情と違い、あまり目立たないので自分の足の動きに気を遣う人はあまりいません。 表情だとうまく隠すのが上手い人もいるので、相手の本音を見抜くには足の動きを見てみるのもいいでしょう。
★ 相手に対して何か警戒をしています。 また相手よりも上の立場でいたいという心理があるので、あなたに対してしているのだとしたら、何かとぶつかり合うことが多くなるので付き合うとケンカが多くなりそうです。
★ 拳を握りしめている場合も同様に、あなたに警戒心を持っている時なので、要注意です。 『手の内を見せる』とは心理をよく表した言葉だと思います。 手を隠したがる人がいますが、ポケットに入れたり後ろに手を回したりしている人は何か隠し事をしていることが多いです。 人は隠し事をしているとどこか不自然な動きをしてしまいます。 そのため手の動きで相手に感情を悟られないよう、あえて隠しているのです。 あなたに対してオープンな状態ではないので、親密になるには少しずつ信頼関係を築かなくてはいけません。 いきなり相手の懐に入ろうとすると、増々警戒してあなたに対して敵意をもつ可能性があります。
★ 鼻をこする人も同様に、何かあなたに読み取られたくない感情をもっていて、隠し事をしています。 言いたいことがあるけれど、言いだせない時にも鼻を触る仕草が見られます。 話している最中に、やたら自分の体のどこかを触る人がいると思います。 緊張状態にある時、それを抑えるために無意識に体を触ってしまうのです。 あなたに対してそういう仕草が見られた時は、何かに対して緊張している状態だと思ってください。 好意を持っているかどうかは分かりませんが、あなたをかなり意識している状態だと言えます。 このように、手の動きを見ると相手の心理状態が見えてきます。 手の動きが不自然な時は、相手の心に何か心理的な変化がある時だと思って間違いないでしょう。
別れ際の話ですが、もしその人のことを気に入っているのであれば、「さよなら」を言う前の足を見てみてください。 あなたのことを気に入っていれば、足はあなたの方向を向いていますが、早くこの場から立ち去りたいと思っている人は、話が終わり掛けると体の方向とは関係なく足が進行方向を向いています。 話している時にはなかなか感情は見えにくいですが、終わり際というのは肩の力が抜けて自然と本音が出てしまいます。
終わりかけのカップルも、別れ際はお互いの足がさっさと進行方向を向いてしまっています。 気に入っている人には少しでも近づきたいという気持ちが働き、足がその人の方向を向くことが多いです。 それは座っていても同じで、もし相手の組んだ足のつま先が自分の方を向いていたら、あなたに対して気がある可能性があります。 嫌いな相手だったら、たとえつま先一つでも無意識に距離をとろうとしてしまいます。 それは本当に無意識の行動で、心ではなく体が拒否反応を起こしているからです。
★ あなたに対して足を広げて座っている人は、とてもリラックスして話をしている状態です。 足を広げるということは、自分に自信を持っていて相手に手の内を見せているようなものです。 あなたのことを信頼しているとも言えますが自信過剰なタイプにも多く、横柄だったり我がままだったりする人も多いので、付き合う前に見極める必要があります。 あなたに甘えたいというタイプではないので、付き合ったとしても自分で何でも決めて思い通りに進めたいと思っています。 頼りがいはあるので、一歩下がって彼について行きたいというタイプの女性であれば、良いかもしれません。 |
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