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デートの約束をしていたのに、当日になって彼から「急な仕事がはいったので」ということで、ドタキャンされたという経験はありませんか。 彼が仕事で忙しくてかまってもらえない。デートの約束をすっぽかされたという愚痴をこぼしたことのない女性を探すのが大変なほど、恋愛では定番とも言えるシチュエーションです。 ★ここでは、仕事を優先する男性との上手な付き合い方についてご紹介しましょう。
★多くの男性にとっては、仕事は優先順位のいちばんにきます。 たとえば、急の残業があったとき、やはり男としてはデートの約束よりも仕事を優先してしまうのです。ですが、デートの約束をしたときには、彼もあなたに会うのを楽しみにしていたことはたしかです。 ですから、「愛される女性」を目指しているあなたなら、そんな男の気持ちや立場を理解してあげましょう。そして、「私と仕事と、どっちを取るのよ!」「どうせ私のことなんて、どうでもいいんでしょ!」と言って責めたり、ひがんだり、すねたりしてはダメです。 こういうセリフを耳にすると、男性の心は間違いなく遠ざかります。ひょっとすると、「じゃあ、いいよ、別れよう」ということになる恐れがあります。
こうした場合、道は二つあります。 「付き合う相手を替える」か、「いまの彼を応援する」かです。
★相手を替えたほうがいいのは、お互いの価値観が大きく違う場合です。 たとえば、あなたは共感し合えるパートナーシップを大切に考えているとしましょう。 ですが、彼は何を犠牲にしてでも仕事を優先するのが当たり前で、女はその後方支援さえしていればいいと思っている。このような場合は、根本的に人生観が違うので、付き合いを続けていくのは難しいかもしれません。 たとえ、こうした価値観の違いに目をつぶって付き合い続け、結婚したとしても、なかなかうまくいきません。あなたとしては、「結婚したら彼もきっと変わるに違いない」と思いたいところでしょうが、実際にはその逆のパターンのほうが多いのです。 しかし、たいていの男は多かれ少なかれ、家庭という土台があるから仕事に打ち込めるとか、家族みんなを養っていくためには、もっと仕事をがんばらなくてはと思っています。 つまり、男が仕事を優先するのは、ほとんどの場合はまったく悪気がなくて、むしろ、「将来のことを思えばこそ」というケースが多いのです。程度の差こそあれ、大半の男性がそう考えているはずです。 こんな男の考えをあなたが理解していなければ、話は平行線です。お互いに足を引っ張り合って成長できないでしょう。だったら、違う相手を選んだほうが早いのではないでしょうか。
では、上手に「彼を応援する」には、どんなことに気をつければいいのでしょうか。 男性は女性に責められたり、すねられることをいちばん嫌います。 「仕事と私とどっちが大切なのよ」と言われると、「うるさいな。こんな子、選ばなきゃよかった」と思うものなのです。 なぜなら、心の中で「女性はヒステリックだ」という思いが強いからです。そして、「こんな調子では、結婚したら大変だ」と思って、そう遠くないうちに別れを考えるようになるでしょう。 しかし、ここでもし女性がこんなひと言を、サラリと言ったらどうでしょう。 「そうか、仕事忙しいんだ。残念だけど・・・がんばってね。でも、体には気をつけてよ」 男性はこう思うはずです。 「なんて、いい子なんだ!」 彼も、仕事でデートをドタキャンするときには、「ホントにすまない」「かまってあげられなくて悪いな」と思っているわけです。そこで、「大変だろうけど、がんばって」「体に気をつけて」と女性が言ってくれたら、男性はどれほど救われることでしょう。 ★きっと、「ああ、こういう女性と結婚したい」と思うはずです。
女性としては、ちょっとさびしいかもしれませんね。 こんなときには、「がんばって」と言った後にひと言、付け加えるのです。 「じゃあ、仕事が一段落したらデートしようね」 「いつぐらいなら落ち着きそう? 仕事が落ち着いたら、一緒にディズニーランドに行きたいな」 また、こんな軽いリクエストでもいいでしょう。 「仕事で疲れて、毎日大変だろうから、3日に1回、十分だけ話さない?」 「『元気?』のひと言でもいいから、メールだけでも毎日くれるとうれしいな」 つまり、私は、仕事が忙しいあなたのことをちゃんとわかっています。尊重しています。でも、ちょっとだけこんなお願いしてもいい? という気持ちを伝えるのです。 ★こんな気づかいに、男性はあなたが想像する以上に感激するものです。 ただ、リクエストする際は、漠然とした言い方をするのはNG。 「○○しよう」「○○してほしい」とできるだけ具体的にリクエストしたほうがいいでしょう。 「じゃあ、そのぶん、ゴールデン・ウィークに旅行しない? それまで私も仕事、がんばるからさ」といった感じがいいでしょう。 しつこいようですが、仕事に打ち込んでいる自分を否定されてうれしい男性など、いません。だから、そんな彼を理解し、応援する態度が重要なのです。その上で、ちょっとしたお願い、「これならできる」というようなハードルの低いリクエストをするのです。 そんなことをしたら、ますます彼が仕事にのめりこんで、かまってくれなくなるのでは、と心配になるかもしれませんが、結果的には、恋の勝利者になれるのは、この方法なのです。
★仕事に打ち込んでいる彼にすねてみても効果は少ない。 ★恋の勝者になるために、「理解ある女」になろう。 |
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