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好きな彼がいるなら、毎日会っていたいし、会えないときにはせめて電話で話しをしたいと思うものでしょう。 男性も恋愛初期には、電話攻勢で何回も電話をしているはずですが、少し交際期間が長くなってきますと、全然、電話をしなくなるものです。 電話は恋の行方を大きくするアイテムとも言えるでしょう。 好きな彼の声を聞きたくて「どうして電話くれないの?」と責める女性。 「どうして彼女は、たかが電話のことでこんなに悩むんだ」とあきれる男性。 ★ここでは、男と女の電話の扱い方が違いますので、その違いを知った上で、男心をくすぐる電話のかけ方についてご紹介しましょう。
たとえば、男性から1週間も電話がかかってこないと、女性はイライラして、意地でも「私から電話をするもんですか」と思うでしょう。それで、ようやく男性から電話があると、「なんで電話してこないのよ!」と大激怒します。 ところが男性は、なぜ女性がそんなに怒っているのか、理解できません。せっかく彼女の声を聞こうと思って電話をしたのに、いきなり激怒されたことに腹が立ち、反発してしまう。 すると、ますます女性が怒りだして、せっかく1週間ぶりに話ができると思ったのに、結局はケンカになって、「ガチャン!」と電話を切ってしまう・・・。 あなたにも経験はありませんでしたか。
なぜ、こういうことが起こるのでしょうか。その理由は、実はとても簡単なことです。 ★男というのは、電話は「用事のあるときにかけるもの」だと思っています。 したがって、特別な用事や、これといった話題がなければ、「かける必要がない」と考えるのです。
では、どうして付き合い始めたころは、用もないのにかけてくるのかと疑問に思うかもしれませんが、「用がないのに」と思うのは女性だけで、男性としては、「なんとかして付き合いたい」「彼女の心をつかまえておきたい」という立派な用事があるのです。だから、必死に電話をするのです。 それが、付き合い始めると、かけたくないというよりも、「たいした用もないのに、電話をしたら迷惑かな」と考えます。男性だって、「彼女の声が聞きたいな」という気持ちはあります。 ですが、相手も疲れているだろうし、お風呂に入ろうとしているところだったら悪いな、寝ていたら申し訳ないな、などと考えてしまうのです。
一方、女性としては、「今日のお昼は、パスタを食べたんだ」とか「会社の○○さん、どうやら社内恋愛をしてるみたいなの」とか、直接相手に関係のない話題でも、とにかく話をしたがるものです。 というのも、女性は会話を分かち合うことで相手との愛情を深めようとするからです。その手段として、電話はとても大切なのです。会えないなら、なおさら電話への思い入れは強くなります。つまり、「電話=愛情」で、電話の回数や時間の長さによって、相手の愛情を測ろうとしてしまうのです。
★男性と女性とでは、電話に対する認識の差が、非常に大きいから、まずは、それを知っておくことです。このことを無視して彼を責めると、相手はげんなりします。最悪の場合、別れが訪れることになりかねません。 そうならないためには、「女性は用がなくても電話で話したり、つまらないことでも聞いてくれるとうれしい」ということを教えてあげればいいのです。さらに、「週に何回くらい電話するのがあなたにとってはいい感じ?」と相手の意向を聞いてあげる。これは賢いやり方です。 ただ、男性が忙しく、電話をしようと思っていても、疲れて家に帰ってきたらそのまま寝てしまったということも、あるかもしれません。 だったら、イライラしながら電話を待っていないで、自分から電話をすればいいのです。そのときのポイントは、「大丈夫? いま、疲れていない?」のひと言を忘れないことです。 彼にとって電話は面倒くさいということも、忙しくて疲れていることもわかっている。それでも、「ほんのちょっとでも声が聞きたかったの」というニュアンスを込めるのです。 こうして気づかいなしに、いきなりベラベラ自分の話したいことを話し出すと、彼はきっと、「うるさいな、こっちは疲れているんだよ」と思うことでしょう。 ですが、「いま、大丈夫?」と言われると、たとえ疲れていても、「別にいいよ」という気持ちになるものです。人間の気持ちというのは、そういうちょっとしたひと言があるかないかで、ずいぶん違ってくるのです。 そして、とくに用件がない場合には、こんなひと言。 「別に用はないのだけど、少し話がしたくて」 「ちょっと聞いてほしいだけなんだけど」 こう言われれば、男性は「そうか、じゃただ聞いていればいいんだな」と気が楽になるのです。 ★男性は相手に何か言われたり、聞かれたりすると、それに対して「ちゃんと答えなくては」と考える律儀な面があるので、逆に「聞いてもらえるだけでいい」と言われると、安心するわけです。 また、話はできるだけ早く切り上げることです。これが男性への優しさです。さらに、電話を切るときには、このひと言を忘れないことです。 「疲れているのに、ごめんね。でも、声が聞けた安心した」 面倒くさいですか。ですが、彼に「電話で話す」という面倒を押し付けるのですから、女性も気づかいが大切です。
★押し付けがましくない電話をかけられるようになれば、恋愛上級者です。 ★「疲れているのに、ごめんね」のひと言は絶対に忘れないでください。 |
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