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カップルの中には、メールや電話の連絡回数が少ない、デートも月1回程度、お互いの日常生活には干渉しないなど、淡白でクールな恋愛関係が成り立っている人がいます。 二人とも干渉や束縛をされず自由に生きたいタイプであれば、いい相性であるし、距離感も適度にあって長続きするカップルになれるのでしょうが、現実には、こういう組み合わせの恋人は少ないはずです。 いずれにしても、女性は構ってほしい生き物なので、彼氏から嫉妬されることによって、自分が大事にされているか、愛されているかという部分を計ったりします。嫉妬というのは、女性にとっては恋愛に必要な要素なのです。 ★ですが、嫉妬をかき立てすぎたり煽るような駆け引きが行き過ぎますと、愛想を尽かされる恐れがありますので、やり過ぎないように注意しましょう。
★恋人である間は、デートの誘いも適当に断るなどして、心理的にも物理的にも距離をおくことが大切で、できるだけミステリアスな部分を残し、すべてをさらけ出さないことです。 誰でも好きな人がいて恋愛に火がついているときは、いつまでも一緒にいたいし、いつも近くで話していたいと思うのは当たり前でしょう。 好きだという気持ちが強すぎる女性の中には、会いたいという気持ちが先立って、男性の都合にすべて合わせてデートに応じるようなサービス精神の旺盛な人がいます。 男性から、深夜に突然、「今から来いよ」と呼び出され、終電がなくてもタクシーで駆けつけたり、「今からすぐに行くから」などと部屋に押しかけられて、体の関係を求められたり、必要なときだけ都合よく呼び出されるなど、簡単に言ってしまえば「都合のいい女」状態になっている女性もいます。 たとえ、恋愛中のカップルであっても、お互いの好きレベルには違いがあり、その違いが大きいと、相手の気持ちをコントロールできるため、横柄になったり、軽く扱うようになり、本命にはなかなか昇格できません。 このような結果になるのは相手の言うままに従ってしまうからです。 そのためには、「一緒にいるのが当たり前」という認識よりも、「いつも忙しいけどたまに遊んでくれる」という状態のほうが恋愛価値を高めることができます。また、心理学的にも、恋愛感情は会えない日や遠距離で離れている時にこそ、自分勝手な妄想によって相手に好意を抱くようになるとい原則があります。 たとえ時間に余裕がありヒマであっても、相手の要求を言うがままに受け入れるだけだと、都合のいい女になってしまうので注意することです。「今日は友だちと飲みに行くから」と言って、デートの誘いを断るのもいいでしょう。
★最近ではメールだけでなく、lineなどでも、時には返事を遅らせることが効果的です。また、電話などの連絡頻度を減らすのも焦らして嫉妬させるには、同様の効果があります。 連絡が遅くなったりすると、人は「他に好きな人ができたのかもしれない?」とか「嫌われてしまったのかな」などと心配したり不安になったりします。 普段、頻繁にメールやlineを交わしている彼氏や彼女から、突然返事が来なくなったりすると、ちょっと心配になりますが、人は、日常的なことや習慣的な出来事が何の前ぶれもなく急に途絶えると、誰でも気になるものです。 たとえば、いつも会うはずの人と会わなかったり、いつも話しかけてくれる人が話しかけてくれなかったりすると、なぜかそのことが気になってあれこれ考えてしまうものです。 たいていは何事もなく、しばらくすると、また普段の日常に戻るわけですが、それでもなぜか気になるのが人間の心理というものです。 一時的にせよメールの返信がストップしている間というのは、相手はあなたの事をいろいろ考えて心配もしていたはずです。ごく当然のことが当然ではなくなると、人間は不安になってしまうものです。 そうなると、たいていの人は、その事に対して意識を集中する時間が増えてきます。 実は、相手を焦らして嫉妬させる方法のコツもここにあると言えます。 ただし、メールは相手の顔が見えない分、ちょっとしたことが原因で誤解を生む可能性があります。このため、交際して間もない相手やぎくしゃくしている関係の相手にこのテクニックを使うことはオススメできません。 交際も順調で、ある程度お互いを理解し合えている恋人同士で、メールによる予想外の展開で相手の意識をさらにこちらに向かせたいときに使うのがいいでしょう。 正直、このメルテクは駆け引き的要素が強いので、少々勇気のいるテクニックなのかもしれません。 しかしその分、相手に対して今まで以上にあなたを意識させる効果が期待できます。これは、間違いないです。 以前よりデートの誘いが増えたり、優しさや思いやりを感じられるようになったら、この作戦は大成功といえるでしょう。
