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@ 感情を表現することについて慣れていないだけなのに、それを頑固に自分のやり方にこだわっていると誤解し、男性を鈍感だと非難する ほとんどの男性は、女性があまりに頻繁に「鈍感」、「冷たい」、「無神経」と決めつけるので、腹を立て、傷ついています。男性が鈍感だというのは神話にすぎないということを分かってほしいのです。 それどころか、男性は女性と同じくらい敏感で、ある意味では女性よりも繊細ですが、自分が感じていることがわからないだけなのです。 それで、あなたが「どう思っているの?」と聞くと、彼らはうわの空の返事をしたり、自分で自分の気持ちがわからないことを認めたりするよりも、「別に何も」と答えるのです。 A 女性は、男性も自分と同じくらい気持ちがわかるものだと思い込んでいる ほとんどの女性は自分が感じたことを感じたように表現できます。というのも、女性は男性よりも長く訓練を積んできたからです。恋人や夫に女性と同じようにしろと期待するのは間違っているのです。 短時間で自分の気持ちをきちんと把握し、自分の隠れた感情をつねに見抜き、不安や弱点を気楽に打ち明けるのは、男性には大変なことなのです。ただし、男性は感情の世界を自由自在に操れるようにはなれない、と言っているのではありません。 B 知的な発言ができる男性は、感情もきちんと表現できると誤解している とても知的で学歴も立派、仕事でも成功している雄弁な男性なら、自分の気持ちもきちんと言えるだろうとあなたは思い込んでいませんか。そんな男性に出会ったことはないでしょうか。 確かに知的な男性に出会って話をしてみると、雄弁で鋭い感性を持ち、哲学、心理学、宗教に造詣が深く、どんな話題にもついていけ、いろいろと教えられることも多いはずです。 女性としては、こういう男性は、とても感受性が豊かで、表現力もたくみですので、一度は恋をしてみたいと思うのも無理はありません。 最初の2、3回のデートなら、何もかもがステキな彼に見えることでしょう。食事に行き、人生の意味について知的で素晴らしい議論もあり、彼は詩を引用して、愛を語ってくれるかもしれません。 ですが、3回目か4回目のデート後には、自然と「何か変ではないのかなあ」と思い始めることでしょう。彼の話には、自分の意見や分析は披露しても、「自分がどう思っているか」とか「自分がどう感じているか」については、一切話さないからです。 つまり、男性というのは、頭の中で思考回路をめぐらし、それを表現することは巧みであっても、自分の感じたことを話すのはひどく苦手だということです。 自分の知識を駆使してしっかりものが言えると、女性としては言葉づかいの洗練された男性であるように思えるかもしれませんが、現実には、ごく単純な気持ちを表現するのさえ苦手な子どもと同じだということです。 |
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