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★女性にはときに「予想に反するようなスリルの演出」が必要なときがあります。 その意味で女の心をひらくには、サスペンス劇場のように、「これからどうなるのか」という期待と不安の入り混じった心理状態のさせることです。 女は一見、弱虫でこわがりかもしれませんが、本能的にハラハラドキドキの好きな人種です。つまり女はサスペンスを期待しているのです。だから期待にこたえて、ときに不安とスリルを与えましょう。そうでないと、女は退屈してしまいます。 誰もがうらやむような恵まれた境遇を、自分から破壊してしまう女性がいますが、これは退屈という病気にかかった結果です。 ★つまり生活が平和すぎて、スリルもサスペンスもないと、女は無意識のうちにそれを求めて、危険や破滅の渦中に飛び込んでいく習性があります。 だから、ときにそれを満足させてやるテクニックや演出も必要なのです。 といっても、テレビドラマのような、犯罪がらみの演出をしろというのではありません。決まりきった日常の行動を、ほんのちょっと変えることによって、そこに突如として心理的サスペンスのある状況が生まれてくるものです。 たとえばデートの約束の時間に遅れたことのない人なら、わざとちょっと遅れてみるとか、いつも彼女の前で穏やかな顔しか見せていないなら、たまには「今日は部長とやりあってしまったよ」とこわい顔をしてみせるのも一つの方法です。 そうすることで、彼女に一種の不安、心配を与えると、かえってそれが頼もしい男と感じさせることになるかもしれません。 ラブホテルの前まで誘導してきて、女性が「きっとここへ入ろうっていうだろうな」と思っているようなとき、知らん顔して通り過ぎるという手を、モテる男はよく使うそうです。 そこに来るまで、女の心の中は不安や期待が入り混じった状態ですが、そこでアレッ?と思うような意外性を提示してやると、混乱し興奮するのです。それが思惑どおりにコトを運ぶコツです。 女性はデートしても何も起こらない、安全パイであることがはっきりしている男性は好みません。何かが起きるのではないかという気配、緊張感のようなものが、男と女の間には絶対に必要なのです。 デートの行き先を明らかにしないで、グングン車を飛ばすのも効果バツグンです。「この人は変なさころに連れ込むようなことは絶対しないわ」と心の中で信じようとしても、不安がこみ上げてきます。 ★このように、「不安でたまらない」と女に言葉も言わせるテクニックを使えば、離れられない仲になるのです。 |
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