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たとえば、夫婦ゲンカをしても、男性は自分の気持ちをきちんと言葉で表すことができないため、そういうダメな自分に対する不安を隠そうとして、妻との話し合いを避けることもあります。そんなときには、お互いの気持ちがうまく伝わるように工夫することが大切です。 @ あなたの気持ちを一度全部ぶちまけ、返事を期待して、恋人や夫を途方に暮れさせてはいけない。あわてずゆっくり話しましょう。そして、話の要点を明確にしましょう 英語を学習中の外国人に英語で話しかけるとしたら、あなたはゆっくりとひと言ひと言はっきりと話すでしょう。恋人や夫と話をするときも、それと同じです。なにも、教養のない人に話しかけるように、男性に話しかけなさいと言っているわけではありません。 とりとめもなくダラダラ話すよりも、あわてずに言いたいことをはっきり言ったほうが役に立つと言っているのです。これで、彼は途方に暮れずにすみ、自分の気持ちを確かめる時間が与えられるのです。 沈黙があるのは悪いことではありません。それを言葉で埋め尽くすのは逆効果です。ときどき恋人や夫が黙り込んでも、それはあなたを無視しているのではありません。彼は頭の中であなたから受け取った情報を整理し、自分の感情と接触させようとしているのです。 ★悪い言い方 「煮え切らない人ね!」と彼を非難し、彼がその気であろうとなかろうと、自分の言ったことに対して返事を要求する。彼が返事をするまで、ギャーギャー騒ぎ立てて家中をついて歩き、「私の言うことを聞いてくれない」と言って泣きわめく。 ☆いい言い方 「ねえ、いろいろ言ったけど、ちょっとびっくりした? 一休みしましょう。そうすれば落ち着いて、またちゃんと話し合えるわ。愛しているのよ。だから、この問題もきっと片がつくわ」 A 恋人や夫を理性の世界から感情の世界へ移動させる手段として、彼の体に触れる、手を握る、腕に手を置く、抱きしめるといった方法をためしてみましょう 彼を自分の感情に気づかせる方法としては、これはもっとも即効性があり、ときによってはもっとも簡単なものでしょう。男性は肉体的な反応が強いので、あなたが体に触れれば、彼は純粋に論理的・分析的で感情をまじえない思考パターンを抜け出し、もっと感受性が鋭く傷つきやすい状態に変わることができます。 彼が自分の気持ちを言ったり、あなたの話を聞いたりするのに苦労しているのに気づいたら、「ちょっとの間しゃべらないで」と言ってあげましょう。そうすれば、ほんの短い間に二人の会話のエネルギーを知的な闘いから愛情あふれたやりとりへと移動させることができます。 |
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