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恋愛の出会いがない、きっかけがないと嘆いている女性は、恋愛の始まる基本原則を知らないだけなのです。 いつ恋が始まるのかを知っていれば、その恋の始まるきっかけだけを作って待つだけでいいのです。 身近にある恋のチャンス、きっかけを逃さないように、人が恋に落ちる基本原則を知って、恋のチャンスを逃さないようにしましょう。 ★ここでは、恋愛が始まる基本原則についてご紹介しますので、しっかり学んで、いつでも恋に落ちる準備をしておきましょう。
人間は、外見よりも内面を重視しなければ、恋愛に失敗すると言われますが、それでも、最初の恋の始まりは、だれだって第一印象で決めるはずです。内面は知り合ってからでないとわからないのですから。 ★恋が始まる基本原則は、第一印象でその人の評価が決定するということです。 第一印象で最初に目に飛び込んでくるのは、身だしなみや話し方ですが、それ以上に大きな印象を与えるのは顔の表情であります。そのときに好印象を与えるのは、恋愛本の定番になっている笑顔ではないでしょうか。 次に、ゆったりとした動作、美しい姿勢、高めの声、そして相手の話をよく聞くように、第一印象をよくしましょう。
★これも当たり前の話ですが、相手の地位や名誉、収入など、相手に求める条件はいろいろ頭の片隅にあったとしても、最初に惚れてしまうのは、自分の好みの顔でしかないでしょう。 いくら理屈で相手の条件などを提示しても、自分の好きな顔であれば、条件などどうでも良くなるものです。ただし、結婚となると、利害関係が絡んできますので、好き嫌いとは別に、条件を重視するようになりますが、恋愛の基本原則とは関係ありません。 始めて出会った人と一目惚れの状態になることがありますが、まさに、顔があなたの好みであったはずです。 ただ、人によっては、顔ではなく、声が美しかったとか、歩く姿が凛として良かったとか、あるいは、スタイルが好みであったということもありますが、いずれにしても、自分が好きになるものを相手が持っているということでは同じでしょう。
職場や学校などで初めて顔を合わせてときに、「何か、イヤな雰囲気をしている人だなあ」などと直感で思ってしまうことがあっても、繰り返し見ているうちに違和感が消え、次第に「いい人」のように思えてくることがありませんか。 ★これと同じで、何とも思っていなかった人でも、何度も顔を合わせることで好感度が高くなります。 何度も顔を合わせることは、つまり、つまり、いつも近くにいる相手に好感や親しみが湧くことから、職場でも学校でも隣り合わせた異性に興味を抱かれやすいのです。 ですから、バスとか電車で通勤や通学をしている人は、だいたいいつも同じ場所に立っているか、座っていることが多いので、気になっている人がいれば、同じバスや電車で通っているならその人の近くにいるだけでも、自然に好感をもたれるはずです。 そして、いるはずの場所にあなたがいないと、どこか気持ちが満たされない飢えの感情が生まれ、気になる人があなたを必要としていると感じてしまうことがあります。
気になっている彼が仕事の失敗をしたり、恥をかいたりして落ちこんでいるとき、あるいは、失恋して落ち込んでいるときは、恋に落ちるチャンスでもあります。 ★弱って自信を失っているようなときに優しい言葉をかけられたり、慰められたりすると、人はついつい、心を動かされるもので、相手に恋愛感情を抱きやすいのです。 弱気になっている彼が、自信をなくし元気が出ない自分に対して、さりげなく「大丈夫?」と声をかけてくれる女性は女神のように思ってしまい、女性の存在自体が嬉しくなります。 また、彼が悩みを打ち明けだしたら、むやみに口を挟まず、彼の話をしっかり真剣に聞いているよという姿勢を見せ、「うん、うん」と相槌を打つだけでいいのです。彼はあなたに恋愛感情が芽生えてくるはずです。
★よほど、嫌いな相手であれば別ですが、自分から「好き」だと告白されると、相手も不思議ですが、好きという感情が高まっていくのです。 心理学では、よく「好意の返報性」などといわれていますが、人は自分に好意を抱いてくる人に好意を抱きやすいというものです。 あなたにも経験があるかもしれませんが、ふだん関心のなかった人から告白されたら、急にその人のことを意識して四六時中、考えるようになるため、それが恋に落ちていく前兆なのです。 自分から告白するのは恥ずかしいという人は、友達から言ってもらうのも同じ効果があり、「○○さんがあなたのこと素敵だって言ってたよ」と気になっている人に伝えてもらうと、急にあなたのことが気になり始めます。 好きだと言われると相手の期待に応えようとする「ピグマリオン効果」が起きやすくなり、相手にいいことをしようという気持ちになり、例えば食事につきあってあげると、今度は一緒に食事をしたという行動を正当化しようとする原理が働き、ますます相手に好意的な行動を取るようになります。
どの本にも「最初の第一印象で好きかどうかは決まってしまう」ということを書いていますが、一方では、第一印象が悪くても、次の段階で挽回すれば、つまり、第一印象とのギャップを見せることで好感度大幅にアップすることも心理学では証明されています。 ★これを「ギャップ効果」といって、第一印象があまり良くなくても、ギャップのある一面を見せて一気に好感度が上がることを「ゲインロス効果(Gain-Loss Effect)」とも呼ばれています。 そして、第一印象はその後のギャップのある印象によって上書きされる効果がありますので、それを利用するのも恋に落ちやすくなるでしょう。 たとえば、狙っている相手には初めはそっけなくして、だんだん優しくしていくという方法です。優しさのほうが優先されて上書きされるのです。
★人は何かの機会で「実は、ちょっとお話があるんですが・・」などと言って、悩みを打ち明けることがありますが、こういうプライベートな情報を相手に打ち明けるほど、相手からの好感度は上がります。 心理学では「秘密の共有効果」などと呼ばれ、悩みを打ち明けることで、二人だけの秘密を持つことになり、「誰も知らないことを二人は知っている」ということで、親密な感情が湧いてきて、自然に恋に落ちてしまうことがあるのです。 また、深い話をするのは相手が特別な存在だと示すことにもなり、自分の情報を話すほど相手も自分の情報を開示する傾向があり、秘密を話すことで自分を受け入れてもらえたと安心し、話を聞いてくれた相手に親近感を抱きます。 ある女性職員は、課長に「好きな人ができたんですが・・」と相談したそうですが、その悩みを聞いているうちに、不倫の関係になったそうです。そして、好きな人とは、課長のことだったようです。こういう落とし方もあるのですね。 |
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