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いろいろな男性と付き合ってきても、いまひとつピンとこないし、友達関係になっても「彼こそ、運命の人だ」という感覚にならないという女性はたくさんいるでしょう。 初めての恋愛の相手がまさに「運命の人」で、何の障害もなく結婚へ突き進んだという幸運な女性もいるかもしれませんが、現実には、たいていの人は、いくつかの恋愛を重ねながら、次第に「自分にぴったりの人」を見つけていくものです。 ★ですから、恋人はこういうタイプの人だと執着しなければ、運命の人に自然と出会えるものです。
★まず、運命の人かどうかは、自分の性格と自分が求めるものをしっかり見つめることが大切です。 その上で、たとえば、甘えん坊の人には、どちらかというと年上の男性がいいでしょうし、意地を張るタイプの人には、いわゆる、穏やかな男性がいいでしょう。 ただ、そういうときに、「私はそんな性格ではありません!」「そういう男性は私は嫌いです!」と反感を持つ女性は、意外に多いです。 こういう女性は、「私はどんな男性と合いますか?」などと言いながら、本当は自分の中に「こんな男性が合うはず」という思い込みが強くあるものです。ですが、そうした思い込みは、付き合う男性の幅を狭めてしまいます。 そして、いつも同じタイプの人とばかり付き合うことになり、成長しません。 ★第一、いろいろなタイプの人と付き合ってみなければ、「どんな人が自分に合うのか」に対する答えは見つからないはずです。
もちろん、人にはそれぞれ「好み」があるから、嫌いな人と付き合う必要はありませんが、もし自分にぴったりの相手を探したいのなら、「これまでは男らしくリードしてくれるタイプの人とばかり付き合ってきたけれど、次は人の話を優しく聞いてくれるタイプの人にしよう」というように、少し路線を変えてみるのもいい方法です。 すぐに深い関係になるという意味ではなくて、2〜3回デートをしてみるのです。とにかく、変な思い込みは捨てて、いろいろなタイプの男性と接してみるのです。 誰かに「彼、いいんじゃない?」と紹介されて、一瞬、「自分のタイプじゃないな」と思っても、「でも、こういうタイプも悪くないかな」と考えるようにしましょう。 ★違うタイプの男性と付き合うことで、いままで気づかなかった自分の意外な一面を発見することがあるからです。 たとえば、自分では「甘えたいタイプ」と思って年上の男性とばかり付き合ってきたのに、年下の男性と付き合ったら、実は意外に「リードしたいタイプ」だということがわかることもあるでしょう。 もちろん、逆もあります。 とくには年下の男性もいいかなと思って付き合ってみたけれど、「やっぱり、私には年上の男性が合う」と再確認することだってあります。
★実は、これはとても意義深いことです。つまり、自分に本当に合うタイプを知るためには、逆に自分に合わないタイプを知る必要があるのです。 ポイントは、「自分にぴったりの人に巡り合うためには、そうでない人とも付き合ってみる」ということです。 たとえば、あなたがパスタのペペロチーノが好きで、そればかり食べていたとしましょう。ですが、それでは本当にペペロチーノが好きかどうかわかりません。 クリームソース系や、トマトソース系のパスタも食べてこそ、初めて「やっぱり、私ペペロチーノが好きだわ」とわかるわけです。 また、ひょっとすると、食べず嫌いをしていただけで、実はクリーム系のパスタのほうが、口に合うかもしれません。要は、恋愛もいろいろテイスティングすることが大切なのです。 ですが、自分では「いつもと違うタイプ」を選ぶのは難しいかもしれません。そういう場合には、友達に聞いてみるのもいいでしょう。女性でも男性でもいいから、自分のことをよく知っている人に、「私って、どんなタイプが合うと思う?」と聞いてみるのです。 そこで「こういうタイプの人がいいんじゃない?」と言われて、また反論したくなるかもしれませんが、そこで「何言ってるの! あなたって私のこと、全然わかっていないのな」と反論して得をすることは、何もありません。 「そうかな。じゃあ、そういう人、紹介してくれる?」 こう言える人こそが、「自分に本当に合う人」を見つけられるのです。
★恋愛もテイスティングが大切です。 ★いつもと違うタイプの人と付き合うことで、自分の意外な一面に気づける。 |
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