★仲の良い男友達を彼氏に紹介するなどして、男友達とだけしか分からないような親密な話題などをしゃべって、彼氏に嫉妬させることができるかもしれません。 いつものように、毎週デートを決まったようにしていると、いつの間にかマンネリ化して会っていても胸がドキドキしないし、何よりも刺激がなくなり、恋愛感情があるのかどうかさえも、自分で分からなくなる時期があります。 同棲などをしていると、いつでも性的欲求を満たせるし、自分の所有物程度にしか考えなくなるほど心が麻痺してしまうものです。 彼氏としては、自分が一番よく彼女のことを知っていると思っていたのに、自分の知らない彼女を見せることで、彼氏も危機感を持つことでしょう。 あるいは、「次の日曜日、合コンに行くことになったので忙しいから会えない」と言ってみるのもいいでしょう。 実際に相手を探しに行くと言えば、ケンカや別れ話に発展する可能性がありますので、会社の付き合いでとか、友達の付き合いでとか、人数合わせという理由で合コンに参加すると言えばいいでしょう。 彼女が合コンの相手から声をかけられたり、お茶に誘われそうになったら、嫌でも気になるはずです。「オレの彼女だから、他の男には興味はないだろう」などと余裕であぐらをかいている態度から、「もしかしたら俺以外の男に脈ありなのか」などと危機意識を持って前よりも優しくなるかもしれません。 ただ、彼氏に見せつけるように、ボディタッチやスキンシップをされながら笑顔で他の異性と仲良くしすぎると、嫉妬の限界を突破して、あっという間に冷めてしまうこともあるので注意しましょう。
★男性は、他人に汚されていない純潔性のある女性を求めているため、過去の男性遍歴を語ることは、思った以上に男性の脳を刺激し、嫉妬心を抱くのは間違いないでしょう。 元カレの話をされたら、嫉妬しない彼氏はいないでしょう。言葉では嫉妬していないと強がっていても、心の中は穏やかではないはずです。 男性としては、結婚すれば彼女と子どもを将来にわたって養うことになるわけですから、少しでも元カレのことを思っているようであれば、ひょっとしたら、自分の子どもではなく他人の子どもを養ってしまう危険性があるかもしれないと本能的に思ってしまいます。 ですから、男性によっては、彼女の過去の恋愛経験を語ることで一歩間違えると、喧嘩に発展したり別れにもつながりますので、相手の性格を見極めた上で嫉妬させることが大切です。 また、元カノのことを話したがる男性は、自分の価値を高めて嫉妬させたいか、あるいは今の彼女に満足していない可能性があります。 男性は結果的に振られたとはいえ、一度は価値の高い女性と交際した事実があると、自分の男性としてのレベルはかなり高いのではないかと勘違いしてしまいます。 こういう勘違いをしていると、自分とちょうど釣り合いの取れた女性と出会ったとしても、彼には「オレの値打ちはキミより高いのだが、とりあえず今はつき合ってやるよ」という慢心した気持ちが潜んでいます。 当然、そのような意識は自然と言動に表れ、横柄な態度になり、「オレはレベルが高いのだから、もっと尽くしてくれ」と無言の催促をするようになるのです。 要は、モテない男ほど、昔の彼女の自慢をして嫉妬させようとしているのです。
★女性は趣味を通して、新しい出会いや経験をたくさん得ることができますが、彼氏は、自分に関心が薄れたことを不安に感じ、嫉妬心が強まるだけです。 男性は、恋愛をしていても、あくまでも生活の一部であり、趣味、仕事、遊びなどと並列の関係にありますが、女性は、恋愛によって生活のすべてを占めるようになり、彼一色に染まってしまう本質があります。 男性もそのことを知っていますから、恋人が自分に夢中にならず、自分以外の新しい趣味を見つけて夢中になってしまうと、内心穏やかではありません。 趣味であるだけに、他の男性に目移りしたわけではないので、やめるようにも言えず、一人で悶々とするしかありません。 もし、それでも、彼氏が冷たい態度を取るようなら、恋愛に依存しすぎていたのかもしれませんので、改めるいい機会になるでしょう。 また、仕事で忙しそうにするのも、嫉妬させる方法としては、いいかもしれません。 「しばらく仕事が忙しそうだから、連絡はできないよ」とか「今日は、職場で仕事の打ち上げで飲み会があるんだ」などと、素っ気ない態度を取るのもいいでしょう。 彼氏としては、自分より仕事のほうが大切なのだと思ってしまうだけでなく、仕事でキャリアアップすれば、自分からますます遠ざかるように感じ、彼女に嫉妬してしまうでしょう。 |
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